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ツイッター文学賞

@tb_award

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2013年01月08日(火)

三月うさぎ(兄)(素人) @march_hare_bro

13年1月8日

「青い脂」ウラジーミル・ソローキン (河出書房新社) #tb候補作海外 まあ、これが海外編のトップに決まりじゃないでしょうか。ラストの力まかせの脱力感はただ事ではないっす。

タグ: tb候補作海外

posted at 00:08:28

三月うさぎ(兄)(素人) @march_hare_bro

13年1月8日

「地図集」董啓章 (河出書房新社) #tb候補作海外 宣伝文句ではない正真正銘のマジックリアリズムで香港の虚構性を発見した作品だと思うのです。

タグ: tb候補作海外

posted at 00:12:23

三月うさぎ(兄)(素人) @march_hare_bro

13年1月8日

「野生の蜜」オラシオ・キローガ (国書刊行会) #tb候補作海外 特殊版元の国書刊行会ならでは。判型も特殊なら内容も特殊で紹介が難しい。批評的なクリシェで括って読んだ気になるのを許さない短編集。

タグ: tb候補作海外

posted at 00:17:04

じぐ @ziglid

13年1月8日

松浦理英子「奇貨」 中年男が十歳年下の女性とシェア・ハウスする。ふたりは夫婦でも恋人でもない。友人活劇とレズビアンの話。中編「変態月」を併録 #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 00:48:52

lnʞnʞu®︎@闘病生活☀︎ @nkukul

13年1月8日

小田雅久仁 (2012) 本にだって雄と雌があります. #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 10:45:56

栂井理恵/Rie Togai @rtogai

13年1月8日

『パトロネ』(藤野可織/集英社)収録作品「いけにえ」が面白い。愚鈍な中年主婦が、賢しらな人々の理屈を超えて、偶然、美術鑑賞という行為の本質を捉えてしまう。奇妙なユーモアと価値観を変えられる不穏さに満ちている。悪魔の描写は朗読すると楽しそう。#tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 13:51:33

栂井理恵/Rie Togai @rtogai

13年1月8日

『燃焼のための習作』(堀江敏幸/講談社)記憶のなかを漂う探偵とアシスタントと依頼人のおしゃべりのお話。記憶を思い起こす過程を辿るような、読者の記憶も喚起するような、文章が心地よい。<記憶は別の記憶と交わらないと、記憶として動き出さない。>ってまさにその通り。#tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 13:55:21

豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

13年1月8日

セサル・アイラ『わたしの物語』(松籟社)。昨年読んだ小説の中で、もっとも驚き呆れた珍品的傑作です。 #tb候補作海外

タグ: tb候補作海外

posted at 22:34:56

アルマジロ dillo ひだか @dillo_dillo

13年1月8日

本谷 有希子『嵐のピクニック』(講談社)ぶっ飛ばされた。 どひゃ素晴らしい。脳内に断層ができて、回路がズレてつながっちまったような気がする。 ぶっとばされたり、吹っ飛ばされたりしてください。 #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 22:40:15

豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

13年1月8日

佐藤亜紀『金の仔牛』(講談社)。18世紀初頭、熱狂的な投機ブームに湧くパリを舞台にし、バブル経済のエレガントな風刺になっている歴史小説にして経済小説。主人公の恋人ニコルの可愛い暗躍ぶりに思わず頬がゆるみます。 #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 22:45:35

北村浩子 @nickyock

13年1月8日

朝倉かすみ『幸福な日々があります』(集英社)。はて、私、夫のこと、好きなのかしら、と戯れに自問し(てしまっ)た女性がこの本を戯れに手にとって読んでしまったら……と考えるとものすごく怖い。#tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 23:00:52

上村朔之助 @taikichiro

13年1月8日

小川洋子『ことり』(朝日新聞出版)題名と表紙で即買い。いい意味で期待を裏切られるストーリー。ある一文は何度も読み返した。 #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 23:03:27

EriQoo @erierifw

13年1月8日

カルロス・フェンテス『誕生日』作品社 永遠の女性ヌンシアと自分の分身との対峙。神秘的で読むたび新鮮な発見がある。 #tb候補作海外

タグ: tb候補作海外

posted at 23:08:23

EriQoo @erierifw

13年1月8日

ウラジミール・ソローキン『青い脂』 よくもここまで…と独創的なロシアをこれでもか!これでもか!と堪能できます。ここまで破壊力のある作品は滅多にありません。 #tb候補作海外

タグ: tb候補作海外

posted at 23:16:29

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鈴木sun @toshimasagtr

13年1月8日

#tb候補作国内 小川洋子「ことり」
じわーっと心にしみてきます。読後、人に優しくなれる気がしました。

タグ: tb候補作国内

posted at 23:28:42

2013年01月09日(水)

美結 @miyugreen

13年1月9日

皆川博子『双頭のバビロン』(東京創元社)2段組み540ページを読み終えることができるのか不安だった。ゲオルク、ユリアン、ツヴェンゲルと登場人物をノートに書きとめる。語り手や時代が交錯するので頭の整理。中盤を過ぎると読む速度は加速した。 #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 07:14:33

michi @by_michi

13年1月9日

窪美澄「晴天の迷いクジラ」(新潮社)三者三様の、母との、母としての自分、の呪縛。生きていればどうにかなる…簡単に言えても感じることは難しい。その重みを知る人からの言葉でなければ。親子関係が読書のテーマとして自分にあり、何冊か読んできたがこの本はよかった。好き。 #tb候補作国内

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posted at 17:08:11

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tenboudai @tenboudai

13年1月9日

『森の奥へ』ベンジャミン・パーシー(早川書房) #tb候補作海外

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posted at 23:39:47

tenboudai @tenboudai

13年1月9日

『祖母の手帖』ミレーナ・アグス(新潮社) #tb候補作海外

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posted at 23:40:07

tenboudai @tenboudai

13年1月9日

『燃焼のための習作』堀江敏幸(講談社) #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 23:40:28

2013年01月10日(木)

Tonton @tonton_ukishima

13年1月10日

経済小説と言ったらそうなんだけど、肝心の貨幣だの株だのに話に(自分が)全然ついていけてないのに最後まで楽しく読めてしまった。。。いつも思うけど佐藤亜紀の小説はいつもエレガントで美しい細工物のようだと思う。『金の仔牛』佐藤亜紀 著(講談社) #tb候補作国内

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posted at 00:37:48

Tsutomu Fujii @kawaibuchou

13年1月10日

『郊外少年マリク』マブルーク・ラシュディ、中島さおり訳(集英社)移民や低所得者の多く住むフランス郊外。そこに暮らす人間の悲哀や閉塞感を、主人公が自分の言葉で笑いを交えながら語るのがいい。でも段々と冗談で済まなくなる所が恐ろしくもある。真っ当な生き方って何だ? #tb候補作海外

タグ: tb候補作海外

posted at 00:44:11

Tsutomu Fujii @kawaibuchou

13年1月10日

『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン 、青木純子訳(東京創元社)軽やかに生きていたり、ぶっ飛んでいたり、さびしかったりする人たち(+猫)と住む世界がつながっていたら、楽しいような怖いような、どっちでもいいか、世界が終わるわけでもなし、という短篇集。 #tb候補作海外

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posted at 01:07:11

日々の泡 @Shoo998

13年1月10日

ワシーリー・グロスマン『人生と運命』全3巻 20世紀の「戦争と平和」とも称される、ロシア文学の超傑作。KGBに原稿を没収され今後200年は出版禁止とされた逸話がある。16年後、友人が秘匿していたマイクロフィルムが国外に持ち出されてスイスで出版。 #tb候補作海外

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posted at 02:38:19

かんざきしおん @ShionKanzaki

13年1月10日

皆川博子『双頭のバビロン』。頽廃の色濃い末世感あふれるベルリン、ウィーン、ハリウッド、上海の各都市を舞台に、奇妙な運命を辿ることになった双子たち。傍らにたたずむツウェンゲルと呼ばれる少年の登場のさせ方も巧妙。皆川作品の代表格として、今後も読み継がれてほしい一作 #tb候補作国内

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posted at 10:36:53

かんざきしおん @ShionKanzaki

13年1月10日

董啓章『地図集』。中国返還前の歴史に翻弄された香港という都市が主人公といってもよい表題作「地図集」。虚実相まった語りが、まるで蜃気楼をみるかのような幻想に誘ってくれる。 #tb候補作海外

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posted at 10:42:41

かんざきしおん @ShionKanzaki

13年1月10日

オラシオ・キローガ『野性の蜜』。謎の憔悴から死に至らしめた正体にぞっとする「羽まくら」、ご主人様の危険を察知し警告を発するも理解されない犬たちが哀しい「日射病」、2度も大事故に見舞われたフランドル人の非業な最期「ヴァン・ホーテン」など、悪夢・奇想が詰まった短編集 #tb候補作海外

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posted at 10:57:39

かんざきしおん @ShionKanzaki

13年1月10日

小説という括りでなければ、ぜひレーモン・クノー『棒・数字・文字』(月曜社)を挙げたいのだが、エッセイなんだもの。予備投票期間ということで、せめてひっそり呟いてみた。御赦しを。 #tb候補作海外

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posted at 11:53:03

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Tsutomu Fujii @kawaibuchou

13年1月10日

『老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る』ロバート・クーヴァ―、斎藤兆史・上岡伸雄訳(作品社)故郷ヴェネツィアに帰ってきた100歳のピノッキオをめぐる、とっても猥雑で滑稽な物語。ピノッキオの鼻が変化する理由は、嘘をつくからではなく、別の理由になっていて…強烈。 #tb候補作海外

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posted at 22:35:24

Tsutomu Fujii @kawaibuchou

13年1月10日

『ウエストウイング』津村記久子(朝日新聞出版) とにかく好き。 #tb候補作国内

タグ: tb候補作国内

posted at 22:44:04

Tsutomu Fujii @kawaibuchou

13年1月10日

『ぼくは覚えている』ジョー・ブレイナード 、小林久美子訳(白水社)「ぼくは覚えている」というフレーズではじまる、短いセンテンスが延々と続き、次第に語り手の人物像が浮かび上がる。読むのも書くのも簡単そうにみえて、難易度は高い。 #tb候補作海外

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posted at 22:52:05

Tsutomu Fujii @kawaibuchou

13年1月10日

『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ、細野豊訳(白水社)とぼけた味わい、でも怖い。足の臭いには気を付けたい。 #tb候補作海外

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posted at 22:54:53

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