あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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2023年01月18日(水)
監の世界へ里帰りする付き合ってるレオ監
⚠️女監督生顔あり
⚠️監両親がコソッといます
レオ監オンリーで展示したかった漫画でした!レオ監に幸あれ〜!🧡🧡 pic.twitter.com/XbVn36TRBa
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posted at 22:25:25
⚠️女監督生有り
#レオ監♀
#twstプラス pic.twitter.com/6jt7Rd3bdb
posted at 22:08:06
「あら、気前いいわね。アタシ、ジンジャーケーキがいいわ」
「誰がお前にも買ってやるっつったよ」
「先輩方、本当に仲良しですね」
「やめろ」
「やめてちょうだい」
夕陽が差す教室に、彼女の明るい笑い声が響いたのだった。
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posted at 21:55:59
貰おう。今は誰かに頼ることは難しいかもしれないけれど、でも本当にどうしようもない時には。
かけがえのない、自分の時間を大切にしたいから。
「じゃあ手始めに、美味しいお茶でも飲みましょうか」
「あ、じゃあ私淹れますね」
「うさぎのご機嫌取りに、購買でケーキ買ってやるよ」
「えっ!」
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posted at 21:55:59
きっとまた、ふとした瞬間に先ほどの嫌な気持ちに苛まれたり、これから先、苦手な人と会わなければいけない時があるだろう。それで、今日のように落ち込んでしまうかもしれない。
けれどその時は彼の言う通り、自分の好きなもので自分の機嫌を取ろう。それでどうしようもない時は、誰かに話を聞いて
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posted at 21:55:58
「あの、先輩方」
「あ?」
「なによ」
二人同時に返事されて、思わず笑ってしまった。その笑顔のまま、
「ありがとうございます」
すると二人は目を瞠って、すぐにフッと表情を和らげた。
「さっきよりはマシな顔ね」
「……ったく」
優しい二人に、私はまた笑みを向けた。
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posted at 21:55:57
「なによ、アンタはただ着せ替え人形になっていればいいの。分かった?」
「はい……!」
厳しい声で鋭く言われて、思わず返事をしてしまった。自分の情けなさに溜め息を吐いた時、あれだけ心を苛んでいたモヤモヤとした感情が、奥底に沈んでいることが分かった。
二人のお陰だと、顔を上げる。
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posted at 21:55:57
「知らないわよ、そんな決まり。……でもそこまで言うのなら、アンタの腕を見せて貰おうじゃないの。今週末、馴染みのブティックに連絡しておくわ」
「望むところだ」
全く会話に入れなかったせいで、とんでもない約束が交わされてしまった。私は二人を交互に見ながら、
「あ、あの、先輩方……!」
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posted at 21:55:56
「おいコラ、誰が甲斐性なしだ。そいつの我儘くらい、全部聞いてやるに決まってんだろ」
「あら、無理しなくていいのよ。アタシならこの娘に似合う物を全部揃えられるし、美味しいスイーツも連れて行ってあげられるから」
「ふざけるな。そいつの頭の天辺から爪先まで、俺が揃えるって決めてんだよ」
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posted at 21:55:56
ないだろうか。聞いても否定すると分かっている。だけど人のことに敏感な彼だから、きっと……。
「先輩……」
彼の優しさに、じわりと心が暖かくなった。
「良かったじゃないの。なんでもワガママ聞いて貰いなさいよ」
「おい」
「そのライオンが甲斐性なしだったら、アタシが何でもしてあげるわ」
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posted at 21:55:55
「……」
「……」
彼は頭をガリガリと掻いて、
「……別に、好きにすりゃいい。うさぎの機嫌取るくらい、してやるよ」
「っ!」
溜め息混じりに、けれども優しい声で言われて、私は目を見開いた。
先ほど彼に声を掛けられた時。彼も私が落ち込んでいることに気付いて、声を掛けてくれたのでは
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posted at 21:55:54
「アンタの機嫌を取ってあげられるのは、アンタだけなのよ。自分の機嫌を上手く取ってあげて、自分の時間に集中するの。……もちろん、それが上手く出来ない時もあるわ。そういう時には、誰かに頼りなさいよ」
「で、でも……」
「そうでしょう?王子様」
後ろに向けて彼は声を放る。それを追うと、
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posted at 21:55:53
「アタシはね、自分の好きな服を着て、好きな靴を履いて、好きなメイクをして、好きな音楽を聴いてお茶を飲むの。……ねぇ、それって最高に贅沢だと思わない?」
彼を見つめるだけで何も返せない私に、彼は優しい笑みを向けながら、私の両頬をその綺麗な手で包んだ。
「ねぇ、忘れずに覚えておいて」
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posted at 21:55:52
「アタシはそういう時、自分の好きなものに目を向けるの。音楽、映画、本、ショッピングや絵画……なんでもいいのよ」
「なんでも……?」
「えぇ、ケーキでもタルトでもアンタの相棒でも、なんならこの際、後ろにいるぐうたらライオンでもいいわ」
「おい」
低い声が飛んで来るけれど、彼は気にせず
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posted at 21:55:52
彼の瞳が強く煌めいて、私を真っ直ぐに見る。その強い輝きに目が逸らせなくなった。
「時間は有限、二度と戻って来ないの。そんな大事なものを、嫌いな人や物に横取りされてるのよ。冗談じゃないわ」
憤懣やる方ない様子ではっきりと言い切った彼に驚いていると、アメジストの瞳が不意に和らいだ。
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posted at 21:55:51
でもね、と彼は続けた。
「でも、そんなことに思い悩んで自分の時間を取られているのって、馬鹿らしいと思わない?」
「え……?」
「確かにふとした瞬間に思い出して、腹が立ったり気分が落ち込んだりするわよ。でも、アタシの時間はアタシのものよ。そんなものに邪魔されるのなんてごめんだわ」
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posted at 21:55:50
残ってしまうものなのよ。もう終わったことでも、蓋をして閉じ込めたことでもね」
フッと目を伏せて、扉の所にいる彼に視線を向けて、
「ねぇ?そう思わない?」
「……うるせぇよ」
話を振られた彼は短く言い捨て、顔を背けた。きっと過去のことを思い出したのだろうと思い、きゅっと胸が痛んだ。
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特に彼は職業柄、周囲から心無い言葉を言われたり、好きではない人と仕事をしなければならないことも多いだろう。
「それを仕方のないこと、気にしないって出来れば一番良いけれど……人間、そう簡単に心の切り替えなんて出来ないわ。もちろん、出来る人もいるわよ。だけど大抵はね、ずっと心の中に→
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posted at 21:55:49
言われて、私は彼をじっと見つめた。
「日々、自分のことにプラスなことばかり起きるなんて有り得ないわ。寧ろ嫌なこと、不満に思うマイナスなことの方が多いでしょうね。嫌いな人とどうしても関わらないといけないことも、きっと……いえ、絶対にあるわ」
生きていく上で良いことばかりではない。
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posted at 21:55:48
「あ、あの……」
「アンタ、なんて顔してるのよ」
連れて来られた理由を聞こうとしたけれど、溜め息混じりの彼の言葉に私は二の句が継げなかった。そんな私を見て、彼は私の名前を呼んだ。
「は、はい」
「自分の身は自分で守る。これは当然のことよ」
「…………え?」
思ってもみなかったことを
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posted at 21:55:47
黙って、私達の後ろを歩いて来る。一体二人共どうしたのだろうか。
二人の厳しい表情に不安な気持ちになりながらも、私は遅れないように足を動かした。
連れて来られたのは、誰もいない空き教室だった。
中に入ると腕は離され、後ろを歩いていたライオンの王子様も閉めた扉に寄り掛かった。
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posted at 21:55:47
「ちょっとアンタ」
横から飛んで来た声にそちらを見ると、美しき毒の君がどこか怒ったような表情で歩いて来るのが見えた。
「こ、こんにちは、ヴィ…………!」
「ちょっといらっしゃい」
挨拶途中で腕を引かれ、彼の後について行かざるを得なくなった。いつもなら何かを言うはずの彼も、何故か
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posted at 21:55:46
「こんにちは」
笑顔で挨拶するも、彼の厳しい表情は変わらない。
私に何か用があったのだろうか。それとも、知らないうちに私が何かしてしまったのだろうか。分からないけれど、好きな人に会えたことは嬉しい。そう思っていると、
「お前な……」
言いながら彼の手が私に触れようとしたその時、
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posted at 21:55:45
「おい」
「っ!?」
突然現れた何かに驚いて立ち止まった。目の前にあるのはグローブに包まれた手で、そこから褐色の腕が見え、腕からマスタード色のベスト、肩、三つ編みされた長い髪、首と順番に見上げて行った先にいたのは、
「……先輩……」
ライオンの王子様が、呆れたように見下ろしていた。
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posted at 21:55:45
2023🐰ジャミル
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posted at 21:09:05
昨年むしゃくしゃしたことがあって反動で描いて放置してたものです
むしゃくしゃしたら🦈と監を描いても許されると思うんです
いいこいいこの話を蒸し返してる🦈と監です
(1/2) pic.twitter.com/wcfpX0fYGa
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posted at 18:31:55
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