りか @greenhouse_rika

11年4月5日

さっきのお題。ざっと書いてみたら、これだけの長さ；これを140文字に縮めてます。

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posted at 13:03:41

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

「ほどほどにしとけよ。今夜抱くから」
何て事言うんだよ。バカ。
耳まで赤く染まったのを自覚しつつギイを睨み上げると、
「託生の上気した顔、色っぽいんだよ」
ほんの少し視線をずらして、ギイがポツリと言った。

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posted at 13:03:23

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

「託生、ヨロけてるぞ」
クスクス笑うギイの声に、
「熱い!」
鬱憤を晴らすように八つ当たりして、コートを脱ぎマフラーを外す。
ぼくだって男なのに、どうしてこれだけ腕力が違うのか。
丸太をセットしようとして、横からギイがひょいと斧を取り上げた。

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posted at 13:03:04

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

……数分後。
「あぁ、もう!」
木に突き刺さったままの斧を、意地になって力任せに押し込んだ。
ギイが軽々やっていたから、ぼくにも出来るかと思ったのに、気持ちよく飛んでいってくれない。

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posted at 13:02:45

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

そのまま勢いよく振り下ろして、
「あれ?」
ギイの時はあれだけスパーンと真っ二つになっていたのに、なんで途中で止まるんだ?
笑いをかみ殺すギイに気付かないふりをして、突き刺さった丸太ごとガンガン打ち付けて二つに割る。
「もう一回」
今度こそと、ぼくは斧を振り上げた。

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posted at 13:02:25

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

「ちょっと位やらせてくれてもいいだろ?」
食い下がるぼくに、ギイは大げさに溜息を吐いて、
「危ないから気をつけろよ」
斧をぼくに差し出した。
「重い……」
場所を交代して斧を振り上げると、その重さに体がふらっとよろけた。背後で「ぷっ」と吹き出す気配を感じるが無視無視。

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posted at 13:02:09

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

なんとなく楽しそうで、
「ぼくも、やってみたい」
そう言うと、
「託生には無理だ」
愛想も素っ気もなく、ぶった切るように断言される。
むかっ。
「ぼくだって、できるよ」
「いや、無理だって」
その間にも、どんどん増えていく薪。

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posted at 13:01:45

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

「ギイ?」
「なんだ、起きたのか。もう少し寝てればいいのに」
雪こそ降ってはいないけど、首をすくめる位寒い山荘の裏庭で、ギイは腕まくりをして薪を作っていた。
「寒くない?」
「いや、熱いぞ」
「ふうん」
目の前で、気持ちいいくらい真っ二つに割れていく丸太。

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posted at 13:01:12

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

「あぁ、もう!」木に突き刺さったままの斧を意地になって力任せに押し込む。ギイが軽々やっていたからぼくにも出来るかと思ったのに。「託生、ヨロけてるぞ」クスクス笑うギイの声に「熱い!」八つ当たりした。そのまま斧を取り上げらて「ほどほどにしとけよ。今夜抱くから」何て事言うんだよ。バカ。

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posted at 06:05:33

りか @greenhouse_rika

11年4月5日

「木」「熱い」「抱く」を使って楽しい短文を作りなさい。 bit.ly/g2D6da #voitekatyan 　うん。状況を説明しないと通じないかもしれない。

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posted at 06:05:14