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onai shigeo @onaishigeo

10年10月4日

#twnovel 「よー元気？」「え、どなた？」「俺、昨日の君。彼女にコクって玉砕した君」「えー？捨てたはずの自分がなぜ！」「だって君、昨日の事なかった事にしようとしてるだろ？それ良くない。君、いつだって『自分に嘘をつくな！』って言ってたじゃん。さあ反省会しよ」「嫌じゃー！！」

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posted at 20:55:00

一行怪談 @kowaihanashi

10年10月4日

【0448話】電車の中でヘッドホンをした男が叫んでいる。「うるさい！黙れ！黙れえええええッ！」叫んでいるのは男だけで、他の誰も喋ってはいない。やがて男はヘッドホンを外して「どうしてまだ囁けるんだあああッ！」と絶叫した。──ヘッドホンの下には、耳が無かった。 #twnovel

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posted at 21:07:51

一行怪談 @kowaihanashi

10年10月4日

【0449話】歩道で女の変死体が発見された。現場周辺では十二件もの連続放火事件が発生しており、それに関連した殺人ではないかと思われた。司法解剖の結果、女の死因は一酸化炭素中毒である事が判明した。女の胃の中は、煤で真っ黒だった。──以降、放火事件は発生していない。 #twnovel

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posted at 21:08:08

一行怪談 @kowaihanashi

10年10月4日

【0450話】娘が雪の中、学校から帰ってきた。「痒い！痒いよ！」娘は半泣きで掌を掻き毟っている。「しもやけじゃないの？ 掻いちゃだめよ、暖かいお湯につけなくちゃ」と娘の掌を見て──私は叫んだ。娘の掌にはびっしりと、真っ赤なダニがひしめいていた。 #twnovel

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posted at 21:08:17

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内藤みか（作家） @micanaitoh

10年10月4日

140字の恋文公募で入選作から宿泊プラン誕生☆ステキな企画です☆ QT @RakutenTravel: 「140文字の恋文 dear北海道」最優秀恋文が決定！函館・湯の川 純和風旅館 一乃松 @ichinomatsu さんの恋文プラン→bit.ly/aALhDF

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posted at 21:35:40

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ひのもと　和義 @khinoxyz

10年10月4日

ここはアフリカ大陸！狩に行った帰り、村の近くで寄り道する！果物を採っている彼女と会う！「あうあ・・
」僕は言葉が上手く喋れない！「んうう・・」彼女も上手く喋れない！これが人類最初の会話である。【歴史小説７】 #twnovel

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posted at 22:07:49

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shoe tokyo @shoetokyo

10年10月4日

風速と、時速と、右手と、硬貨と、銅貨と、財布と、携帯と、帽子と、秋物と、新作と、古着と、紙巻と、電車と、電線と、展示と、約束と、新宿と、書店と、階層と、連結と、流速と、雑踏と、街灯と、演奏と、外壁と、拍手と、逍遥と、帰路ではなく旅路。 #twnovel

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posted at 23:03:40

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夢名 七志 @mumei7c

10年10月4日

怪しい新薬実験にはほいほいと体を提供してはいけません。娘の幼いドリュー・バリモアをほれほれと煽って興奮させると火を噴くのであった。氷さえ燃える超能力。そして、「パパ、仇は討ったわよ」と焼殺の限りを尽くした少女は晴れやかに笑い新聞社に消えるのであった。

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posted at 23:10:29

らし @rashi_catwillow

10年10月4日

#twnovel 花がみたい、と思って少女は種を蒔いた。赤い花が咲いた。（ちがう）彼女の望みはその花ではない。さらに種を蒔く。青い花が咲いた。（ちがう！）半べそになって、少女は不幸の種を蒔き続ける。地上は花畑に変わり、色とりどりの姿で朽ちてゆく。本当はもっとやさしい花がみたい。

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posted at 23:14:17

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影山影司 @apto117

10年10月4日

#twnovel 匿殊民俗学：その村の人間に固有の名前というものはない。毎朝出会う度に、互いの呼び名を決め合うのが挨拶となっているのだ。私の妻もまた、ある時は赤い花であったし、小川の滴であったりした。今はただの土の下の人となってしまったが、彼女の名前の多くは娘達が受け継いでいる。

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posted at 23:30:10

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onai shigeo @onaishigeo

10年10月4日

#twnovel 「下手な嘘はすぐばれる。ばれない嘘は真実に変わる。当たり前の真実はすぐに忘れられる。しかし残った真実も陳腐化し形骸化する」「で、よーするに浮気したの？しなかったの？」「今言ったこと聞いてなかった？」「女は屁理屈じゃ誤魔化されないの。ほら、吐け！」「ひ～え～」

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posted at 23:41:00

山田一人 @hitori_kazuhito

10年10月4日

#twnovel 健康的な身体を持つ美女の生き血は格別の味である。酸味、コク、のどごし。何を取っても至高の飲み物だ。一度飲んだらただの女の生き血が飲めなくなるほどに。ましてや男の生き血など泥水同然。ただ僕はブス専兼デブ専なのだ。吸血の快楽に悶える美女を見ると気持ちが萎えてしまう。

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posted at 23:45:52