jabrafcu
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2012年12月06日(木)

仲山ひふみ Hifumi NAKAYAM @sensualempire
アンチ的心性ないしキャラクター化の暴力性によってつけられた「ポンコツ」という呼び名をぱるるが自身で「ぽんこつ」に変えた経緯が書かれているのだが、生身の人間がキャラクター化される際に不可避的な「非対称的な」(親とこどもの関係にも言える)暴力との向き合い方ということで興味を惹く。
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posted at 23:00:33

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そのことによって、「キャラクター自身が傷つく」感覚を、舞台ではオバケと音楽によって表現していた。ここでキャラクターが傷つき得る=人間的になり得るというのはラストの伏線になっていたように思う。
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posted at 03:55:03

今すでにネット上で実現している。つまるところ、俺も含め、ミクを愛する人たちは彼女の記号性とそれに起因する表現の自由度の高さや流動性に夢を見ている。しかし、キャラクターを主体として見れば、それは彼女を入れ替え可能な存在として扱うことでもある。
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posted at 03:54:04

その象徴が「緑の髪のオバケ」だった。綺麗な図像として舞台に存在する初音ミクに対し、オバケは精神攻撃を加える。アペンドミクとかの例外もあるけど、緑の髪というのがミクのアイデンティティなのは確かだし、裏を返せば、「緑の髪さえあればだれでもどこでも初音ミクになれる」ような世界が、
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posted at 03:52:27

だから「初音ミク」って名前から人がイメージする図像はバラバラだし、多くのPもそれを分かった上で作品を作ってる。しかし、今回のTHE ENDは、健全化するボカロ文化の中で、イメージがばらばらであること自体を本質的に気味の悪いものとして捉えていたように思う。
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posted at 03:50:20

順番に行くと、ミクが記号的っていうのはまあボカロ文化に多少詳しい人なら分かることだと思う。初音ミクはクリプトンから始めに発表されたイメージを抜け出し、pixivやニコ動で投稿される多様なイメージを取り込んだ上で、「初音ミク」という固有名を成立させている。
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posted at 03:48:53

ポイントは3つあったように思う。「ミクの記号性について」、「人間とキャラクターとその隙間について」、「キャラクターから世界を(俗に言えば社会)切り取る仕組みについて」。
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posted at 03:47:14

その前提の上で、僕としてはキャラクターとしての死を岡田さんや渋谷さんがどう捉えるのかに非常に興味があった。山口まで行っちゃうくらいにあった。実はこれってすごいハードル高い問題で、ミクの場合、2008年に『初音ミクの消失』っていう楽曲の中で彼女の死のイメージが強烈に語られているから
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posted at 03:44:35

ザックリ言えば、視覚的なレベルでも一本のハイスペックなアニメを観ているような印象だった。そこに音圧まですごく気を遣ってるのが分かる渋谷さんの音が乗り、抽象的なモチーフと共にキャラクターにとっての死とは何かという問いに対する回答が描かれる。とにかく圧倒される空間だった。
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posted at 03:42:45