ひなた_sk
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2018年05月25日(金)
なんとですね、熊ポンが『ただ頭が悪くて』『普通にメチャクチャいいヤツ』な『全国4位の柔道選手』と判明するとですね、そいつを的確に引き入れたBMPの格もまた上がるんですねえ。死してなお評価される男よ……
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posted at 00:50:07
次のツアーで象が出てきたらどうしよう アメワではボーカルがライオンに乗ってたしボーカルが象に乗せられる可能性十分にある 絶対「バーフバリだ…!」って言ってしまう やめたい
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posted at 00:51:55
かつてほんの僅かな時間、二者はヨグヤカルタの地で邂逅を見た。その時、この若者はひどく不安定で、不定形の炎に自身の命をくべているかのようだった。過去に実際ニンジャスレイヤーであり、今は一個のリアルニンジャ、ダイ・ニンジャとなった彼ゆえにこそ、その危険は察して余りあるものだった。 3
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posted at 22:05:02
「おれに用があるらしいな。サツバツナイト=サン」ニンジャスレイヤーはサイグナスに向かってカラテを構え、振り向かずに言った。「話は後で聞いてやる。過冬は……おれの敵だ」マフラーめいた首布が揺れ、赤黒の炎が輪郭を燃え立たせた。 6
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posted at 22:21:23
一人は数ブロック離れた地点、バニータヌキネオン看板の上にアグラし、オペラグラスを覗き込むクローザーである。ニンジャスレイヤーの動きを歓喜の表情と共に追っていた彼であったが、サツバツナイトの出現を認めた彼の表情は、やや複雑なものとなった。そしてもう一人は、シトカの外から見ていた。10
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posted at 22:38:07
(……そうか)銀の浜辺に座し、ニンジャスレイヤーを通してシトカの状況を見定めようとしていたシルバーキーは、サツバツナイトの姿が目に入るや、なんともいえぬ表情を浮かべた。彼の背後には、既に三分の一が消えたローソクの並びがある。(あンたがシトカに来たか。フジキド=サン) 11
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posted at 22:41:51
マルノウチ・スゴイタカイビル屋上のあの時の光景が、鮮明にフラッシュバックする。あのとき、フジキドはニンジャスレイヤーとしての人生を終え、サツバツナイトとなった。ドラゴン・ユカノがそれを認め、シルバーキーが立ち会ったのである。(現世の時間で、何年経ったんだろうな。あれからよ……)12
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posted at 22:46:51
背中にロウソクの明かりを受け、彼の装束色に銀の輪郭が光る。己の不始末でマスラダ・カイが極限のイクサに身を投じている。そしてフジキドまでもがシトカに現れた。彼はやや俯いた後、両手でピシャピシャと己の頬を張り、キアイを入れ直した。隠者じみたヒゲが01のノイズに分解し、溶けた。 13
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posted at 22:52:43
……「イヤーッ!」サイグナスが踏み込むと、ニンジャスレイヤーも一気に距離を詰める。突き出されたサイグナスの拳を受け止め、ディレイから繰り出されたショートフックをも払い落した。サイグナスは目を見張った。初手からブンシン・ジツに対応してみせるか! 14
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posted at 22:57:44
「グワーッ!?」小跳躍回転踵落としは防がれた……ニンジャスレイヤーが投げつけたサイグナスの身体によって!ブンシンしたサイグナスは己自身を打撃し、跳ね返されて跳び下がったのである!これは、いかに!? 20
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posted at 23:18:31
「貴様のブンシンは幻ではないな、サイグナス=サン」ニンジャスレイヤーは構え直したサイグナスと向き合い、間合いを調節しながらさらに挑発的に言った。「原理はどうでもいいが、貴様が残したブンシンは僅かの間、実体を持っている。だから貴様のブンシンはカラテで相手を押し続ける事が出来る」 21
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posted at 23:22:16
サイグナスの瞼がぴくりと動いた。ニンジャスレイヤーは言った。「精緻な折り鶴も、開けば一枚のワ・シだ」「見事だな」サイグナスは低く言った。「キンジャールやサキュバスを殺しただけの事はある。捨て置けん相手だ。だが……俺のジツが判ったところで、果たしてそれを打ち破れるかな」 22
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posted at 23:27:57
拳が入る……入る!「イヤーッ!」「グワーッ!」殴られながら、ニンジャスレイヤーはサイグナスを凝視する。目の決断的な光は少しも弱まらない。それが妙にサイグナスのタフな精神を激昂させた。ブンシンを加速させる……!「イヤーッ!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは拳を掴む! 26
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posted at 23:38:44
「ハッ!」オーガフィストは挑戦的に笑った。ニンジャスレイヤーは構わず、オーガフィストをそのまま攻撃した。どちらも過冬だ。殺すまでだ。「イヤーッ!」黒炎に燃える爪がオーガフィストを捉えた。袈裟懸けに装束を、肉を、骨を断ちながら、ニンジャスレイヤーはオーガフィストを地に叩き伏せた。31
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posted at 23:55:05
オーガフィストの目は真っ赤に充血し、目の周りにはZBRアドレナリンの影響で太い血管が浮かび上がっていた。オーガフィストはニンジャスレイヤーの腕の下、地面に血溜まりを広げながら、ぜいぜいと息を吐いた。「どのみちワシは助からんからの。捨てるなら、ワシじゃろ。ザマぁ見ろ」 32
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posted at 23:57:08