柑橘/跡地
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2013年09月15日(日)
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@R18_tweet とだったが、今回はそれとも少し異なる雰囲気、切羽詰まっている感じだ。普段よりも深く、長い口づけに鈍ってくる頭の端で、自らも舌を絡ませながらブチャラティはそう感じていた。(普段大人しいやつがキレるとヤバイからな…)｢はっ…なに考えてる｣リップ音をたてながら離れ
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posted at 18:35:35
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@R18_tweet 彼が文字通り犬のようになってからｾｯｸｽをしていなかったため、彼の警告を無視してこちらから誘うような言動をしてしまった。しかし、始まってさほど時間は経っていないもののブチャラティは実のところ少し焦っていた。アバッキオがｾｯｸｽのときに余裕がないのはいつものこ
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posted at 13:26:57
@R18_tweet 肩をベッドへと押し、まるで引き倒すように彼をベッドに沈めた。｢驚いたな｣さほど驚いてもいない冷静な声でそういうブチャラティの口は笑っているように見えた。それが更に彼の神経を逆撫でする。｢…本当に知らねぇぞ｣｢それは何度も聞いた｣アバッキオは何度目かわからない
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posted at 13:02:26
@R18_tweet ねぇからな｣あまりにも小さな声で言われた言葉に｢うん？｣と聞き返すブチャラティ。｢テメェ…わかってんだろ｣｢何をだ？｣｢くそっ｣もはやイラつきを隠そうともしない彼は再び舌打ちをして、尻尾に置かれている腕を力任せに引っ張りあげた。バランスを崩したブチャラティの
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posted at 12:37:46
@R18_tweet バッキオの体が跳ねる。と同時にベッドから立ち上がろうとするも、咄嗟にブチャラティが手を伸ばし彼の尻尾を掴んでそれを阻む。｢何をそんなにイラついてんだ？｣背後からゆったりと近付き、問う彼に、アバッキオは組んでいた腕をほどき、これまでとは違うことを言った。｢知ら
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posted at 12:28:21
@R18_tweet チャラティの足音に、髪と同じ色をした耳は反応するようにぴくぴくと動いた。｢頼むから一人にしてくれ｣先程から繰り返されるその言葉をブチャラティはもはや聞いていなかった。｢どうした？アバッキオ｣わざとらしく音を立ててベッドに乗ったブチャラティに、大袈裟なまでにア
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posted at 02:33:32
@R18_tweet へと一歩を踏み入れた。暗がりの中で、アバッキオの頭から新たに生えた耳がぴくりと動き音を拾う。｢入ってくるな｣まるで自分の縄張りに無断で立ち入られたために威嚇する犬かのように声を低くしたアバッキオだったが、ブチャラティには何の効果もなかった。止まることのないブ
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posted at 01:51:49
@R18_tweet イラついていることはすぐにわかった。｢おい…｣｢今は一人にしてくれ｣再び呼び掛けようとしたブチャラティの言葉を遮るように発せられたアバッキオの声はしかし、怒りとは別の何かが含まれているように感じられた。ブチャラティはその様子に興味を示し、彼の言葉に反して部屋
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posted at 01:34:10
@R18_tweet の部屋のドアをあけた。部屋の中は電気が点けられておらず、真っ暗な中アバッキオの貧乏揺すりの足音だけが聞こえた。｢アバッキオ…？｣｢…｣部屋が暗い上、ドアに背を向けるようにしてベッドに腰掛けている彼の表情は全くわからない。しかし、足の音や舌打ちからアバッキオが
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posted at 01:04:37
@R18_tweet ラする頻度が高くなったと言うか、感情を抑えが効かなくなっていた。つまり、飯時になって腹が空くとあからさまにイライラとして飯の匂いがすればその元へ急いでやって来ていたのだ。それが、今日は全くもって部屋から出てこない。それを不審に思ったブチャラティは、アバッキオ
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posted at 00:02:03
