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大本薫 Kaoru Ohmoto

@sunamajiri

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  • 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
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2017年06月04日(日)

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月4日

アクィナスとか神学が最も肥大化したのがデカルトで、それを払拭したカントを面倒くさがると批判の矛先がわからなくなるよ、と親切丁寧にはじめて語ったのがハイデガーだったわけだが、世の中神学じゃあるまい、そんなこと当たり前じゃないか、と言っているうちに、訳がわからなくなったわけね。

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posted at 05:07:11

2017年06月05日(月)

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月5日

よい時間論やね笑(^-^)/ 堀江貴文氏「電話してくる人とは仕事するな」(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/article?a=2017... 体感時間が短く感じられる「ワクワクすること」だけで1日を埋め尽くすための真髄とは

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posted at 23:31:28

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月5日

イギリスだかで、1日が何百年にも感じるドラッグを投与する刑罰の話があったが、時間が短く感じられることと、退屈でもワクワクするというハイデガーの気分論に共通するのは、他人に振り回されることである感情(情動論)が、束縛的というだけね。

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posted at 23:41:58

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月5日

歳をとると、ぼーとしてるからか、あっという間に時間が過ぎて行く体感に変節するが、他人の目が気にならなくなるというのもありそうね。ハイデガーなら若い頃は死への先駆なのだが、晩年はそうした決意性なるものが、吹っ飛んでしまうからね。時間の方が加速してしまうような感じなのだろう。

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posted at 23:47:06

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月5日

そういえば日本の刑務所体験記 kiritampo.blog.so-net.ne.jp/ijime2 を読むと、ブラック企業の縮図というか、逃れられない人間関係を、自由刑としているんだよね。感情と気分は対立項だというハイデガー論理学でいうなら、人間関係ゆえの情動というのは、まさに刑罰ね。

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posted at 23:59:03

2017年06月06日(火)

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

しかし、歳とると時間が短く感じられるのは、人間関係というより、若い頃にある親との心理的葛藤が払拭されるからよね。多くの人は自分が親になるし、親にならないでも、自分の親が他界してしまう。そうなると一気に停滞していた時間が動き出すのだろうか?

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posted at 00:11:01

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

ハイデガーの場合、主著の『存在と時間』は先駆的決意性で未完化してしまうのだが、その数年後の29年のカント書では、こうした不整合が払拭されているのだ。この間に、ハイデガーが母親をなくしているのは、大きいのではないか? twitter.com/sunamajiri/sta...

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posted at 01:15:17

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

未完問題とは、ごく当然のことを一挙に語るための、順番を誤るということなのだ。順序性が誤謬していると一挙に語り尽くせなくなる。これが語り得ぬものなのだが、『存在と時間』、つまり先駆的決意性では語り得ていないのだ。twitter.com/sunamajiri/sta...

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posted at 01:19:22

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

カント書以後の形而上学批判期で、2つの事柄を弁別し、それを一挙に語る気分の話になるのだが、『存在と時間』ではそれを一挙に語るはずの第二部に、どうしても入っていくことができない。つまり語り得ないのだ。twitter.com/sunamajiri/sta...

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posted at 01:21:48

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

そして、この先駆的決意性によっては語り得ぬ時間をめぐって、根本気分が語られるとき、嫉妬など人間関係により束縛する情動論が全て払拭され、情動論に対する気分論という、ハイデガー特有の論理学が成立すると言っても過言ではない。

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posted at 01:23:23

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

情動論というとドイツ哲学のトラウマとなったスピノザを連想するが、情動論は先駆的決意性では払拭されない。情動論から気分論への論理的=形式的払拭はどのように起るのか。それがハイデガーの母親の喪失のように思えてならないのである。twitter.com/sunamajiri/sta...

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posted at 01:25:40

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

ところでホリエモンは、最初から情動=人間関係に振り回されないのだろう。いわば嫌な奴だが、それが憎めないのはなぜなのか。ちょうどウィトゲンシュタインですら途中から転回するものが、ハイデガーでは予め転回していた、ということを彷彿とさせる。twitter.com/sunamajiri/sta...

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posted at 01:30:52

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月6日

転回というのは情動論から気分論に突破することだが、模索とか葛藤とか探求というのは、それができない愚痴のようなものだ。だから探求=愚痴が、未転回というだけで、探求自体をしなければ、既に転回しているのだ。逆に、最近の悟り世代が気分から頽落して情動の話ばかりをしたがるのだとすると・・・

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posted at 01:47:07

2017年06月29日(木)

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

17年6月29日

@idein523 本来的時間とはカイロス(好機)だが、それはゾルゲから得られる(開示できる)か、という発問なら、否でしょう。ゾルゲ(関心)という実存論、つまり基礎存在論では、決意性(死)によって、非本来的時間が浮き彫りになり、沈黙するだけですね。口籠るわけです。これがメタ存在論への転回でしょう。

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posted at 11:45:16

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