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2012年06月29日(金)
greenhouse_rikaさんは、「深夜の海辺」で登場人物が「約束する」、「雷」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai t.co/0eltBoQb
弁当を作りながら、考えた。Reset設定で、いきまーす♪
posted at 07:18:42
少し湿った海風が、ぼくの頬を撫ぜていく。顔を上げれば、どこまでも続く満天の星空。
目が覚めたぼくはなにかに誘われるように、ギイの腕を抜け出して深夜の海辺を歩いていた。
素足にさらさらと砂がまとわる感触が、くすぐったい。
posted at 07:19:01
目を閉じて波の音に耳を澄ませていると、砂を踏みしめるような足音が聞こえてきた。
「託生、無防備すぎるぞ」
そんな格好で。
ぼくを包み込むように伸びてきた腕が胸の辺りで交差される。背中がほんわりと暖かくなった。
「だって、ここにはぼく達しかいないんだろ?」
posted at 07:19:18
ギイのシャツを拝借しただけのぼくの姿にギイが苦言を言うも、誰にも見られる心配はない。
ギイが、そう言った。
ぼくの返事に、かろうじて留まっているボタンを一つ外し、ギイの手が素肌を滑る。
「ギイ……!」
「だから無防備だと言ったんだ」
posted at 07:19:34
含み笑いを滲ませ、でも熱くさせるつもりもないらしく、ただ穏やかに愛しげに肌を撫で下ろした。
「次の夏もここに来たいな」
「……託生がおねだりなんて珍しいな」
だって……。
posted at 07:19:48
『ごめんな』
夢か現か判断がしかねるあやふやな空間に落ちてきた、謝罪の言葉。
ただの空耳かもしれない。でも、雷に打たれたような衝撃を受け一瞬固まってしまったぼくを、ギイは強引に押し上げ意識を奪った。まるで、記憶を塗り替えるように。
傷ついたギイの心は、まだ癒されていない。
posted at 07:20:00
ぼくが側にいることそのものに、まだ後悔している。巻き込むんじゃないかって。
「ギイ?」
小指を立てて振り返り、ギイの目を覗き込む。
来年も再来年も、二人の間に死が忍び込む瞬間まで、ぼくは側にいるから。
posted at 07:20:21
「……約束するよ」
ぼくの真意を間違いなく受け取ったギイは、小指にキスをして自分の小指を絡ませた。
posted at 07:20:36
「森」「近い」「負ける」を使って爽やかな短文を作りなさい。 #voitekatyan t.co/sMwEpf1j
でした。
爽やかじゃないけど;短文じゃなくて会話だけど;
タグ: 短文問題集・お題
posted at 12:50:53