jabrafcu
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2014年02月06日(木)


要は「実はこうでした」という話になった時に覆されない批評ができるのかどうか、という話なのだけど。ただ、作家の来歴や置かれた状況も作品の一部だという理解が成り立つケースもあるのでややこしい。
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posted at 00:22:56

誰でも考えるだろうが、聡明そうな美少女をフロントにして、背後で複数人が交替でそれらしい批評文を生成する「美少女批評家」プロジェクトは考えたことあるけどな。フロントは水嶋ヒロでも代替可。
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posted at 00:26:19

ここ30年ほどの日本では「その作品を取り巻く文脈」は作品以上に大事なものやったりするねんな。オーサーシップの虚偽のような「穢れ」が生じるとそれが作品の評価にも反映される構造がある。麻薬で捕まるとCDが回収されたりする。でもまあ80年代以降の話ですそういうの。たぶん広告の論理の浸透
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posted at 00:42:14

美空ひばりが神戸芸能社がらみで紅白辞退してもレコードは回収されんかった。ポールマッカートニーが来日時に麻薬で逮捕されてもラジオはむしろ積極的に曲流していたときく。たぶん80年代後半くらいからそういう風潮は衰え始めて「消費者の反感を買うリスク」を排除する方が優先されるようになります
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posted at 00:50:40

↓なんかこう書くと「作品の外側の文脈を重んじるのはけしからん。作品そのものを聞け」とゆうてるみたいやな。そうではなく「作品とその文脈との関係は可変的」ということです。「作品だけに耳を傾けろ」といったイデオロギーもまた、時代や場所に応じて強まったり弱まったりします。
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posted at 07:52:46

この指示書のオリジナリティは、認めざるを得ない。 @asdsntr 音譜は全く読めないという佐村河内氏がゴーストライターに渡してたっていう指示書が一番興味深かった。図形楽譜みたいですごいw pic.twitter.com/vknzDNtSQR
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posted at 09:49:17

ゴーストライター騒動なー。思えば17年前ライターとしてキャリアをスタートさせた駆け出しのころにやっていた仕事が某有名ミュージシャンの雑誌連載記事のゴーストでした。話聞いて構成するんじゃなく、こっちで完全に書かなきゃいけない名前貸しの完全ゴースト仕事だった。あれから17年……。
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posted at 10:21:41

出版業界におけるゴーストライターというのは一般的に多忙な著者が書き原稿を執筆してるヒマがないので、話を聞いて原稿の形にまとめる役割のことを指すことが多い。「あまちゃん」のような替え玉とは違う(しゃべりの場合、本人が伝えたいことを伝えてるので)んだけどそこは結構誤解されてるかもな。
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posted at 10:25:26

2/19、下記のシンポジウムを開催いたします。関心がおありの方はぜひご参加ください。
公開シンポジウム+チュートリアル:
翻デジ2014:クラウドソーシングによる近デジ資料のデジタル翻刻
www.dhii.jp/dh/zinbun/hond...
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posted at 11:20:22

ゴーストライター問題。みんなが知らないだけで、音楽も書籍も昔から当たり前にあるんだよね。書籍の場合はゴーストじゃなくて、ライターの人がインタビューをして書いてるものを、インタビュー受けた側の人の名前で出しているのなんて当たり前。
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posted at 11:22:37

そもそも経営者の人が書いてるビジネス書なんて、ほとんどはライターの人が書いてるでしょ。本人が書いている方がまれだって。経営者が本を書くことに、そんなに多くの時間をさけるわけがないし。
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posted at 11:25:15

これがたとえば「プロジェクト佐村河内」とかそんなユニット名で、利益配分もちゃんとすればまったく問題なかっただろうが、でもロマン主義的「天才」とか「全聾」といった物語を付随させなければここまで話題になり売れることもなかったはずなので、虚像を捏造するのは不可避であったともいえる。
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posted at 12:10:53

佐村河内守のゴーストライター事件はゴーストが存在した事よりも、「病身の被爆二世」「被爆地への鎮魂」「東北被災者への鎮魂」という「感動」をプロジェクト化、あるいはコンテンツ化してしまった事のほうに深刻さがある。所謂「アートで癒そう」が最も悪い形でマーケティングに乗ってしまったのだ。
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posted at 12:40:59

富山優子info Yuko Tomiya @yuko_tomiyama
構成を伝える場合、こんなもんっス。 RT 佐村河内氏がゴーストライターに渡した指示書が話題ですがここでZAZEN BOYSの向井秀徳がバンドメンバーに渡した楽譜を見てみましょう pic.twitter.com/H2CU0j1aCs
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posted at 13:09:24


自分が聞きかじった範囲では、予想以上に横行していた印象。ただ、裏取りが困難を極めるので、裁判にでもならないとなかなか表面化しない(できない)>音楽業界では珍しくない? 佐村河内守のゴーストライター問題で波紋 www.menscyzo.com/i/2014/02/post...
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posted at 13:41:15


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@765storchP ああ、あの形式はまさにプロジェクト開発ですねw 世界的にはそういうプロジェクトバンドとかは結構ありますね。楽曲がどうやって出来るのかはプロジェクトごとに色々だと思いますが、大抵は自然とアジャイルっぽくなりますよね。
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posted at 14:07:35

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佐村河内氏の件で…
普通に喋れてるから聞こえないって不思議だったと言うツイートか結構あってへこむ。
私も喋れるけど聞こえない。大人になってから聞こえなくなったから…
声は綺麗だとよく言われる。。。
この問題のせいで私もどこか嘘つきと思われたりするのかなぁ。
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posted at 15:31:43

例の作曲者の件で私が一番危惧しているのは聾唖者全体に対する誤解が広まらないかということ。例えば私の母は耳が聞こえなくなってからピアノを習い、弾けるようになったし、普通に喋れる聾唖者は沢山見てきた。聾唖者の問題とゴーストライターの問題は切り分けて考えて欲しいと願っている。
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posted at 16:30:18

例の作曲家の件は「実は作曲してなかった」に「耳が聞こえないから褒めてたのに」が掛け算になってて、さらに障害があるかも疑われると倍率アップ、周囲のメディアも加担してたんじゃ?で更に倍という重なりすぎの事件だから「ゴーストライターが〜」と業態の一種の話に帰しても実にナンセンスな感じ
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posted at 17:23:28

もっと言えば「耳が聞こえないから褒めてたのに」は、そんな本末転倒な評価を下していた自らに対しても向いてくる刃だから、どうしてもその倒錯を認めたくない、自己正当化したい人が、全力で「騙した方が悪い」ということにしたがる心理になりそうだし、ニュース番組はそれを叶えてくれている印象
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posted at 17:32:38

なんかもうおもろいことになってますがこまどり藤圭子的艱難辛苦マーケティングがオーケストラ音楽界まで到達した、というか、独創性やら天才神話がゾンビ化しつつも残っている「遅れた」業界だからこそ見事に適合した、という理解でよろしかったでしょうか。
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posted at 17:36:39

ああ、なるほど、これはすごく分かりやすい。「聞こえない」というのはどういう事か、音量だけの問題と誤解してる人は案外多いので、この説明はすごく有益です。お勧め記事!>
『聴覚障害者の聞こえの可視化』 amba.to/PX1NTr
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posted at 18:08:34

ある尊敬する音楽家は、逆に、人のアレンジした部分を自分がしたことにされそうになって、すごい抵抗を示してた。そのアレンジは優れている、でもそれは自分がやったものではないと。優れていれば収奪するなんて論理はいっさいなくて「自分のしたこと」の領域が揺らぐことが気持ち悪かったんでしょう。
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posted at 19:58:36

ぼくが書いた文章を、大量に、ぼくへの許可確認なしで転載されたことがあります。担当編集者は執筆者がぼくであることを知っていましたが、そこにはパワーポリティクスがありました。その中の強者との関係で、ぼくはクレームしないだろうと踏んだのでしょう。事後に献本さえなかった。一生許しません。
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posted at 20:09:25


これは一種の理想論というか偏った意見ですが、ポピュラー音楽の鑑賞においてそういった文脈的なものごとは要するにニコニコについているタグなんです。そっから別のアーティストや作品を聴くきっかけみたいなもの。
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posted at 20:15:06

完全に合意のもとで、「下原稿」を提供したことは何度もありますが、言うまでもなくそれとは別の話です。時間ないとき、ひとつの原稿を複数人で工程分けして完成させるやり方があるんですよ。そういうときはフィニッシャーの著作名義になるんだけど。
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posted at 20:17:26

平行的に考えると「被爆二世」、「聾唖」といったタグで音楽鑑賞を行っていたとするとそれはすごく不謹慎な気がする。なのでやっぱりタグとして機能しているんじゃなくて、評価や鑑賞のソースとして含んでいたのだと思える。
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posted at 20:18:59

ともかく、クリアなのが一番だと思いますよ。たしかボンジョビの「You Give Love a Bad Name」は、「この曲はサビ始まりのほうがいい」と発言した人がいて、そのアイディアが採用になってるけど、その発言者も作曲者のひとりに名前がクレジットされてるんだよね。
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posted at 20:26:56

詳しいことは知らないけど、その「サビ頭発案者」さんは、作曲の著作権のうち、ごくごく小さい何分の一かの権利しか持っていないでしょう。メロディ自体を考えた人が権利のほとんどを持って然り。ただ、彼のしたことがなかったことになっていないっていうのは、すごく大事なことなんじゃないですかね。
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posted at 20:33:56

クラシックが特別に好きではない世間一般の人にとってのクラシックイメージとか、ロックについてのイメージ以上にギャップがありそうだよな。マンガとかそういうのがイメージ煽っているからイカンと思う、いや本気で(笑)。
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posted at 20:44:07

ロマン主義的作者像とかカノン批判とか何十年やってきてもこんな現状なんだから、音楽学(ニューミュージコロジー)がいかに世間を変えていないかということか...まあそうじゃない音楽学も全然衰えてないけど
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posted at 20:46:39

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