hhasegawa
- いいね数 8,647/6,500
- フォロー 61 フォロワー 4,201 ツイート 7,000
- 現在地 朝の国
- Web http://hhasegawa.la.coocan.jp/
- 自己紹介 長谷川晴生(Haruo Hasegawa)。自宅研究員(ドイツ文学・思想)。経歴、著作、ほかに使用中のSNSにつきましては下記ウェブサイトをご覧ください。DMは相互フォロー間のみと設定しておりますので、御用の方はtokan@nifty.comまで。
2013年07月30日(火)
⬇の宮崎映画評、自分の博論のテーマと重なって興味深い。青少年に「特有」の(ものとして表象される)純粋さや、それにもとづく理想主義・ヒロイズムそのものは批判の対象とせず、むしろそれらをどういった方向へと導いていくかという問題。そこにはナチ党だけでなく、KPDやSPDも関与していた。
タグ:
posted at 01:05:39
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
ナチ突撃隊(SA)が「総統の政治的兵士」の養成所だったなら、DNVP系の鉄兜団(Stahlhelm)は「国民の兵士」、SPD系の国旗団(Reichsbanner)は「共和国の兵士」、KPD系の赤色前線戦士同盟(Roter Frontkämpferbund)は「革命の兵士」だった。
タグ:
posted at 01:20:18
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
あまりトーマス・マンの「魔の山」との類似性から「風立ちぬ」を論じている人がいなくて、ちょとがっかり。
ミリタリー関係の人はほっといても喋ってくれるので、ドイツ文学の専門の人の話とか聞きたいけどなー。
タグ:
posted at 01:26:14
憲法を改正しようとしている側のナンバー2が、ナチスによるヴァイマル憲法の死文化を引きあいにだすという事態を理解するのはきわめて困難なのだけど、それが現実のようだ。
タグ:
posted at 13:19:21
ところでナチス憲法と言われても『ナチス・ドイツ憲法論』を執筆したオットー・ケルロイターのことくらいしか知らないのだが、ケルロイターの本もどっかにいってしまったので内容すら把握できていないというザマである。
タグ:
posted at 23:10:10
以前抜き書きしたが、ヘルムート・クヴァリーチュ(宮本盛太郎・初宿正典・古賀敬太訳)『カール・シュミットの立場と概念―史料と証言』だと、ケルロイターがシュミットのスタンスをdisっており面白い。
タグ:
posted at 23:14:03
「私は前線の兵士として、シュミットのような人間をナチズムの旗手として認めるわけにはいきません。というのも彼は、たしかに戦争については書いていますが、私の考えでは、彼は弾丸がヒューヒュー飛んでくるのを一度も耳にしなかったし…
タグ:
posted at 23:14:16
…また他の人々が前線で戦っていた時に、故郷で、おおげさな誇張に満ちた唯美主義の著作『テオドール・ドイブラーの「極光」』を書いていたのです」―オットー・ケルロイター、国法学者、ミュンヘン大学教授(ヘルムート・クヴァーリチュ『カール・シュミットの立場と概念―史料と証言』p.126)
タグ:
posted at 23:14:53
ケルロイター自身はシュミットの五歳年上、砲兵で従軍し、バーデン大公国のカール・フリードリヒ戦功章やら一級鉄十字を受章している筋金入りの前線兵士だが、ケルロイターがナチス批判に転じる前のもののようだ。
タグ:
posted at 23:15:44