hhasegawa
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- 自己紹介 長谷川晴生(Haruo Hasegawa)。自宅研究員(ドイツ文学・思想)。経歴、著作、ほかに使用中のSNSにつきましては下記ウェブサイトをご覧ください。DMは相互フォロー間のみと設定しておりますので、御用の方はtokan@nifty.comまで。
2012年08月07日(火)
2012年08月08日(水)
初の海外暮らしだから比較はできないのだが、大学で哲学書を読むために学んだ仏語を生活の中で学び直すことは、非常に興味深い体験。中学生くらいからの学校教育で得た語彙を全て仏語に焼き直していくような作業を延々と続けていく感じ。この「焼き直し」という感覚は極めて新鮮。
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posted at 04:53:33
「焼き直し」の作業はキリがない。多分半年くらいいれば、それなりのレベルには達するはず。しかし問題なのはおそらくその後で、「学生生活を送れる語学力」と「ネイティブ並みの語学力」との間にある、訳の分からない厚い雲と格闘するのに人生のどれだけのリソースを費やすかという話になると予測。
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posted at 04:57:32
明白なのは、21世紀の今日、仏語にわざわざ人生のリソースを注ぐ理由は、仏に住み続けるというくらいしかないこと。日本でフランスの専門家として生きる道は、卒業した学部の大学院に行かなかった時点で絶たれているし、金融なら英語と日本語で十分だ。むしろ中国語でもやった方がいい。
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posted at 05:00:18
別にそういう風に人生送ってきたつもりもないが、あえて言うなら「仏語の奥義を習得したい」というような願望があることに、最近ようやく意識的になってきた。 哲学でも形而上学ならば、ある程度語学の壁は緩くなる。しかし、ルソーとかディドロとかは形而上学ではない…時に文学なのだ…
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posted at 05:22:44
わかりやすく言えば、ライプニッツの『モナドロジー』の仏語と、ルソーの『孤独な散歩者の夢想』の仏語は別物なのである。ルソーはラテン語では書けないことを仏語で書いている。 多分この辺りから現代に至るまで仏語の文学空間は歴史的一貫性を持って続いている。
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posted at 05:26:58
自分の中の教養として18-19世紀の仏における哲学・文学・歴史というのはぽっかり抜けている。何というか、あまりに大作家が多すぎて、入ったら最後、総体を把握することなしに出てくることが不可能そう、というような印象がある。しかし、ここから現代フランスに道が続いているのだ。
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posted at 05:29:53
無論、語学/文化は人生の一側面でしかなくて、職業はもう一つの重要な側面だからそちらは手を抜かずにやるのだが。こちらの目標は単純で、金融の研究者にふさわしい知的素養の有無を判別するだけ。有りだったら博士課程へ、無しだったら再び会社員に。努力と資質で決まるので話は単純。がんばるのみ。
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posted at 05:43:11
2012年08月09日(木)
「こ、この戦いが終われば故郷に帰れる…」→死亡フラグ 「こ、この仕事が終わればビールが飲める…」→脂肪フラグ 「こ、この出張が終われば駅で盗◯できる…」→ 司法フラグ
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posted at 17:14:34
2012年08月10日(金)
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2012年08月11日(土)
この前ベルリンに行って分かったが、やはりドイツ語もある程度はやっておきたいと実感。ドイツという国にもドイツ語にも独特の魅力がある。文法事項と基礎単語を一通り覚え、シンプルな文章なら対訳もしくは辞書を使って、文法的には正確に読み解けるような段階に行くには、一年あれば十分だろうか?
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posted at 06:32:46
『ヒトラーの国民国家』も『ナチスの知識人部隊』も、WW1が鍵で「あのパニック、困難を繰り返すな」という通奏低音がナチス指導部にはあった。そういえば『未完のファシズム』も鍵はWW1で、そこから皇道派、統制派、更には玉砕戦術までを説明するという良書でした。これからはWW1が熱いかも。
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posted at 12:48:31
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2012年08月14日(火)
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三島は夏目漱石より断然世界文学チックな気がする。ローカルネタをものすごく書き込んでいるがローカルネタがわからない人でも読める、というものが世界文学になりやすいような気がする。
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posted at 16:30:39
今回李明博の挑発から始まった日韓問題。嫌韓とか反韓に陥ってはいけない。まともな韓国人は現実的にいる。我々平和を愛する日本人は、しっかりとまともな韓国人とは連帯する旨を表明し、戦争を欲している李明博と対峙するべきである。
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posted at 20:48:43
2012年08月15日(水)
某アニメの論評を見て思うのだが、「優秀な大学生」といっても、本棚を見ると無批判にトンデモ思想を受け入れてしまうところに、ある種の文化資本ないし、社会資本が欠けた状態で、「マジメで勉強が出来る」というのはとても危険だし、ある種哀愁すら感じてしまう。。
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posted at 03:05:16
文化に触れるのは個人的にはなくてはならない活動。ただ、「何を鑑賞するか」が露骨に階級や育ちを顕示するのがフランスなので、知らぬうちに培ってきた文化的な好みが結果的に何かしらの社会的シグナルを出しているように受け取られるというのは、正直なかなか慣れない経験。
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posted at 03:18:40
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2012年08月16日(木)
2012年08月17日(金)
@unbalance_x つまり支那事変は家庭内暴力であってよろしくなかったので、大亜細亜主義のもと一家団結して白人と決着をつけようということですね。私も大いに賛成いたします。
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posted at 08:15:20
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2012年08月18日(土)
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国際関係論・安全保障論の学徒と名乗る人物がまあどう見てもネトウヨ的な発言を普通にしているという光景を見てしまったのだが、こういう時に安全保障論等は法学や英文学などと違って大体そういう発言と結びつけて語られてしまうので気の毒ですね。
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posted at 19:08:13
店員やサービス員に対する日本の年寄り達の不寛容さには目に余るものがある。それはたぶん「顧客が神様」という洗脳を受けたからだ。どうでもいい、ちょっとしたことで怒る。そのうち、店員以外の、社会全員にもその態度を取り始める。お互いが疲れるだろうや。
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posted at 21:41:13