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Favolog ホーム » @greenhouse_rika » 2013年10月
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2013年10月30日(水)

りか @greenhouse_rika

13年10月30日

言うなり濃厚なキスを仕掛け、舌を絡ませたオレの背中を、託生の手がすーっと撫で上げた。
「同じだね、ギイ」
口唇を触れ合わせたまま悠然と微笑んだ託生に、オレは一瞬で煽られた。

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posted at 20:51:39

りか @greenhouse_rika

13年10月30日

「それを追求して、オレが欲しいとかなかったのか?」
「うん。全然」
あっさり、ばっさり言われて、力が抜けた。
オレは、出張中、四六時中、託生が欲しかったぞ!
キョトンとオレを見ている託生に、まだまだなのだと思い知った。
「託生」
「なに?」
「オレは、落ち着いてない」

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posted at 20:51:28

りか @greenhouse_rika

13年10月30日

「託生くん?」
「あー、やっと落ち着いた」
「は?」
にっこり笑った託生は可愛いが、この中途半端に置き去りにされたオレをどうしろと?
「ギュッてするの習慣みたいになっていたみたいで、出張に行っている間、落ち着かなかったんだよね」
「ぎゅっ?」
「うん、そう」

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posted at 20:51:17

りか @greenhouse_rika

13年10月30日

「ギイ……」
「ん、なんだ?」
振り向いたと同時に、託生がべったり抱きついてきた。
条件反射で、背中に回ったオレの腕と、超元気になる下半身。
なのに、ついっと下半身を離し、その分重力に誘われた上半身がオレの肩にかかり、右足を後ろに下げ託生を支えた。
「託生……」
「うー」

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posted at 20:51:05

2013年10月26日(土)

りか @greenhouse_rika

13年10月26日

口唇を合わせ、誘われた遊びに戯れ、彼を引き寄せた。
重ねた口唇が「積極的だな」と笑う。
「……ぼくだって、我慢限界だから」
余裕があったのは、そこまで。
茶色の瞳が熱く変化したのを見た瞬間から、ぼくは……ぼくの体は輪郭を無くした。

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posted at 21:09:15

りか @greenhouse_rika

13年10月26日

「なぁ、託生」
「うん、なに?」
「お前、いつの間に、そんな技を身につけたんだ?」
「そんな技って?……わっ!」
「オレを悶々とさせつつ、我慢限界まで色気を増大させる技」
「………ギイ、落ちたんだ」
「このやろ。……あぁ、落とされたよ。覚悟しろよ」
「望むところ」

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posted at 20:58:16

2013年10月09日(水)

りか @greenhouse_rika

13年10月9日

「あぁ、深く考えても理解はできないと思うぞ?」
「そういうもんか?」
「お袋にとっては、そういうもんらしい」

タグ: Life

posted at 20:45:09

りか @greenhouse_rika

13年10月9日

「……へ?」
「それだけ心地よい音楽を奏でているってことだろ?」
「うん?そう言われれば、そういうことかな……」
「だから、遠慮なく寝てくれ。お袋、喜ぶから」
「なにかが違うような気がするんだけど、それは俺の気のせいか?」

タグ: Life

posted at 20:44:57

りか @greenhouse_rika

13年10月9日

「招待してもらって、すごくありがたいし、お前の母ちゃんに会えるのも嬉しいんだけど」
「なんだって?」
「俺、たぶん寝ちまうような気がするんだよ」
「は?」
「だからさ、すごく失礼なことしてしまうだろうから、申し訳ないけど………」
「寝ているのを見ると、嬉しくなるって」

タグ: Life

posted at 20:44:44

りか @greenhouse_rika

13年10月9日

「ハリー、これ」
「ん、なんだ?」
「お袋のコンサートがあるんだ。それで、ハリーに来てもらいたいからって、チケットを預かってきた」
「………あのさ、お前の母ちゃんってバイオリニストなんだよな?」
「あぁ」
「クラシックの」
「そうだな」

タグ: Life

posted at 20:44:35

2013年10月08日(火)

りか @greenhouse_rika

13年10月8日

手のひらで、口唇で、絡む足さえも、託生を感じているのに、まるで霞のように消えてしまいそうな恐怖感。
また暗い闇に吸い込まれそうになり、抗うようにオレは託生を求めベッドに沈んだ。

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posted at 07:07:39

りか @greenhouse_rika

13年10月8日

「汗かいたのなら今更だよね」
「え………?」
汗で冷えたオレの頬に手を伸ばし、託生が囁く。
首筋に託生の熱い吐息と柔らかな口唇の感触を感じたとたん、すがるように引き寄せ、自分の体の下に引き込んだ。

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posted at 07:07:30

りか @greenhouse_rika

13年10月8日

繰り返される絶望感。心が空になり、オレの体がただの器のように感じる一瞬。
「ギイ?」
「ちょっとシャワー浴びてくるよ。起こしちまって悪かったな。託生はこのまま寝てくれ」
ベッドをおりようとしたオレの上に託生が滑り込むように乗り上げ、オレの肩を押し戻した。
「託生?」

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posted at 07:07:21

りか @greenhouse_rika

13年10月8日

「なにか、怖い夢でも見た?」
「…見ていたかもしれないが、覚えてない
「そういうことあるよね。目が覚めたと同時に忘れちゃうの」
邪気のない表情に、心配ないと微笑み返す。
しかし、オレが忘れるわけがない。託生がゼロ番を出て行くあの光景を、今まで何度も夢で見、何度飛び起きただろうか。

タグ: Reset

posted at 07:07:07

りか @greenhouse_rika

13年10月8日

どうして、ここに?
そう口に出そうとして、うっすらと現実を思い出す。
心配そうに揺らぐ瞳はあの頃と同じなれど、薄暗い部屋に暗順応してきた視界に映るのは、十年の時を経てこの腕に戻ってきた託生だ。
………あぁ、そうだ。今、託生はここにいるんだ。

タグ: Reset

posted at 07:06:55

りか @greenhouse_rika

13年10月8日

「……ィ……ギイ……!」
肩を揺さぶられ、暗く哀しいドロ沼に沈みこんでいた意識が覚醒し、ハッとして目を開けた。額に浮かぶ汗が冷たく米神を流れる。
自分の乱れた呼吸が、他人事のように耳に届いた。
オレを覗き込む心配そうな瞳に、ギクリと体が硬直した。
「たく……み……どう………」

タグ: Reset

posted at 07:06:45

2013年10月04日(金)

りか @greenhouse_rika

13年10月4日

「やらんぞ!どこぞの男に、大切な娘を………ぐはっ!」
「はい、運転中は前を見てね、ギイ。それと、子供達の邪魔するんだったら、離婚ね」
「…………はい」

タグ: Life

posted at 21:01:06

りか @greenhouse_rika

13年10月4日

「今は、お腹の中にいるけどさ。将来、恋をして、ぼくと同じように、次世代の子供を宿るんだなぁって思ったら、人間の神秘だよね?」
「…………え?」
「だって、女の子なんだから、そうだろ?」
「……………宿るってことは、馬の骨と………(ブツブツ)」
「ギイ?」

タグ: Life

posted at 21:00:52

りか @greenhouse_rika

13年10月4日

「でも、一人で抱え込むなよ?お袋や絵利子だっているんだし……オレも男だから、よくわからないことばかりだけど、助けてくれる人間はいるんだから」
「うん。実際にわからないときは、お義母さんに聞くことになると思う」
「そっか」
「でも、不思議だよねぇ」
「なにが?」

タグ: Life

posted at 21:00:40

りか @greenhouse_rika

13年10月4日

「いや。それより、託生、大丈夫か?」
「うん、なにが?」
「ほら、女の子って、初めてだろ?」
「う……ん。不安と言えばそうなんだけど……男として育ったんだし、大樹も一颯も男の子だし。でも、赤ちゃんって、そんなに変わらないかなぁって」

タグ: Life

posted at 21:00:27

りか @greenhouse_rika

13年10月4日

「大樹の言ったとおり、女の子だったね」
「だな。女の子用の服とか、色々揃えなきゃあな」
「あ、でも、絵利子ちゃんが、女の子だったら着せたいのがたくさんあるから、今度持ってくるって言ってたよ?」
「………リボンとフリルが満載の服だろうな」
「え、なに、ギイ?」

タグ: Life

posted at 21:00:12

2013年10月02日(水)

りか @greenhouse_rika

13年10月2日

「ヤローの下着をコレクションするような、マニアックなヤツがいるとは考えたくないが、一応ギイの耳に入れておくか。あぁ、頭が痛い」

これと言って、続きません。

タグ: その他

posted at 15:01:48

りか @greenhouse_rika

13年10月2日

「とにかく、まだ無くなるようなら風紀委員として動くから。ギイには僕から言っておく」
「うん、わかった。とりあえず、今日は乾燥機が終わるまでここにいていいんだろ?」
「あぁ。じゃ、僕は急ぐから」
バタン。

タグ: その他

posted at 15:01:29

りか @greenhouse_rika

13年10月2日

「なに?」
「ギイに言ったか?」
「言ってないよ。この頃、帰ってくるの消灯後だし」
「あのな、こんなときこそ、ギイに言え」
「どうして?」
「葉山の気のせいじゃないんだったら、寮内での盗難だろ?」
「あ、そうか」

タグ: その他

posted at 15:01:14

りか @greenhouse_rika

13年10月2日

「お前さん、いつまでここにいるつもりだ?」
「乾燥機が終わるまで」
「どうして?そんなに暇なのか?」
「うーん、じゃなくて、なんだか洗濯物が減っていくような気がするんだよ」
「………は?」
「ぼくの気のせいかもしれないんだけどね」
「服か?」
「ううん、下着」
「…………葉山」

タグ: その他

posted at 15:00:52

りか @greenhouse_rika

13年10月2日

「朝?!」
「起きてすぐに洗濯機を回して、朝食を取りに行く前に乾燥機に放り込むんだ。30分もすれば乾くから、朝食の帰りにここに寄って持って帰れば効率がいいだろ?」
「それで、赤池君って洗濯物が溜まらないんだね」
「そういうことだ。ところで、葉山」
「なに?」

タグ: その他

posted at 15:00:24

りか @greenhouse_rika

13年10月2日

「あれ、赤池君?」
「葉山、洗濯か?」
「うん。今日はなにもないから、今の内にやっておこうと思って」
「やれるときにやらないと、すぐに溜まってしまうからな」
「でも、赤池君を、この時間にランドリールームで見るのって初めてのような気がする」
「基本、僕は朝に洗濯をするから」

タグ: その他

posted at 15:00:11

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