高水ふくちょ🦎
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2013年04月01日(月)
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レフィス「ミシュダルが、またやらかしたらしい」ヘレン「え、あの人は牢獄にいたんじゃないの？」「脱獄した。俺は弟弟子として奴を止めなければならない。ジール名詠学校とも、お別れだ」「え……そんな……」(でも、レフィスだって辛いんだ、せめて笑顔で……)(まずい、無茶苦茶本気にしてる)
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posted at 07:24:45
レフィス「すまない、ヘレン。必ず帰ってくる」ヘレン「ううん、いつまでも待ってるから」(……ミオに聞いた話では午後にネタバレを行う様だが……罪悪感が……)「ヘレン」「？」「エイプリルフール……」「……はぁ!? レフィス！ちょっとそこに座りなさい！」「あ、ああ」「正座！」「」
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「ねえ、ネイト」「な、何？ シャオ。思い詰めてるようだけど、悩み事？」「それが…自分はクルーエルさんを好きになったみたいなんだ」「え…えええ!?」「一緒に居ると、胸が熱くなってしまうんだ。自分にもよく分からなくて。どうしたらいいかな」「え、ええと…(ボクが聞きたいよ)」
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(少し長い沈黙)「シャ、シャオ。あの、ボク、クルーエルさんの事が好きです。シャオも友達として好きだけど…やっぱりその相談には乗れな「うん、いいよ。嘘だもの」「え…」「とはいえ、自分はクルーエルさんと喋った事が無いから、すぐ見抜かれると思ったけれどね」「え？ あ…(頭を抱える」(続
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posted at 12:16:38
「ごめんね？」「シャオの馬鹿…」「ついでに言うと、アマリリスにも協力して貰おうかと思ったけど、言う前に断られたからね。彼女はエイプリルフール知ってたみたい」「エイプリル…？」「嘘をついてもいい日の事で、午前に嘘をついて、午後から謝るんだよ。面白いでしょ」「面白く、ない…」(終
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posted at 12:24:36
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「ねえシャオ。あなたの普段の頑張りに免じて、今日だけはネイトを譲ってあげるわ」「……！」「……なーんて、エイプリルフールでした！ 本気でそんなこと言うわけがな……ってもう居ない！？ ちょっと！ 待ちなさいシャオ！？」
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posted at 21:31:11
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「というわけでネイト」「何がというわけなの、どうして僕は壁に押し付けられているの！？」「クルーエルに『ネイトを好きにしていい』って言われたから」「それ絶対エイプリルフールの嘘だよ！ 本気じゃないよ！」「本気じゃなくても言質は取ったもの…ふふ」
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「だ、誰か…アーマ！ アーマ助けてぇ！」「…いや、その。……なんだ。ああそうだ我はミオに呼ばれていたのだった！ ではなネイト！」「裏切った！？」「……ふふふ」「い、いや…いやあぁぁあああぁあっ！！！？」
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posted at 21:44:08
「むっ。絹を裂くようなネイトの悲鳴！」「それ男の子の悲鳴につける形容詞じゃないと思うんだけど」「…いやほら、前にネイトを女装させた時があっただろう。あの時以来、俺の辞書の中では違和感という単語が意味を成さなくなっているのさ」
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posted at 21:50:22
「…あっそう。まあ確かにあのネイティ時のは可愛かったけど」「だろ？ ……ぶっちゃけお前よりも可愛らしかっあああああああいゴメンなさいサージェス様の方がよっぽど可愛らしくて美しくてたくまし割れる割れる割れ出る出る頭の中身にゅるって出ちゃああああああああぁああ助けてネイトオォォ！！」
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posted at 21:54:42
「…ということがあったわけよ！」「ああそりゃオーマが悪いわ」「わたし達みたいなか弱い乙女に向かってたくましいとか！」「本当ムカつくね！ミオもそう思うでしょー？」「…うん、まあエイダもサージェスも、ちょっと鏡見てきなよ……」「本当ミオの言う通りね」「キリエが言えることでもないよ？」
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posted at 22:03:26
「――ミオよ、我をこんな教室に呼び出して何の用だ？」「うんとね、ネイト君からの伝言があるの」「…ネイトの？」「うん。伝えるね！ "…… 絶 対 に 許 さ な い "」「…嫌な予感しかしないから我は帰らせてもら…窓に鍵だとッ！？」「…ごめんねアーマ！」「待てッ、何故逃げるおい！」
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「――料理の神よ。本日の糧に感謝します」「…こっ、この声は……まさか…！」「今日こそいただくわ、一つ目岩モドキ蜥蜴！」「キ、キリエ！何故ここに…さてはネイト！謀ったな！」
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「何をごちゃごちゃ言ってるのか知らないけれど、今日こそ三枚下ろしよ！ さあ覚悟なさい！」「おのれネイトおぉ！そしてオチか！さては我がオチなのか！」「いただきまああぁす！」「ぬおおおぉっ！！来るなああぁぁああっ……！！」
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「あの、オーマさん。」「ん？どうしたネイト。」「どうして、さっきの新しいクラス委員決め、女子が決まった途端辞退なんかしたんですか？」「ああ、そのことか…」「はい。クルーエルさん、わたしと一緒にやるの嫌になっちゃったのかなって落ち込んでました。」「うお、それは悪いことしたな…」
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「…いや、実はさ。」「はい。」「…俺、前にサージェスにこっそり言ったんだよ。『次のクラス委員、一緒にやらないか』って。」「ああ、それでサージェスさん、今回急に立候補なんてしたんですね。」「…でも、あいつ面倒見いいとこ以外は、クルーエルと色々似てるだろ？」
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「だから、『この新学年新学期の忙しい時には、経験者がクラス委員をやるほうが適当だろう』ってケイト先生が判断したらしくてさ。途中、二人が廊下でた時それとなく、サージェスは今回、降りてくれないかって言われたらしい。」「…でも、なにもオーマさんが辞退することは…」「ま、そーなんだけど…
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「でも、約束守れなくなっちゃうしな。二人でやろうって言ったわけだし…だから、その責任をとるってのが理由の半分。もう半分は…」「もう半分は？」「…いーや、やっぱり言うのやめた。」「ええ？！」「冗談だよ。…なんかほら、お前とクルーエルに任せたくなったんだよ。お前はまだ慣れないかもだが
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「そこら辺は、クルーエルと協力してまた頑張ればいいさ。なんなら俺も手伝ってやるから。な？」「…はい。」「今でも十分頑張ってるお前に、これ以上頑張れとか言うのはちょっとひどいかもしれないけどな。」「そ、そんなことないですよ！」「そか？…ありがとな。あ、そうだネイト。」「はい？」
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「ねえ、サージェス。あんた最近何してんの？」「おや、エイダ。何って、何が？」「とぼけても無駄だから。…最近、あたしが祓矛の手入れとか訓練とかで外出てる間、部屋でなんかやってるでしょ？」「…ふ、気づかれてしまっては仕方ないわね…」「で？なにしてんの？」「…プレゼントのお返し、よ。」
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カインツ「今日は嘘をついていい日らしいよ、イブマリーなにかある？良い嘘」イブマリー「あなたの事が好きでした・・とか」カインツ「本当かい！！！」イブマリー「嘘の話って言ってたでしょ！！」 pic.twitter.com/Gmofaq7jW7
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「プレゼントのお返しい？」「そ。…夏にね、名詠の実技テストあったでしょ？専攻色の花を、三つ以上同時にめいしろってやつ。」「あー、あったね。それで？」「…その時、オーマがくれたのよ。詠んだ花を。…まったく、らしくないことするわよね。」「…へえ」
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「あんたってそんなにオーマと仲良かったっけ？」「そりゃあ、クラスも専攻色も一緒なら仲良くもなるでしょ。」「それにしても、花をプレゼントとは…オーマもやるねえ。」「課題が始まる前、やたらと好きな花を聞いてきたから怪しいと思ったら…まさか贈り物されるとはね。」
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「で、お返しのプレゼントを用意中と。なにあげるの？」「…秘密」「部屋に黄色い毛糸のクズが落ちてたんだけどなー手編みの何かかなーと思ってたんだけどなー」「…なんでこんな時だけ勘が鋭いのよ。」「祓名民だからね。あたしの目は誤魔化せないよ。」「まったく…マフラーよ、マフラー。
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「最近寒くなってきたし…男子は外に出て遊ぶ機会、これからも女子に比べたら多いだろうから…」「ふーん…そっか。ねえサージェス。それ、完成したらでいいからさ。あたしにも教えてよ。」「いいわよ。……あげる相手アルヴィルさん、だっけ？」「な、ななななんであいつなんかにっ！」
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