あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2023年05月02日(火)
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なんやかんやで小さくなった🐬にめちゃくちゃ懐かれた🌸と沸点激低🦈(ジェイ監)
※稚魚化注意
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posted at 21:57:26
お許しが出たのだから、これからは遠慮なく本気で彼女に向き合うとしよう。
可愛い可愛いうさぎを手に入れる為に、さぁ、まずは何から始めようか。
砂の獅子と林檎の女王の静かな戦いが、今幕を開けた。
「……っ!?」
「? どうしたんだゾ?」
「……なんだか悪寒がして……」
「オーララ」
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posted at 21:45:20
彼女が自分以外の手を取るはずが無いという、確信がこのライオンにはある。だからこんなことを言えるのだろう。だが、
「……面白いじゃない」
壁は高い方が越え甲斐があるというものだ。
「絶対って言葉は嫌いなの」
悪友に笑ってみせる。
「その言葉、後悔するんじゃないわよ」
「言ってろよ」
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posted at 21:45:20
デートにでも誘ってみたら良いじゃねぇか」
「いいの? 遠慮しないわよ」
言うと、ライオンは勝手にしろと尊大に腕を組んだ。
「お前がいくら口説いたところで、アイツが俺のものだってことは変わらない。それにアイツが俺以外を受け入れることは絶対にねぇよ」
自信……いや、違う。確信だ。
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posted at 21:45:19
造作だけは良いのに勿体ない。
「欲しくなったって言ったら……どうする?」
「……」
そう言うと、皺はより深く刻まれた。予想通りの反応だと思ったが、
「好きにしろよ」
「え?」
ライオンは唇に弧を描くと、面白そうに目を細めた。
「アイツが欲しいのなら、口説くなり何なり好きにしろ。
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posted at 21:45:19
彼女に視線を移し、
「可愛いわよね」
「は?」
「あの娘」
彼が淹れた紅茶や、お茶請けのビスケットを美味しそうに食べている彼女。素直で温和で、一緒にいるとこちらまで笑顔になってしまう。
「ねぇ」
「……」
悪友に顔を戻すと、美しく整ったその顔にはくっきりと皺が刻まれていた。
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posted at 21:45:18
「お前の用件はなんだよ」
長い足を組んだライオンが、不機嫌そうに頬杖をつく。
「あら、一緒にお茶会を楽しもうと思って声をかけたとは思わないの?」
「悪いが、欠片も思わねぇな。……何企んでやがる」
悪友の言葉に、思わず笑みが零れた。そして離れたテーブルで自分の腹心とお茶をしている
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posted at 21:45:17
想像して、それが簡単に予想出来て笑ってしまう。
「……楽しみだわ」
真っ直ぐ前を見て歩き出す。誰よりも美しく、誰よりも誇り高い眼差しで。
◆◇◆
「……で?」
「で? なによ」
ふくよかな香りの紅茶を飲むと、深い味わいに息が零れる。やはり、ここのメーカーの茶葉は素晴らしい。
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posted at 21:45:16
「今日のお茶会にあの子も呼んでちょうだい。ついでに、あのライオンも」
「あぁ、それは良いね! 最高の紅茶を淹れよう」
アンタのプリンセスはアタシの大事な子なのよと、あの悪友に言ってしまおうか。それから今知ったばかりの、この感情も。
それを聞いたライオンがどんな顔をするか。
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posted at 21:45:16
そう。それくらいの娘でないと張り合いがない。自分の隣を歩くならば。あの、うさぎのような。
「さすがだね、そんなキミが美しいよ」
「当然ね。アタシを誰だと思ってるの」
割れた鏡は戻らない。
けれど、また新しい鏡を見ることは出来る。その鏡に映るのは、最高の自分でなければ。今度こそ。
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窓の外の、もう先の方を歩いている二人を見て微笑む。
まぁ、この感情も悪くないんじゃないかしら。
「このアタシを待たせるなんて良い度胸だわ。そんなプリンセス、こっちから願い下げよ」
そう一蹴して、目を細めた。
「アタシが自分から迎えに行って、思わず跪きたくなるくらいの娘でないとね」
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posted at 21:45:14
どんなプリンセスだ、それは。
彼の、これは慰めではないだろう、腹心の本気の言葉に次第に可笑しくなって、ついに笑い出した。
「おや、何かおかしなことを言ったかな」
「アンタが変なことを言うのはいつものことだわ」
「それは失礼を、我が毒の君」
おどけたように一礼する腹心を、それから
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posted at 21:45:13
幼い子供を見守るような、そんな柔らかなものだった。
「大丈夫、キミのプリンセスはすぐ傍にいるさ」
その言葉に面食らうと、彼は唄うように、
「もしかしたら森を抜けて、今は谷を越えている頃かもしれない。いや、ドワーフ達と歌って踊っているのが楽しくて、遅れているのかもしれないね」
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posted at 21:45:13
遭っているのだから。優し過ぎて自分のことに無頓着なあの娘の世話を焼くのは、嫌いではなかった。
大事な妹が悪友に取られた、そんな感情だったはずなのだが……。
さぁ、今はどうだろう。
「我が毒の君」
「なに?」
腹心の方を向くと、彼は微笑んでいた。けれどいつものような笑みではなく、
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posted at 21:45:12
彼女に手を差し伸べられた、悪友が。
決して、彼女にそういった感情を抱いていたわけではなかったはずだ。確かに好きだし親愛の情はあるが、それは妹に対するようなものだった。
お人好しが過ぎるあの娘が、なんだか放っておけなかった。ちょっと目を離すと、誰かの何かに巻き込まれて大変な目に
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posted at 21:45:11
彼を好きになって、彼に寄り添った。ただそれだけ。
けれど、ただそれだけのことが、ずっと諦念と寂寞に囚われていたあの悪友の心に安寧をもたらした。そして、彼を未来を変えた。あの何の力も無い少女が。
「……あぁ、なるほどね……」
思わず乾いた笑いが零れた。
そうか、羨ましかったのか。
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posted at 21:45:11
彼には結構好き勝手言えるし、向こうもそうだろう。
彼の境遇を知っても、同情することはなかった。彼を取り巻く様々な柵、それらを無くしてしまったら、それは彼ではないから。
そんな彼を救い上げたのが、彼女。
彼女は決して救ったという意識はなく、ただあの悪友を好きになっただけだろう。
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posted at 21:45:10
エスコートと言えば聞こえは良いが、あれは完全に周りへの牽制と自分が触りたいだけだ。
「おや、気に入らないのかい?」
「そうじゃ…………」
否定しようとして、考える。
気に入らないのだろうか、二人が恋人同士なことが。
長い付き合いだから、それに今更遠慮するような間柄でもないから、
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posted at 21:45:09
クルーウェル先生と学園長がカッコよく活躍するエピソードずっと待ってる…🪄✨
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posted at 21:37:47
私をダンスのパートナーに選んだことと関係してるだろう。考えれば考えるほど自惚れそうになる。
❈❈❈
それから現役王子様による社交ダンス講座が始まった。
社交ダンスは広い場所でする必要がある。部屋数は多いし二人で住むのには広すぎるオンボロ寮は家具があったりで、
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posted at 20:37:40
「このダンスパーティーへの参加は男女ペアであることが必須条件だ。そんなモンお前以外ならありえない話だ」
高鳴る鼓動を抑えるように、胸元に手を置いて私は頷いた。
「分かりました。お願いします」
彼にはなにか考えがあるような気がする。賑やかな催しに参加するレオナさんが珍しすぎるからだ。
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posted at 20:37:39
ただのパーティーじゃない。獣人族が主催するダンスパーティーだ。もちろんどんな種族も参加可能。参加は任意だから断るつもりだったが、お前となら参加するのも悪くない」
「え…?どういう意味…?」
「ほんとに分からねぇか?」と言いながら、レオナさんの指が私の頬を撫でた。
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posted at 20:37:38
…分かった。お前がそんなに言うなら教えてやる」
「ほんとですか?!」
「ああ。だが、一つ条件がある」
「…っはい。なんでしょう?」
「一ヶ月後、俺と一緒にパーティーに参加してもらう」
「パーティー?それってもしかしてダンスパーティーですか?」
「ああ。だが、
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王族のことも、それらのマナーやルールも生まれた時から教えられてこないから、生まれながらの王族の人達より何倍も努力しなければいけない。レオナさんのそばに居るためには。だから、ダンスを覚えたい。レオナさんに教えて欲しいんです」
顔を上げると、彼の瞳が揺れていた。
「なるほどな。
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「理由を言ったら、レオナさんダンスを教えてくれますか?」
レオナさんはふと考える仕草をした。
「理由次第だな」
「なんかその返しはズルいですね…」
レオナさんはふっと口の端を上げた。
私は意を決して言葉にする。
「…っレオナさんの隣に立っていたいからです。私は異世界人で、一般人だし、
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posted at 20:37:36
「うん。変かな?」
「いや、似合ってるぜ。だが、なんでヒールなんか履こうと思った?」
彼の問いかけに、私はなんて答えようか悩む。本当のこと話そうか。
「…えっと、綺麗にヒールを履きこなして社交ダンスが出来るようになりたくて…」
「へぇ?なるほど。なんでだ?」
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ゆあまい新刊の本編全文公開しました!お休みの間にでも☺️
新刊は本編に加えて書き下ろしを収録してます。5/13当日は本編の小話を展示予定です。今から書きます……
向こうの彼女の不屈なライオン | しらたまねこ #pixiv www.pixiv.net/novel/show.php...
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posted at 20:02:36
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特定のクリエイターの利益を著しく阻害する行為について多数お問い合わせいただいております。
状況を鑑み、ユーザーの皆様には先立って改定する内容の一部をお伝えいたします。
サービス共通利用規約・ガイドライン類改定の事前のお知らせ
www.pixiv.net/info.php?id=9522
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ちなみに、双騎とパライソの間にも二人に何か事件があったと思うんですが といわれて、そのお話は現状無いですけどわたしの中でももう一つあることになってます と回答しました にこ☺
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posted at 08:44:21
本当にパライソと双騎しか見ていないはずなんだけど、その2つでそこにたどり着くの つるまるのおおくりからくんフルボッコに対する考察らしいんだけど 読み解く力がある人はそこまで読めるのかすごいなと
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posted at 08:41:10
歴史がすきでゲームはあんま知らないお友達、無料配信でパライソ見てくれてて双騎見たいとのことで円盤を渡したらすぐ見てくれて、とてもおもしろかったすごかった、ところでこの本丸は過去にリーダーが死んでしまう事件があったりしますか?と言ってきて、え その話わたししましたっけ??となった
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