hhasegawa
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- 自己紹介 長谷川晴生(Haruo Hasegawa)。自宅研究員(ドイツ文学・思想)。経歴、著作、ほかに使用中のSNSにつきましては下記ウェブサイトをご覧ください。DMは相互フォロー間のみと設定しておりますので、御用の方はtokan@nifty.comまで。
2016年10月17日(月)
深夜の読書タイムで読了。シューラーゲター、レーバー、レーマーという3人の義勇軍兵士の経験史をまとめています。暴力の経験史: 第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験1918~1923 今井 宏昌 www.amazon.co.jp/dp/4589037688/... @amazonJPさんから
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posted at 01:37:47
(つづき)個人的には、政治的立場の異なる3人の人物が、1923年のルール占領に際して三者三様の様相を見せる第4章がスリリングで非常に面白かった。伏線が回収されるのは読書の醍醐味ですね!
『暴力の経験史』今井宏昌
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posted at 01:39:16
(つづき) 間違いなくドイツ現代史の若手研究者の単著の中では抜きんでた出来といえましょう。実証性はもちろんのこと、膨大な先行研究を読み込んだ著者の勉強量にも圧倒されます。序論を除けば平易な文体で、専門書に慣れていない人でも彼らの経験に入り込むことができる。これはお勧めできますね。
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posted at 01:39:35
ところで。アメリカ近代文学はハックルベリー・フィンの冒険の登場をもってその嚆矢となすと言いますが、ハック・フィンというのはトム・ソーヤの冒険の無理やり作った結果gdgdになった続編なわけです。文学性というのは、続編もの特有のgdgd感のことなのだ、とこの事例からわかります。か?
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posted at 02:26:39
なお、これは日本でも事情は同じで、文学的自意識を獲得した平安の作家たちは源氏物語のあと、薫型主人公を量産した。宇治十帖もgdgdの続編ものだけど、それこそが何か価値あるものだ、と思われたわけです。
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posted at 02:29:32
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