jabrafcu
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2014年11月23日(日)

外国語読解においては超人気作品や古典的傑作を何がなんでも原語で味わいたいというような固い意志がある人は細部がわからない段階からバリバリ読んでいくので強い。訳で読んだほうが早いしよくわかるので、原文はもっと上達してから、という人は多分そこからあまり進歩しない。
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posted at 22:58:45

KoSAC「画像の問題系 演算性の美学」合評会(12月20日(土)16時、東京経済大学)。批評と美学の関係がテーマ。報告者:gnck(『美術手帖』第15回芸術評論第1席)。評者:森功次(『分析美学入門』訳者)。司会:加島卓+光岡寿郎。d.hatena.ne.jp/oxyfunk/20141220
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posted at 22:50:14


以上のような「福祉の政治性」については、『生活保護』(ちくま新書)に詳述した。生活保護受給者を「悲惨だ」といくら描いたところで、彼らを「特殊」な存在として顕在化させてしまう福祉構造そのものがある限り、利害対立やスティグマはなくならない。ナショナルミニマムの構築が、解決策である。
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posted at 15:49:22

逆に、日本の福祉は「もっとも貧困な人たち」をターゲットに行われる。すなわち、中間層は福祉に頼らず「自助(企業福祉を含む)」で賄い、貧者だけは国が助ける。一見効率がよいように見えるが、こうすると、必然的に中所得者と低所得者が階層的利害で対立するし、スティグマも生まれる。
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posted at 15:46:32

福祉の「政治性」というのはこういうところ。額の問題ではなく、どのように「利害集団」が形成されるかなのである。北欧の福祉制度は、分配の規模が大きいわけだが、その「額」が重要なのではなく、すべての社会成員が包含された制度設計になっていることだ。だから、社会の同意が形成されている。
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posted at 15:44:18

炎上といえば、伊藤昌亮さんの「祭りと血祭り」(川上量生編『ネットが生んだ文化』)がとても面白かった。デュルケムのいう集合的沸騰とネット炎上を重ね合わせてた論考。炎上は「社会的なもの」への希求であり、「社会」を創り出す契機になるのではないか、と。
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posted at 15:43:37

「積み立て方式」ではなく、世代間の分配である、年金の「賦課制度」も、世代的な不公平感が半端ではない。我々や、その下の世代は絶対に払う額が多くなるのだ。その上、「積立」した金を不安定な株式市場に大量投入しようとしている。一律の福祉をせず、さまざまな利益集団に分解してきた帰結である
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posted at 15:41:51

こんなこと書きたくはないが、2割の自営業者が8割の非正規と無職を支えるという国民健康保険の構図は、あまりにも酷い。病気などほとんどしない若い自営業者が、ひたすら収奪される仕組み。「共助」が強調される中で、国の援助が減っていけば、完全に成立しなくなる。ひどい仕組みである。
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posted at 15:36:32

後期高齢者医療保険のときもそうだったが、貧困者だけあつめて「保険」や「共助」で助け合えと言っても、無理でしょう。一律の「公助」(本来はこれしか「福祉」と呼ぶべきではない)でしか、この貧困化した日本社会を成り立たせる方法はない。
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posted at 15:30:41

朝日二面の国保の加入者内訳をみて驚愕した。8割が無職と非正規。自分も国保に入っているわけだが、絶対に成立しないだろうと思う。国は福祉の私信として、明確に「私保険化」の方向を向いているが、貧乏人だけ集めた枠を作って「受益者負担で対応して」というのなら、何もしないのと同じだろう。
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posted at 15:29:12

信じられないかもしれないけど、1990年代までは日本の翻訳文学は普通にミリオンセラーや何十万部売上を出していた。1994年のトーハンベストセラー文芸部門はベスト10のうち7冊が翻訳書。残り3冊は春樹とばななと金田一シリーズ。 www.tohan.jp/pdf/1994_best....
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posted at 10:46:09