柑橘/跡地
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2013年03月04日(月)

@R18_tweet 「ちょ、待て…アバッキオ!」珍しく焦りを滲ませた声を無視してアバッキオは彼に馬乗りになって首もとのジッパーへと手を掛けた。 その日、ブチャラティの目の下にあるクマがいつもより濃いということ以外は普段と特に変わったことはなかったように思う。普段通りにメンバーと
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posted at 02:11:00

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@R18_tweet リストランテで食事を摂り時間を潰し仕事が舞い込んでくれば片付けに行く。いつもと何ら変わらない日だった。ただ彼が「今日は、そういう気分じゃない」と言うまでは。「あ?」アバッキオは特に行為に執着がある訳ではない。互いにもう子どもではないし、予定や体調、気分を尊重
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posted at 22:48:48

@R18_tweet したいと考えていた。だから「あ?…あぁ、そうか」と流すつもりだった。しかしできなかった。これまでも幾度か拒否したことも、されたこともあったため、受け入れられなかったのではない。ただ「…すまない」と、彼が消え入りそうな声で謝罪の言葉を口にしたことが引っ掛かった
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posted at 23:12:28

@R18_tweet のだ。「どうした?」ソファに腰掛けたままのアバッキオは、窓辺に立つブチャラティを見据え問い掛けた。「…別に」どうにも歯切れの悪い返事に「ただ…そんな気分なんだ」と続け、彼はまるでアバッキオの視線から逃げるように部屋を後にしようとした。彼は人の嘘を見抜く術に
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posted at 23:31:12

@R18_tweet 長けているくせに、嘘を吐くのが下手だ。いつものポーカーフェイスに変化は見られないもののどうにかしてアバッキオから逃げようとする姿勢が丸見えだった。「…まだ何か用か?」現に彼の腕を掴み、自室へ行くことを阻止するアバッキオの眼を真っ直ぐに見ようともしない。「何が
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posted at 23:43:05

@R18_tweet あった」「…だから別に…っ」明らかに嘘をついているのに真実を言おうとしないブチャラティに痺れを切らし、アバッキオは先程まで自分が腰を下ろしていたソファへと彼を沈めた。「…どういうつもりだ」そこでようやくブチャラティは視線を合わせ、逆に問い詰めるような言葉を投
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posted at 23:58:32