高水ふくちょ🦎
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2013年08月26日(月)



「…クラウ?何をしてるの(怪訝」
「何で気づくかなあ…僕は気づかなくていいところで気づく君が不思議でたまらないよ(溜息)」リィン
「それは、何?」
「きれいだろう?アルタの瞳みたいな青を出すのは苦労したんだ(にぃ」
「クラウが綺麗だからって理由だけで何かするとは思えない」
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posted at 03:46:35

「一応僕だってキレイなものをキレイと思う感性はあるよ。まぁ、これに限って言えば…そうだね、簡潔に言えば爆弾かな?(にこり」
「なっ…!」
「それも人間たちの作る粗悪な火薬じゃない、僕が丹精込めて仕上げた氷魔法さ。やっぱり青といえば氷だよね」リン
「それをどうするつもりなの」
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posted at 03:47:15

「森の奥の泉に落としたらさぞかし綺麗な氷の鏡ができるだろうね。雑踏のど真ん中で落としたら、それはそれは綺麗な人の群像ができるよね?(くす」
「そんなことはさせない!(暗器を構える」
「嗚呼、そんなに殺気立たなくてもいいのに。これは君の同行者たちにプレゼントする予定なんだから」
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posted at 03:47:40

「なぜ…なぜ自分を苦しめるの?自分があなたに何かしたの?(一涙」
「そうだね、したと言えばしたんだよ。アルタは僕を忘れ去った。そして未だ彼女を助けようと動いて、更には同行者となった。僕が君を憎むのも仕方ないだろう?(冷笑」
「……それなら、自分を憎めばいい。彼らは――っ!」
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posted at 03:48:26

「そう、それだよ。僕がいちばん君を憎々しく思う理由。どうしてアルタ、君は利他的なんだい?自分の幸せを求めたっていいじゃないか。どうして誰かのために動こうとする!(激昂」
「そ、そんなの、わかるわけがないじゃない!自分だって幸せになりたいよ!だけど、だけどっ何かが邪魔を――!?」
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posted at 03:48:42

「…邪魔?そうか、なら邪魔を取り除けばいいよね。とりあえず現在時点だと邪魔といえば君の同行者たちだ。全てはその後考えればいい。アルタ、待っててね(歪んだ笑顔」手から青いガラス玉が滑り落ちる
「だめぇええ!!」ザクッ
リィィインッ
「全く捨て身とはね。君を殺すはずないのに」
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posted at 03:49:15

補足説明。クラウが精製した氷魔法の爆弾はビー玉みたいな感じで、手に複数個持ってる。だからぶつかってリンリン鳴ってる。最後落としたのはその先に同行者、つまり黄昏PTがいて気づいてない=魔法直撃なので思わずアルタがぶった切った。最後はアルタに反応してクラウが危ないから結界張った。
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posted at 03:51:54

そういえばTRPGのクエストとかで、過去に渡るクエストとかあったら面白そうだよね。魔術師と姫の過去をそこで知るって言うクエスト。で、重要アイテム手に入れるとか!
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posted at 14:44:03
2013年08月27日(火)

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【マイリスト】【初音ミクAppend (+リンレン)】C:S:I.C.【オリジナル】 nico.ms/sm10606593 #sm10606593
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雨降る窓の外を眺めるイブマリーと、それに気付いたカインツ。「雨が好きなのかい、イブマリー」「……別に」「もうそろそろ止みそうだね」「そうね」「虹は見れるかな?」「さぁ?」っていう何でもない会話が浮かんだ夜中。多分、イブマリーは虹が見れるんじゃないかって眺めてたんだよ。きっと。
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posted at 01:35:32

「おとうさん、雨ふってきちゃったね」「…そうだね」「………おさんぽ、いけないね」「……行きたいかい?」「……いきたかった」「…よし、じゃあお母さんに傘を届けに行こうか」「おさんぽで?」「おさんぽで!」「いく!」「それじゃあ準備しておいで」「はーい!」
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posted at 01:38:37

―――――――――
「ネイトは雨は好き?」「きらい!」「どうして?」「おさんぽいけないもん」「でも、今はお散歩出来てるよ?」「…ぬれるもん!」「でも、水たまり踏んでいくの好きでしょ?」「……おとーさんもきらい!」「あっ、酷い」
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posted at 01:41:46

「おとーさんは、雨すきなの?」「うーん。お父さんもあんまり好きじゃあないかな」「どうして?」「綺麗なお星さまも、朝の暖かい太陽も見れなくなっちゃうから」「でもたいようあっついよ?」「朝の太陽はね、特別なんだよ」「ふーん…」
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posted at 01:46:04

「じゃあおかーさんは雨すき?」「お父さんには分からないなあ。お迎えしたら一緒に聞いてみようか」「うん!」「よし、じゃあ駅まで競争だ!」「あっ、おとーさんずるい!」
――――――――
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posted at 01:49:35

「お疲れさま、イブマリー」「おかーさん!」「…傘、持ってきてくれたんだ」「忘れて行ったのは知ってたからね」「おさんぽでもってきたよ!」「ありがとう、ネイト」「うん!」「あれっ、僕には労いの言葉は無し?」「ああカインツ、重たいからこの荷物持って」「扱いが酷いよ!」
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posted at 01:58:30

「そうだ、おかーさん」「なに?」「おかーさんは、雨すき?」「あら、どうして?」「おとーさんとはなしてたの!おとーさんは雨きらいだって」「あら。意外ね」「ねえ、おかーさんは?」「お母さんは、雨は好きよ」「えー、なんで?」
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posted at 02:06:27

「教えてほしい?」「うん!」「じゃあ教えてあげるけれど、その代わりこれもお父さんには教えちゃ駄目だからね」「わかった!」「お母さんが雨が好きなのはね――」
「だってお母さん、虹が好きなんだもの」
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posted at 02:09:35

「ふぅ、資料見つかってよかった。――っクルーエルさん!?(だっ」
「…ぁ、ネイト。風邪ひくよ、早く寮に「それはこっちの科白です!こんな雨の中何してるんですか!わっ手冷たい!」
「うん…空を、眺めてたんだ。なんだか、ぜんぶぜんぶ、流されて綺麗になる気がして(空を見上げ」
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posted at 02:29:41

「だからってなんでこんなに雨脚の強い日にっ」
「だからだよ?体温がどんどん消えていって、視界もきかなくて、世界にわたし一人になったみたいな気持ちになるの(微笑」
「クルーエル…さん……(茫然」
「それにほら。こうやって、きみが迎えに来てくれる。すごく、あったかいよ(にこり」
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posted at 02:32:43

なみだはみえないし、きみは迎えに来てくれるし、冷えたからって手をつなげるし。だから雨は好き。
そう思って、曳かれるままに歩き出しながら――花が咲くようにふわりと笑んだ。
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posted at 02:34:34

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