ひなた_sk
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2013年11月01日(金)
まどマギって結局「執着」の物語だった気がする。誰もが自分がこうと信じる正解ルートに執着して、その結果がアレだよ!って話だった気がする。テレビ版でわかりやすい例が杏子の転落とか、さやかの転落とか。
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posted at 21:04:07
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フジキドは無言!だが師を凝視する彼の目に揺らぎはない!師は掴んだ手を離し、続けた。「カラテとは要はエゴよ。エゴの強い方が勝つ。テメエの行いが正しいか?間違いか?そんなものは一片たりともカラテに、エゴに関係無し!良心に媚びて聖人認定が欲しいか?イクサに勝つのか?望みを言え!」 46
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posted at 19:58:19
「バカめ!なんだその遅さ!ヌルさは!」師は瞬時に立ち上がり、チャブを踏みしめた。「綺麗事は臆病者に任せとけ!復讐!手前勝手な復讐!それで最初から……」フジキドの胸元を掴み、引きずり上げた。「戦うにゃそれで十分だろうがッ!」 45
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posted at 19:48:35
「イクサの動機を言え!」「復讐だ!」フジキドは即答した。師は遮った。「ニンジャを殺す!妻子を殺めたニンジャの邪悪を滅ぼす」「そうだ」「勝手な動機だ!かわいそうなニンジャ共!」老人は目を剥いた。フジキドは師を見た。「イヤーッ!」師は舌打ちし、フジキドの頬を張った。「グワーッ!」44
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posted at 19:44:06
「……」フジキドは震える手でプリンスの駒に手を伸ばした。「一手に何分かかってやがる!ア?」マスター・ヴォーパルが叱責した。「そこに入ってから、まだ200時間も経っとらんぞ!ショーギも弱い!何ひとつ取り柄なしだ!」39
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posted at 18:37:13
……またある時は、彼らは中国地方まで足を伸ばした。フジキドは白装束を纏い、垂直の滝の下で正座する。彼の膝の前にはアドバンスド・ショーギ盤があり、これを挟んで、マスター・ヴォーパルがパラソルつきビーチチェアに寛いでいた。「そこはキャットブレードがきいてる!オーテだ!つまらん!」38
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posted at 18:31:42
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!……イイイヤアーッ!」KRAAAAASH!チョップ突きが底部を穿ち、破砕した鍋底から煮えたぎる油がドッと溢れ出す!焚火に引火し、火柱に!「……なかなかやるな!」老人は鼻を鳴らした。「新しい鉄鍋を調達するのはテメエだがな!晩飯のテンプラも延期だ」37
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posted at 18:18:53
……またある時は、「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」煮えた油めがけ、左右のチョップ突きを交互に打ち下ろす。当然、求められるだけの速度と威力がなくば、突き入れた腕はすぐさまテンプラじみて揚がり、致命傷だ。「バカめ!」老人は叱責した。「鍋底に指がついとらん!手抜きか!」36
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posted at 18:09:09
一直線のビール缶を下へ辿って行くと、彼らはそのビール缶のタワーの根元が、ビルの屋上でブリッジする赤黒のニンジャの臍であった事に気づいたろう。だが彼らは既に重篤なリアリティショック下にあり、逃げるように飛び去るのがやっとだった。 35
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posted at 18:00:16
……またある時は、ネオサイタマ上空を夜景遊覧飛行していた観光セスナの乗組員が、セスナと同じ高さでアグラする老人を見て度肝を抜かれた。「危ねえぞ!クソが!」ファックサインを出す老人は、ゴウランガ、縦一直線に積み上げられたビール缶の上にアグラしていたのだ。 34
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posted at 17:56:39
器械体操とはそもそも古代カラテトレーニングに端を発し、ニンジャの攻撃回避手段であるバック転や側転、前転、ブリッジ回避の精度を高めるには最適な訓練だ。タケノコを貪っていたマスター・ヴォーパルは不意に顔を上げ、耳を澄ます。「守衛が見回りだ。あん馬を埋めろ!潜れ!15秒でやれ!」33
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posted at 17:48:45
……またある時は、ドリームランド埋立地を離れ、カネモチの私有地に忍び込み、静謐なバンブー林の只中、「イヤーッ!」フジキドはあん馬の上で、108通りのバランス維持を行う。師は時折それを横目で眺めては、タケノコの根元に火をつけ、ショーユをかけて食っていた。 32
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posted at 17:42:29
「誰か来たか?」「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!……知らぬ」フジキドは木人拳を止め、マスター・ヴォーパルを振り返った。老人は欠伸をした。「熱心にやってるもんだ!」「オーソドックスなトレーニングだな」「まあな」老人は頷き、「やっといた方がいいかと。効果は知らね。タバコあるか?」29
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posted at 17:07:38
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」赤黒のニンジャは打撃を繰り出し続ける。「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」シゲトもまた、その場で正拳突きを繰り出し続けた。汗が飛び、鼓動は速まる。彼はセイシンテキを確かに感じた。不思議だった。ヤクザスポーツジムでのワークアウトとは違う感覚だ。25
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posted at 16:32:43
シゲトは見よう見まねの正拳突きを宙に繰り出した。「ヤベッ……」思いのほか、大きなシャウトが出てしまった。シゲトは恐る恐る陽炎を見やった。「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」ムーブは続いている。シゲトは深呼吸した。不思議な高揚感。「イ……イヤーッ!イヤーッ!」正拳!……正拳! 24
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posted at 16:22:21
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「書くための筆を握ったのは私だけど出来上がった作品は基本的には読んだあなたのものです。自由に言葉を色を音を思想を補って心に当て嵌めてください。書かずにいられずに書いたものだけど押し付けがましいことはしません。記憶と愛着だけ所望します」
って言う人になりたかったし出会いたかった眠い
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posted at 00:18:25