遊撃部長F/S&RWAs
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2011年10月24日(月)
通貨スワップについてはこちらも興味深いです 為替デリバティブ取引のトリック についてのsurataroさんのレビュー - ブクログ t.co/ecY8QQCb via @booklogjp
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posted at 23:35:08
@blanknote @hararan_2010 銀行業では、外貨調達=外貨運用にして為替変動リスクを受けないようにするのが基本です(為替をスクエアにするという用語を使うと聞きます。あまり外貨には詳しくないのですw
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posted at 23:28:10
はい、生命保険会社・損害保険会社・銀行でも非有効の事例は散見されます。有価証券報告書やディスクロージャー誌のデリバティブの注記に記載されますので、調べれば出てきますね RT @OZO880329: ヘッジ非有効事例
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posted at 23:26:38
非公開
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ヘッジ会計は法人税法も認めており、会計上で繰延処理された場合は税務でも課税所得を構成せず、繰延されます。また、デリバティブが時価評価でPLに跳ねる場合も益金損金となり一致します。こちらも申告調整不要です RT @h_junichiro: 税務上のポイント
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posted at 23:16:53
先程「ヘッジ有効性は80~125%」と解説しましたが、市場が乱れて、評価差額が理屈通り動かず、この範囲から大きく外れるとヘッジ非有効となり、原則通りデリバティブは時価評価してPLへ跳ねさせなければなりません(合掌ちーん
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posted at 23:12:43
「起きることには必ず意味がある」「越えられない試練を神は与えない」←これ嘘な。意味のないことも起こるし、越えられない試練も発生する。まともに正面から全部受け止めるこたあねえんだよ。
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posted at 23:11:28
ちなみに先程の例示は公正価値ヘッジになります RT @blanknote: 弊社でもヘッジ会計適用の取引がありますが、キャッシュフローヘッジがメインになります。ここ数年は材料相場の変動が顕著ですので同じような取組みのあるメーカも多いかと。
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posted at 23:07:09
@hongokucho 事前テストやリスク管理方針の制定など、繰延ヘッジが認められる要件は実務的に非常に厳しいです。しかし甘い監査人なら後付けで認めていたりして(憶測です
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posted at 22:57:13
ヘッジなのかスペキュレーションなのか判然としない例も。金利上昇に賭けた失敗例がヘッジと称されたり。金利低下に賭けて当たったのもヘッジと称されたり。まあ、当事者に聞かないと何とも。 RT @sura_taro
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posted at 22:52:14
以上で簡単ですが、ヘッジ会計講座を終わります。なお、私はデリバティブ組成や評価方法の知識がありませんので、その方面のご質問は金融クラスタ諸賢へお願いします
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posted at 22:49:21
会計基準では、ヘッジの有効性を評価して80~125%の範囲でおさまっていれば、ヘッジ会計が有効であるとして先程の繰延処理が認められます。これはヘッジの事後テストといいます
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posted at 22:45:28
理屈からすると、逆向きに値動きするものを組み合わせるわけですが、時価評価は理屈通りには動きません。また、デリバティブを組成するメガバンクからいくらか「抜かれている」はずなので、これも影響します
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posted at 22:42:11
ここでちょっと戻ります。固定利付債券は、市場金利上昇→価格下落ですが、固定支払い-変動受取の金利スワップは、金利が上昇すると価格が上昇します(固定支払いは一定なのに、受け取る変動金利は増加するため)。つまり逆向きに動くわけです
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posted at 22:39:23
この結果、ヘッジ対象(固定利付債券)の評価差額とヘッジ手段(金利スワップ)の評価差額が純資産の部で打ち消し合い、リスクヘッジのためにデリバティブを組んだという会社の意図が財務諸表に適切に反映されることになります
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posted at 22:37:02
そこで、ヘッジ会計の登場です。ヘッジ会計の適用をすると、ヘッジ手段として組んだ金利スワップの評価差額は、デリバティブ取引であるにも関わらずPLに跳ねず、繰延ヘッジ損益という科目で純資産直入されます。
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posted at 22:35:30
このままでは、リスクヘッジ目的で金利スワップを組んだという事実が、財務諸表に適切に反映されません。金利変動による固定利付債券の評価下落をヘッジしたいのに、金利スワップだけがPLに跳ねてしまうからです
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posted at 22:32:30
デリバティブは期末時価評価して純損益へ反映させるのが原則です。しかし、ヘッジの対象である長期固定利付債券は「その他有価証券」ですから、その評価差額は純資産直入でPLには跳ねません
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posted at 22:29:48
市場金利が上がると、この債券の価格は下落します。売却するのは運用ポートが崩れてしまうとか、発行体への遠慮とか売れない場合、このリスクをヘッジするためにはどうしたらよいのでしょうか?
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posted at 22:26:05
例えば、残存10年くらいの長期固定利付債券に投資したとしましょう。運用方針として、当面売却するつもりはありません(発行体への遠慮とか、大人の事情もあるかもw)。しかし、満期保有目的にしてしまうと、ほぼ売却が不可能になるので、「その他有価証券」にしておきます
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posted at 22:24:02
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2011年10月23日(日)
(4)リスク管理部門の担当者の社内での説明が下手(5)(まさかとは思うが)規制資本には与信集中効果や銀行勘定の金利リスク等、重要なリスクが勘案されていないことを知らない(6)兎に角よく分からないので、役に立つのかどうかそもそも判断できない…多分人によって理由は千差万別なのだろう。
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posted at 19:30:23
信用リスク管理の意義が理解されない理由として可能性があるのは…(1)数々の前提条件を基にしたリスク量など信用できない(2)リスクが定量化されたとしても与信ポートフォリオは動かせない。つまり風邪の治療法がないのに体温計だけあっても仕方ない(3)どうせ公的資金で助けてくれる(続く)
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posted at 19:17:18