エリン最後のゴーレム使い
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2015年12月22日(火)

陸で直射で榴弾投げつける装置としてはシャーマン105mmという良い物があった訳ですし、それに比べたら柔くて扱いにくいだけな感じがするT88HMCとは一体何だったのか? がちょっと見えたような気がして面白かったのです
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posted at 17:07:43

つまりT88HMCは、単にM18から快速自走榴弾砲を作ってみましたってな車両じゃなく、フロート付けて水陸両用化して上陸作戦で水上から105mm榴弾を日本軍の陣地にぶち込む大威力直射マシンとして開発された……ような感じがするのです。陸を駆け回って榴弾ぶち込むマシンというと少し違う?
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posted at 17:00:05

興味深い話が一つ。T88 HMCはM18の105mm榴弾砲装備型として知られてますが、実はこの砲塔はT87水陸両用自走榴弾砲のヤツなんですな。つまり普通のM18と違ってスタビライザ付。フロート装備しての水陸両用化が前提みたいな? pic.twitter.com/stC0Ur64o4
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posted at 16:53:19

ただ、いかんせん大改造であるので少々時間がかかって。履帯水掻き推進のT86が出来上がったのは44年半ば、さらにスクリュー推進のT86E1試作車は11月にやっと出てくる。さらに陣地潰しなら76mm戦車砲より105mm榴弾砲だろうとか(ここでT87が出来る)、色々弄り回してる間に終戦
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posted at 16:39:16

T86はちゃんと水陸両用戦車として作られただけあって、水上では時速10kmで航続距離100kmと、概ねLVTと一緒に行動できる能力が得られてます(フロートはその点まずかった)。そして陸上での機動性は、大きくで少し扱いにくい以外は元のM18と同等。つまりあの図体で70k/hで走る
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posted at 16:32:23

外付けフロートのほかに試されてたM18の完全水陸両用化T86なんですが、これは改良版という訳ではなく並行した計画だったようで。どっちが良いか比較検討したかったんでしょうね。こっちも水上射撃能力が考慮されてて、やっぱりジャイロスタビライザ装備で効果的な射撃が可能、と
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posted at 16:25:26

外付けフロートは操向とフロート分離メカニズムに少々難があったらしいものの、総じてそう悪い物ではなかったようで。44年春には250基が発注されます。ただこれは結局使われず終いだったと
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posted at 16:20:43

その点M18ならそこそこ大威力の砲を持ってて、そして割と軽いので首を水面より上にして浮かべるのもそう難しくない。彼らは上陸目前の水上からの射撃を考えていて、そのためにM18にジャイロスタビライザの搭載まで試したようです。試験では、これにより十分効果的な水上射撃が可能な事が示された
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posted at 16:04:26

何故米軍がM18ベースの水陸両用戦車を非常に欲したかと言えば、これには海兵隊の要求が大きかったようで。彼らは日本軍が防御陣地を敷いた海岸に上陸しなければならないし、そして海兵隊はいつも、それらを潰せる大威力直射火器が不足していたし。そしてDD戦車は水上からは射撃できない
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posted at 15:58:40

戦車自体を浮かせようとするから良くないのだ、カミ方式でフロートを分離すれば、あるいは、あるいは……
(フロートが引っかかる音) pic.twitter.com/9KS0KWV2hv
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posted at 15:44:59

機関銃キャリア以上の物を浮かせようとすると、だいたい薄らデカくてどうしようもない物になってしまうみたいな。あの超カッコイイM18でさえ、水陸両用化するとこうであり…… pic.twitter.com/Mj5KULCAM8
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posted at 15:36:32