柑橘/跡地
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2013年01月18日(金)
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pixivに投稿しました Leone e Gatto #1【アバブ】 #pixiv www.pixiv.net/novel/show.php...
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posted at 02:08:59
い。アバッキオは再び壁に背を預け、再生を続ける姿を静かに見始めた。しかし、ほどなくして彼は｢…下衆野郎が…｣と呟かずにはいられない程に憤っていた。触れることも、もちろん変えることもできない過去と理解をしていてもこみ上げる怒りを抑えることができなかった。目の前のブチャラティは目隠し
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posted at 02:39:29
を施されたままに好き放題に体を弄られていた。始めこそどこか耐えるような仕草が見えたものの、しばらくすれば身を任せるようなむしろ自分から求めるような姿さえ見えた。普段のブチャラティであれば絶対にそんなことをしないという確信のあったアバッキオが”セックスドラッグ“に思い当たるまで然程
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posted at 02:56:10
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時間はかからなかった。｢…下衆が｣ともう一度呟いてからアバッキオは再生を早送りにする。こんな状況でなければ喜んでいたかも知れないが、とても彼のそんな姿を見ていられなかったのだ。 しばらくして行為が終わり十分な処理もされないまま捨てられたように横になっていたブチャラティはゆっくり
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posted at 03:14:56
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と身を起こし言葉を発さないまま服を身に付けてふらふらとよろけながらも部屋から出ていった。下を向いたまま嘔吐を抑えるためか口元に手を当てて歩く彼からは感情を読み取れなかったが、とても弱々しく見えた。アバッキオは支えようと手を伸ばした手を引っ込めて、早送りしているにも関わらず緩慢に歩
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posted at 03:29:28
く彼の横を無言で歩いた。 そしてたどり着いた一軒の家屋。きっと彼の家の一つなのだろう。アバッキオは中へと入っていく姿を確認して再生を止めた。｢……｣彼に会ってどうするのか。なんと言うのか、どんな顔をすればいいのか、励ませばいいのか、同情すればいいのか、労えばいいのか。流れのまま
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ここまで来てしまったものの、果たして自分は何をしたかったのか。彼自身にもわからず呼び鈴を押す手をなかなか伸ばせないでいた。｢…畜生…！｣しかしここで悩んでいても埒が明かない。どうすればいいかなんて、何と言えばいいかなんてその時に考えればいい。ブチャラティからどんな反応をされようと
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posted at 04:03:28
彼の傍にいなければならない。あんな彼を一人にしておいて良いはずがない。アバッキオは扉を睨み付けるように見詰め呼び鈴を押した。ジリリリと扉の向こうから音は聞こえるが、なんの反応もない。電気が点く様子も人が近付いてくる気配もなかった。それは予想の範囲内とでも言うように、ドアノブに手を
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posted at 04:20:30
掛け引いた。蝶番が軋む音がして簡単に玄関の扉が開く。内部には明かりがひとつも点いておらず、一歩を踏み入れても暖かさは感じられなかった。｢ブチャラティ俺だ。アバッキオだ｣用心しながら歩を進め部屋の様子を探る。壁に手を這わせて電気のスイッチをつけてみてもやはりブチャラティの姿はそこに
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posted at 04:36:59
なかった。この部屋から続くドアは3つ。まず一番近くにあるドアの前に立ち｢…入るぞ｣と一言断ってから静かに開けた。部屋を明るくして見るとそこは寝室のようだった。簡素なベッドに、彼の嫌いなはずな林檎の描かれた絵画、その下のサイドボードには一本のナイフと漁に使う浮きが置いてある。が、誰
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posted at 05:03:07
猫のトイレにびっくりするくらいデカイうんこがあったらしく、それを見た妹が「でかい…これは果たして猫のうんこなのか…?もしかしてお姉ちゃんが我慢出来なくてここでしたんじゃ…?」って言ってみたいなんだけど知らないうちに実の妹から脱糞を疑われる気持ちがお前らに分かるか？
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posted at 16:49:47
ネアポリスの裏路地を歩いていた柑橘は一風変わったジャケットをきた男にぶつかってそこに明らかに彼の追手が迫り何故か手を引かれ逃げて更に薄暗い路地に逃げ込んで声を上げそうな柑橘の口元をひんやりとした手で覆い「しっ！」と一言そしてその手を離すと柑橘の口は縫い止められていた系ハウルか
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posted at 16:50:47
