夏椎
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2017年07月14日(金)
そしてこのメイキングを通じて｢今の嵐｣を世間が肯定するか問いかけてるんだよね。"ファン"は何出したって肯定するもの。そのあまりの無個性さはラストの本番中の映像(特にアンコール前)で痛感する。画一的な反応しか帰ってこない群衆ってある意味怖いよね。
だから通常版に収録したのかな。
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posted at 21:21:33
ニュアンスしか覚えてないけれど、二宮くんが｢5人が"合わせよう"とせずに、好きなようにやってみて崩壊したら所詮そこまで。だから今回のツアーは"一緒に心中しませんか？"ってつもりでやる｣みたいなこと言ってたけれど、ツアーの完成をもって5人は、5人でいる今の嵐への肯定を見せてくれた。
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posted at 21:20:53
メディアに映るためにアイドルは相応に煌めかないといけないけれど、そしてその煌めきは限りなく天然のものに見えるけれど、30半ばの男性が煌めくためには職人技とも言える努力と技巧と意志があったんだなって。そして、その人力で巻き起こした煌めきも含めて、今の嵐なんだなって。愛しいなって。
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posted at 21:19:43
潤くんは方向性がバラバラな曲たちと個性を隠さない5人のメンバーを一つのステージにまとめるための"物語"を紡いでいる。抽象的な話から具体的な話まで一手に引き受けて、糸を撚って編んで形にしていっている。体調を崩しながらも、無精髭生やしながらも、朝方になっても真摯に向き合ってくれてる。
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posted at 21:19:12
二宮くんは凄まじく隙のない集中力で一気に習得し、他のメンバーを和ませたり視聴者を楽しませるフォローに回る。二宮くんが瞬きをほとんどせず瞳に映るもの全てを吸い込みそうな集中力はそれだけで圧倒されちゃったなあ…。
あとあまり"映して"ないけれど、きっと腰の痛みとも1人で戦ってる。
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posted at 21:18:53
でも、途中から変わった。ほっこり見てる場合じゃなくなった。みんな無理してる。頑張りすぎてる。
智くんは1人で、一切喋らず、取り憑かれたように踊り続ける。翔くんは異様な忙しさの中、個別で振り入れをしないといけない難しさと戦う。相葉くんは身体に鞭を打って自分の限界を越えようとする。
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posted at 21:18:12
そしてスッピンデジタリアンやPVメイキング、あゆはぴメイキングの冒頭はアイドル側が｢撮られてる｣ことを意識したもので、つまり｢届ける｣ことが選択された物語だったから、これまでの嵐史と照らし合わせても齟齬がなかった。｢いつもの嵐だ♡｣｢嵐らしくて安心する♡｣ってぬるい感想を持てた。
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posted at 21:17:30
私は、(私が好きなタイプの)アイドルの定義を｢メディアを通じて、人生史をエンターテインメントとして届ける人｣と捉えてる。つまりアイドル側に届ける/届けないの取捨選択が可能だからこそ届けられた物語から意味を読み解く面白さがある。ここがアイドルというコンテンツの醍醐味だと思ってる。
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posted at 21:17:11
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