白昼社
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2019年11月06日(水)
文フリ大阪で購入した「すな子へ」（泉由良様）を読みました。
「すな子」と呼ばれる女性にまつわる２つの物語を収録。
一作目「marionette a cafe」では珈琲人形と呼ばれる喋る小さな人形が登場する。可愛らしい姿であることが想像できるけど、街に蔓延ったり、糸で吊るといった描写が暗い陰を差す。
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posted at 21:46:28
二作目「Drowsiness is most Danger」には、珈琲人形という言葉は登場しないけれど、薬物による認識の中で身体が人形のようにばらけていったり、依存し合う描写が絡繰にも通じているような気がする。
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posted at 21:46:51
一作目は幻想小説のような趣があり、ある意味で楽しい。二作目はそういった楽しさよりも深く歪んだ愛が描かれていて、読者の心に揺さぶりをかけてくる。雰囲気の違う二作品の通底するものを探ってみたり、ただただ堪能するのでもいい。良い本でした。
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posted at 21:47:01
RT 雲鳴さんご感想ありがとうございます。『すな子へ』（再編纂決定版）は珍しく？ かなり気合を入れて書いたので読んでいただけるととても嬉しい一冊です。
なお、ひざのうらはやおさんのブログを読んで買いに来てくださった（とおっしゃったので、たぶん）ひざさんにもありがとうございます。
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posted at 21:53:31
是非絶叫して欲しいです。ブログありがとうございました。
主語がないレクイエムは何かを捨てていることと同義である - ひざのうらはやおのメモ帳 houhounoteiyudetaro.hatenablog.com/entry/2018/10/...
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posted at 22:00:01
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