ひなた_sk
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2016年10月28日(金)
KRAAASH……シャッターフスマは鉄屑と化して室内を撥ね跳び、無数の白い羽根が、奥の窓から入り込む光の中を舞った。ミーティング・ホールめいた広い室内を、数羽のバイオ鳩が狂ったように飛び回っていた。踏み込んだニンジャスレイヤーの死角からレーザークナイが襲い来た。「イヤーッ!」
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posted at 23:53:39
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声は足元はるか下から聴こえた。反射的にメイレインは跳び下がり、エレベータの壁に背中をつけた。床の中央付近が隆起し、裂け、錨、あるいは鏃めいた、鋭利ななにかが飛び出した。それはまるで爪のように金属の刃で床を噛んだ。ギギッ……ゴギギギギ。軋み音が鳴り、エレベータが震動した。
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posted at 23:17:05
「フー……」階数表示。この廃れたビルの5階に彼らの「礼拝堂」はある。今このとき、同胞たちの存在は感じない。誰もが戻りたいときに戻るだけだ。そして「礼拝堂」はここでなくとも構わない。上昇するエレベータ内で、瞑想的に思考は巡る。この上昇の感覚すら美しく心地よい……(イヤーッ!)
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posted at 23:14:12
だが今は違う。彼はサツガイに選ばれた。そして世界には彼同様にサツガイに祝福された恵まれたニンジャが居る事を知っている。彼らを結ぶのがサンズ・オブ・ケオスだ。ナハトローニンの反応はメイレインには信じがたい。ナハトローニンはメイレインの差し伸べた手を拒絶した。理解しがたい。
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posted at 23:08:11
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以来、すべてが美しい。ドブ水の臭いは美しい。表面の油膜は美しい。腐乱死体に湧く虫は美しい。殺しは美しい。死んでゆく人間が美しい。なかでも己自身は宝石のように美しかった。そして、「宝石」は自分一人ではなかった。ただ感じる事が出来た。ネオサイタマ。世界。共有できる仲間を感じた。
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posted at 22:59:19
右腕を引き抜くと、「快」の感情がメイレインの脳天を貫いた。彼は仰け反り、震えた。(嗚呼……!)(ガンバレ、メイレイン=サン)(何を……?)(知らんよ)瞬きすると、彼は背を向けており、既にタタミ五枚ほど離れていた。(貴方の名前を……)(俺の?)(御名前を)(サツガイ)
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posted at 22:53:23
神秘だ。そう、まるきりそれは神秘体験と言うにふさわしかった。その者は、否、そのお方は、フードを目深にかぶり、畏れ多きその顔をメイレインに見せる事は無かった。彼はメイレインの前に立ち、その衣の胸元を開いた。するとそこには胸板ではなく深淵があった。
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posted at 22:34:58
J・J・エイブラムス率いる製作会社バッドロボットの新作「God Practice」が実は快作「10クローバーフィールド・レーン」に続く「クローバーフィールド」ユニバース作品だったことが判明。あの事件がまた新たな視点、展開で描かれる。来年2月24日全米公開。 pic.twitter.com/E5uhrn1Av3
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posted at 09:18:12
てことは、この服装はサツガイに襲われたときの服装ということでいいのか?
ずっとそのままで、しかも新しい服もカーゴとかカワイイ重点
それとも運命の日に縛られているのか #njslyr twitter.com/NJSLYR/status/...
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posted at 07:09:54
「バッドから」『やっぱグッドからにする。メイレインの野郎はソウカイ・シンジケートにハネられた。ソウカイヤはソウカイヤで奴と何かあったんだ。つまり奴を殺してもソウカイ・シンジケートはそこまで怒らねえ。抜け目ないオレがソウカイヤに幾つか情報を横流ししたからなんだが……』「バッドは」
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posted at 01:17:56
ニンジャスレイヤーは殺意を研ぎ澄ます。メイレイン。サツガイに連なる者。脳の芯が冷え、握りしめた拳が軋む音が骨を伝う。ポン引き、乞食、ストリートオイラン。暗い路地の住人達も、滲む赤黒の霧めいた彼に気づけない。鋭利な刃めいて敵に至る忍び足、相手を引き裂き殺す暴力。彼にとっては同義だ。
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posted at 01:07:25
そのままマスラダは待った。店主の視線が剣呑になって来ると、追加でコブチャを注文した。装束やブレーサーの防備が無いこの状態は、彼にとってストレスフルだった。パーカーと細身のカーゴパンツ、そうしたかつての日常的な装いは、今の彼には非日常のものだ。(現れろ)彼は心の中で呟いた。(早く)
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posted at 00:35:31