シロ@〆最新章済
- いいね数 157,029/153,618
- フォロー 623 フォロワー 2,191 ツイート 796,410
- Web http://twpf.jp/siro_xx
- 自己紹介 自我とソシャゲのスクショ。作品は各サイトで 支部→http://pixiv.me/mih カクヨム→http://kakuyomu.jp/users/siro_xx メッセージボックス→http://privatter.net/m/siro_xx giftee→http://giftee.com/u/siro_xx Misskey→@siro_xx@nijimiss.moe
2011年04月25日(月)
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
「iDOLLA」の全編Appendミク版が4/28よりシングル配信!音源も再調整・Offvocalもあります。karent.jp/album/700 ミクモバより携帯用DLもできます。
タグ:
posted at 20:19:04
@fall0rain 「ただ……次に、生まれた、時は ……こんな、最期にならない、ように。私みたいな、馬鹿な、……人狼に、出会わない、で、……幸せ、に」
それが、その獣の最期の言葉。後にはただ、折り重なって死んだ二人の亡骸が*残るだけ*。
タグ:
posted at 17:14:07
@fall0rain ああ、でも。愛しい人の肉を喰らって死ねるなら、それはとても幸せなことだと。金髪の、哀れな獣は笑う。「…………すまない、……すまない……愛していた……いや愛している……。こんな私を、許してくれなんて言わない……ただ」
タグ:
posted at 17:13:40
@fall0rain 「あぐ……っ!?」獣の身体がびくりと痙攣する。姿を保てなくなり、弱々しい人の身に戻ると、ぜえぜえと荒い息を吐きながら愛しい人の顔を見た。濁った空色。奪ってしまった命。それを悔む言葉の代わりに赤い、あかい血が喉奥から零れて。ひゅう、ひゅと呼吸さえままならない。
タグ:
posted at 17:13:13
@fall0rain 泡のように零れた血は至高のワイン。ワインと肉の相性は最高で、その味に理性を失った獣はがつがつと乱雑にそれを食い漁る。何か言いたげに動く唇を読み取れないまま、ただただ貪って。いつもならば美味しい所を全部食べつくしてから去るのだが、今回はそうはいかなかった。
タグ:
posted at 17:12:27
@fall0rain できることならば、…隣で笑っていた時の、"ディーン"の顔を覚えていてほしい、だなんて。(……我侭だな) サイラスの身体を押さえつける腕の力は強く、サイラスの骨が軋むほどに強くその身を圧迫する。一度、上を仰ぎ。それから、その白い喉へと喰らい付いた。*
タグ:
posted at 16:29:01
@fall0rain 「……ああ……。本当に、すまない、最期まで……」目を閉じたのを見届けると、腕に力を篭める。すると、人の姿を保っていた部分もみるみるうちに狼のそれに変わっていく。……この姿を、見られなくてよかった。本当に、それだけが救いだった。
タグ:
posted at 16:28:49
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
だいたい、「地震の時にATMのお金が盗まれたみたいに、お金を稼ぐのには発想の転換が必要なんだ」って例えられたけどそれは犯罪だと思う。言いたいことは解らなくもないけどそんな例えしかできない時点で不信感しか募らない。。
タグ:
posted at 16:01:46
売上が上がらないんだから休日も出勤するのが当たり前でしょ頭固いんじゃない?的なことを社長に言われたけれど、自分が平日にできなかった分の尻拭いをするのと会社が代休も有給も設定しないまま休日出勤を義務付けるのとは話が違うと思う。
タグ:
posted at 16:01:27
@fall0rain 「痛いか……。怖い……か」わかってる、そんなこと表情を見ればわかるのに。「すまない、なるべく苦しまずに……本当はそれこそ、誰に殺されたのかも解らないくらいに一瞬で……」"殺すつもりだったのに"。「……サイラス、目を、閉じてくれ。今度こそちゃんと、終わらせる」
タグ:
posted at 16:01:13
@fall0rain 舌の上で噛み千切った指を転がす。硬い骨に柔らかい肉が少し。骨付きチキンよりもずっと、ずっと、甘くて美味。その味が獣の本能を呼ぶが、頬に触れる感触で辛うじて人の心を保っていられた。「……すまな、……すまない、本当に……っ」赤く染まった頬が、涙で洗われていく。
タグ:
posted at 15:22:08
@fall0rain 「すまな、……」なんで。それを、今のこの状況のことだと思い込む。信じられないだろう。悔しいだろう。今これから、殺されることが。なのに、頬に触れる指が……優しく感じられて。押し倒したあと、まずはその指先から喰らおうと牙を立てる。優しさを飲み込むように。
タグ:
posted at 12:57:37
@fall0rain 目を、合わせてはだめだと。見てしまったら、きっともう殺せないと。抑えが効かないと思うのに。「サイラス……」空色の瞳を、見てしまった。愛しさが溢れ出して、涙に、食欲に変わる。「すま、な……すまない……」獣が襲い掛かるように、その身体を押し倒そうと。
タグ:
posted at 12:41:17
@fall0rain 「――っ…!」震える声に、狙いが狂った。本当は、一撃で楽にしてやるつもりだったのに。立てた牙は、肩口に傷をつけるも致命傷には到らない。殺したくない、美味しそうだ、二つの感情に挟まれて、紫の瞳が濡れた。「サイ……ラス…」ぽた、と。傷ついた肩の上、雫が落ちる。
タグ:
posted at 12:21:46
@fall0rain 怯えた様子に一瞬、掴んだ手の力が緩む。大丈夫か、と……いつものように髪を撫でたくても、自分の手はもう人のそれではない。傷つけるだけの手だ。だから、堪える。「怖いか。……安心しろ、痛いのは一瞬だ」再び手に力を篭めて、彼の首筋にそっと、獣の牙を寄せる。
タグ:
posted at 12:04:43
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
@fall0rain (ガタッ うわあああああ知ってたよなんてそんな顔されたらディーンと僕の涙腺が崩壊する… おびえられたら逆にディーンは笑えるかもしれない。(やっぱり相容れない存在、叶わぬ恋だったんだ、ならばもう、いっそこの手で)みたいな。
タグ:
posted at 10:42:14