ひなた_sk
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2017年08月24日(木)
状況的にはサツバツナイト・バイ・ナイトからのニチョーム・ウォーなんだけど これ勝利するには1日で九龍会長の過半数をスレイしてくれるヤクザスレイヤーが出なきゃ無理では…?って勢い
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posted at 07:33:30
ダミアンが1000年生きてるっていうのは総体で引き継がれてるからであって、一回女性の身体にコピーされちゃったらその個体は生を終えるまで女性の身体のままなのでそう考えると大変だな! いや選んだのは自分っちゃ自分なんだけどその身体の人格と混ざった時点で差は生まれてしまうし……。
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posted at 21:34:00
大空洞?何を。ここは荒野だ。周囲を見渡せば、そこは360度、果てしのない枯れ野、0と1の風が吹く大地だ。そして連なる黒いトリイ。サツガイはそこから現れたのだ。彼が一歩踏み出すたび、スリケンが放たれる。八つの刃がランダムに飛び出した特異なスリケンである。キュン。キュン。キュン。3
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posted at 21:45:24
アユミは流星めいた速度で射線に切り込み、飛来したサツガイのスリケンを弾き飛ばした。研ぎ澄まされたカラテだった。アユミのチョップはサツガイのスリケンを……「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはサツガイのスリケンをチョップで弾き返した。出来る。彼には出来る。 7
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posted at 21:56:42
マスラダの目からは、煮えたぎる涙が溢れている。「イイイヤアアーッ!」チョップが伸びる……サツガイは……手を回し、打撃をいなした。「……プッ」サツガイは微かに震えた。そして、笑い出した。「BWAHAHAHAHAHAHA!MWAHAHAHAHAHAHAHA!」10
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posted at 22:11:33
「グワーッ!」ニンジャスレイヤーはサツガイの存在格に弾かれ、荒地の土に叩きつけられる。「BWAHAHAHA!MWAHAHAHAHA!オカシイ!」サツガイは哄笑する。放射状の風が吹き、起き上がろうとしたニンジャスレイヤーを打ち倒す。「グワーッ!」「MWAHAHAHAHA!」11
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posted at 22:14:34
「……」サツガイは静止した。そのエメツ塊を注視しているようだった。ドクン。エメツ塊が脈打った。「ンンッ……?」サツガイは訝しんだ。その身体の輪郭に0と1のノイズが走った。「ンンンン?」ドクン、ドクン。エメツ塊の周囲に、霞のように、灰めいた粒子がちらついた。「ンンンン!」 13
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posted at 22:22:50
「……フー」サツガイは長い息を吐き、フードを跳ね上げた。見慣れぬ男の顔が現れた。その者はどこかしらブラスハートを思わせた。「……事は成った」サツガイは言った。「カツ・ワンソーよ。どんな気分だ?不服か?だとすれば不適切だな。喜ぶべきだ……俺が心臓を与えてやッ……た……」ドクン。16
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posted at 22:37:38
サツガイは……ブラスハートによく似たその存在は……ひとしきり笑い終えると、やや不思議そうに己の手を見つめ、握り、開いた。サツガイは呟いた。「フウーン……オモシロイ。成る程」真鍮色の目がニンジャスレイヤーに留まった。「お前、まだ居たのか。何だっけ?お前」 18
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posted at 22:44:27
サツガイ。アユミの仇。マルノウチ・スゴイタカイビル。(カイ。私を殺して)アユミはマスラダに言った。マスラダは死ななかった。胸に穿たれた穴からは血と火が溢れているが、彼は生きていた。アユミを殺す事ができる存在として。アユミはそれをわかっていた。(貴方ならできる。今すぐ殺して) 20
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posted at 22:56:35
(((マスラダ!))) 悔恨と狂気を前に、憎悪と殺意がマスラダの精神を塗り潰す。記憶は千切れ、ニューロンの奥底へ散る。眼前に仇。サツガイ。「ドーモ。サツガイです」サツガイはアイサツした。ニンジャスレイヤーの背中から炎が迸った。アイサツを返す。「ドーモ。ニンジャスレイヤーです」21
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posted at 23:01:01
このハシゴが長い。だから普段は冷蔵庫にドリンクを絶やしていないのだ。「マズったな」一応、彼はUNIXデッキにリンクさせた携帯端末を尻ポケットに突っ込んである。「ま、あの疫病神も企業戦争の真っただ中にブッ込んでッてンだから、ダメだったなら運命だしな!インガオホーってもんだ」34
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posted at 23:39:27
冗談半分でゴールデンレトリバーの仔犬だと思ったら人間の男だったって言ってるけど本当に少年じみた顔立ちが垢抜けて青年となり経験と環境の変化で男性になっていく過渡期をこれでもかと見せつけられるので心臓に悪いよたけうちりょーまは
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posted at 23:47:21
「アッハッハッハ」タキは乾いた笑いを笑った。「消失。ウケル」だが、高高度空撮画像が画面に映し出されたとき、彼の笑いは凍り付いた。南米大陸の西側とおぼしき海岸線に、不自然な抉れが生じている。遅れて彼は、今回のミッションの目的地を思い出す。 37
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posted at 23:53:18