Ken
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- 自己紹介 鈴木大拙と西田幾多郎と小林秀雄、海音寺潮五郎、白隠禅師、アランとカント、史記と十八史略あたりが自分の骨格です。 日本の9条改憲と核武装、株主資本主義の修正と就労世代の所得向上、出生率アップを尊ぶ中道左派を志向します。 愛と家族と個人の課題、交友の課題、そして仕事の課題で、望むゴールが現実に実現できたらありがたいです。
2012年12月15日(土)
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話①:
現在電力市場の自由化にむけ準備を進めているが、電力料金が上がることはほぼ間違いない。現状コスト的に原子力代替足りうるのは石炭火力しか無いが、火力発電を効率化の為に新造することは環境省が真っ向から反対している。そうすると電力はあがらざるを得ない
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posted at 14:48:44
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話②:
不安定な再生可能エネルギーの導入が促進されればされるほど、ユニバーサルサービスを担保するためにその分既存の電力会社は発電余力を担保しなければならなくなる。これもコスト押上要因になる。再生可能エネルギーの導入は電力料金の値上げとセットだ。
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posted at 14:51:54
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話③:
今は政府もマスコミも電力会社を既得権益に仕立て上げて重い負担を負わせているが、これは本当に危ない。電力インフラの崩壊を招きかねない。3E(energy, efficiency,environment)の優先付けをそろそろしなければ行けない。
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posted at 14:55:33
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話④:送配電分離は筋が悪い。電力会社に安定供給という重大な責任を負わせたままで、配電を完全解放するのは無茶。それで電力危機が解決するというのは夢物語。逆に停電を覚悟してまで送配電分離をするのなら話は別だが、そこまでの覚悟は国民に無いだろう。
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posted at 15:01:26
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話⑤:電力市場の自由化の裏は、電力会社の供給義務や料金規制がなくなるということ。電力料金があがっても、電力供給体制が縮小しても文句は言えなくなる。それがどういう結末を招くかはJRを見ればわかる。ペイするところでしかサービスが行われなくなる、
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posted at 15:06:57
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話⑥:天然ガスは石炭代替足り得ない。石炭4円/kwh、LNG11円kwhが現実。ガスを液体にして運ぶのはどうしてもコストがかかる。なので残念ながらシェールガスは日本のエネルギー問題の解決にそれほど寄与しない。アメリカに高く売りつけられるのが関の山。
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posted at 15:10:25
経産省の元同僚と飲みのこぼれ話⑦:日本の革新的エネルギー・環境戦略は世界中で笑いの種にされている。結局政府も、マスコミも、国民も、なんでも電力会社のせいにした結果、とんでもない自滅戦略が出来上がった。官僚としては遺憾だが仕方が無い。新政権には強く見直しを望む。
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posted at 15:13:22