エリン最後のゴーレム使い
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2018年02月25日(日)


医「ストレス性の腹痛です」
私「えっストレス全然ないですよ」
医「メンタルが強い人はフィジカルにきます」
私「つまり…」
医「脳が天気でも身体が病気に…」
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 脳が天気でも身体が病気に <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
#ドクターに言われた衝撃的な言葉
タグ: ドクターに言われた衝撃的な言葉
posted at 12:15:53

著者は当時交際していた恋人に「フレイザー艦長は尊敬できる素晴らしい人だ。しかし、ただひとつ問題がある。それは彼のシャム猫だ」と書いている。猫は部屋に閉じ込められることを嫌い、不機嫌な顔で何時間も日当たりの良い場所を占拠し、邪魔する者には容赦なく爪と牙を向けたという。うん、猫だ。
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posted at 09:38:25

「どうします?」と問う著者にフレイザー艦長は「私が指揮を執る」と答え、機関室に「緊急出力、全速前進」を下命。凄まじい飛沫を立て40ノットに加速しながら突っ込んでくる駆逐艦に、からかおうとした民間船のほうが避けて行ったという。
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posted at 09:34:49

ヤーンウォールがブルックリンの船渠で修理を受け再進水したとき、民間船が航路に1隻入ってきた。当時のブルックリンでは、民間船が軍艦を「からかう」ことがよくあったのだという。
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posted at 09:31:56

なお、ウイン少佐の後任としてヤーンオールに赴任したトーマス・エドワード・フレイザー中佐は艦内の腐った空気を一層、前艦長の悪影響で勤務態度のダレた士官は容赦なく左遷し、「ギンバエ」が常態化していた酒保からアルコールを撤去させ、酒類の管理は著者に一任されたと。
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posted at 09:29:43

@selene_air 筆者は「こんな馬鹿な命令のせいで暴発事故に巻き込まれて死ぬくらいなら、命令違反の咎を受けたほうがマシだ」と判断してこの行動に出たと書いていますが、彼の行動で艦長も船員も命が救われた格好ですね(´・ω・`)
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posted at 09:22:54

一人残された艦長はその時になって「先ほどの命令は撤回する!」と告げたという。何とか勤務怠慢の追求を逃れたい艦長は砲の清掃整備を命じたが、もはやまともに受け取る水兵はおらず、彼の指揮下において駆逐艦ヤーンオールは遂に一度も発砲せずじまいだったと。ここまで来ると哀れだね…
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posted at 09:10:52

当時、著者はヤーンオールの砲撃指揮官(ガンナリー・オフィサー)だったのでこの一部始終を見ていたが、流石に見かねて艦長の前に立ち「艦長、船尾へ移動する許可を願います」と一方的に告げて踵を返した。艦長の横暴に辟易していた水兵たちもゾロゾロと筆者の後を続いてきて…
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posted at 09:09:12

薬質内に貼り付いたグリースのせいで、装薬袋が数センチはみ出してしまい尾栓が締まらない、という軍艦として致命的問題が今更になって判明する体たらく。少佐はますます焦り、水兵に装填棒で突かせ、それでも閉じない尾栓を「力任せでもいいから締めろ!」と下命した。
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posted at 09:07:04

ところが駆逐艦ヤーンオールは進水1918年の旧式艦、しかも進水直後に一次大戦が終わってモスボール保管されていたのを、欧州の状況切迫で1936年になって現役復帰したという曰くつきの船。火砲は外されて別途保管されていたのだろうけど、保管時に塗られていた錆止めのグリースが変質固着していた。
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posted at 09:04:27

極めつけは軍事法廷の出頭を控えた数日前、少佐は突然、彼が艦長に赴任して以来いちども発砲していないことに気づき、この記録が法廷で示されると勤務怠慢を問われると考え、過去に何度も下例しては中止した砲撃訓練を再び下例した。
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posted at 09:01:27

またある日には、艦の航路をとつぜん変更してバージニア川を遡上するように命じ、水兵をカッターで岸に送ってコーヒーに入れるクリームを買って来させたという、パワハラ全開の行動も記されている。どこの国どんな時代にもブラック上司はいるものだけど、これは凄いね。
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posted at 08:59:23

その数週間の間、メンヘラ全開の謎行動でヤーンオール乗員を大いに悩ませ、艦内の規律はガタガタになり戦意はドン底状態にあったとある。例えば荒天のなかで砲撃訓練を下例し、乗員がびしょ濡れになって戦闘配置に就いたとたん、とつぜん命令を撤回して訓練を中止するとか。
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posted at 08:56:10

駆逐艦ヤーンオールの最初の艦長、ジョン・グリーレイ・ウィン少佐はとても問題のある人物だったという。著者の赴任以前に、当直士官からの報告を無視して艦を座礁させる不祥事を起こしている。この責任を軍事法廷で問われ、数週間後に降格処分を受け艦を降りることになるのだが…
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posted at 08:53:56

著者のジャック・クレイス氏は1938年に米海軍士官学校を卒業、「飛行機畑」に転属するまでに戦艦アーカンサス・巡洋艦ヴィンセンス・駆逐艦ゴフ(Goff)・駆逐艦ヤーンオール(Yarnall)と、段々小さい船に乗り換えながら2年間ほど艦隊勤務を経験している。
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posted at 08:50:21

ただしハルゼーは士官に対しては厳しく、戦闘作業服(カーキ)ならぬ白色の正装で乗艦する士官には「その格好はどういう理由かね?」と尋ね、「士官の義務です」とか「提督に対する儀礼です」などと答えようものなら「この艦は戦う船だ。戦闘服で出直して来たまえ」と乗艦を許さなかったという。
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posted at 08:32:30

一方、空母航空隊司令としてエンタープライズに座乗していたウィリアム・ハルゼー中将は「私がそれまでの海軍生活で出会ったどんな提督とも違っていた」「エンタープライズ2200名の乗員全ての顔と名前、性格や家族構成まで把握していた」「下級船員に対しても気軽に話しかけていた」
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posted at 08:29:49

真珠湾への赴任当日、キンメル中将からの訓示があったが、灼熱のなかを正装で1時間も待たされた挙句に、ざっくり言うと「私は君たち飛行機乗りに何も期待などしていないから、君たちも私に何も期待しないように」という内容の訓示で、すっかり失望させられたとある。
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posted at 08:25:29

本来ならば着水し水が入ってはじめて圧力板を作動させるはずの仕組みが、何かの拍子に蜂の巣が取れて転がり圧力板に当たって作動させていたのが原因らしい、と書かれている。
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posted at 08:18:24

F4F-3でも同様の事故が多発したはずで、F4F同様着水バッグは撤去されることになったが、いちおう安全装置もあるはずなのになぜ事故が多発したのか?ある日、原因らしきものが判明した。着水バッグを作動させるセンサー部分の空洞に蜂が入り込んで巣を作っていたとある。
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posted at 08:17:15

著者は山や海岸線の形を暗記して有視界航法をマスターし、その後の訓練では磁気コンパスと方位ジャイロによる長距離洋上推測航法に進むことになる。この訓練において、SBD-2/3の主翼内に収容された着水時の浮上バッグがしばしば空中で展開して墜落・不時着する事故が起きたと。
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posted at 08:14:58

偵察爆撃機隊には日本でもおなじみ扇状索敵の航法訓練も叩き込まれた。ハワイ諸島の詳細な地図が支給されたけれど、飛行中の機内で広げるには大きすぎるうえ無線標識(当時のことだからNDB/ADFだろう)の情報が記されておらず、役に立たなかったとある。
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posted at 08:11:06

引き起こし中に機体を傾けて後ろを見るのは、敵戦闘機に襲撃機会を与えるとして厳禁されていたけれど、殆どの艦爆搭乗員は少なくとも訓練では機体を傾けて自分の目で着弾を見たがったとある。そうしないとどれだけズレたのかわからないからだろう。
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posted at 08:07:29

投弾後の引き起こし荷重は「6~8g」と書かれている。SBDにはgメーターが装備されていたのかしら。こんなの体感では「キツい」「めっちゃキツイ」「死ぬほどキツイ」くらいしか判らないと思うぞ。着弾は操縦者からは見えず、後席員か後続機の報告に頼る必要がある。
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posted at 08:05:48

SBDでの急降下爆撃は「片目で照準器を覗き目標を追尾しながら、もう片方の目で計器板とくに高度計を注視する」「急降下中のSBDの高度計は実高度より1000ft高い指針を指すことに注意する必要があった」とある。確か日本の艦爆だと高度計読み上げは後席員の仕事じゃなかったっけ?
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posted at 07:59:13

日本側の戦記には、終戦後に進駐してきた米軍機を見て「油漏れがない」ことに感銘を受ける描写があるけど、少なくとも1942年頃までの米軍機も油漏れには悩まされていたらしい。鳥かご風防の初期型F4U-1でガダルカナルに進出した海兵隊VMF-214の戦記にも頻繁な油圧系故障の描写がある。
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posted at 07:56:56

また特にSBD-2は油圧系に脆弱なところがあり、コクピット内の油圧配管がしばしば油漏れを起こして飛行服を油まみれにし、「(洗濯しても落ちないので)何度か買い換える必要があった」とある。
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posted at 07:55:34

著者はF3BやF2F,F3Fで空中戦の訓練も受けており、SBDを「戦闘機に比べて非常に安定した飛行機」「トリムを合わせれば手放しでも飛べる」と褒めている。ただし「操作レバーや計器は合計で70個を越える。我々は目隠し状態でも操作できるようマニュアルを熟読して訓練に励んだ」とも。
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posted at 07:53:55

当時のVS-6はSBD-2とSBD-3の混成。全ての機体には後席に副操縦装置があり、後席の機銃・無線員も簡単な操縦訓練を受けたとある。実戦ならば先陣を切る偵察爆撃隊には「整備の神様」みたいな整備チームが割り当てられていたと。
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posted at 07:51:50

エンタープライズのVS-6からミッドウェイ海戦に参加した艦爆搭乗員、ニコラス・ジャック「ダスティ」クレイス氏の自伝「Never call me a hero」を読んでいる。今は中盤、開戦直前のハワイでSBDドーントレスによる練成に励んでいるところ。いろいろ面白い記述が出てくる。
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posted at 07:48:37