こすも @cosumo_su

14年4月2日

@R18_tweet た間接照明だけを点けて、アバッキオはいつ帰ってくるかもわからないブチャラティを待っていた。特にすることもなく、壁にかかる時計を睨み続けていた彼は、小さな足音に表情をさらに険しくした。耳にするだけでも、その足取りは覚束ないものだとわかる。革靴の底が石畳を打つ音

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こすも @cosumo_su

14年4月2日

@R18_tweet 不規則で強さもまばらだった。その音が少しずつアバッキオの待つ家に近付き、ドアに体当たりするかのような音が響いた後乱暴にドアが閉じられる。家の中に入ってようやくアバッキオの存在に気付いたのか足音の主は、この場をあとにするか迷ったのか、または息を落ち着かせるため

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こすも @cosumo_su

14年4月2日

@R18_tweet か間を置いてから一歩を踏み出した。｢どこに行ってた｣｢…ちょっと、な｣部屋へと入ってきたブチャラティにソファに座り背を向けたまま問う。｢何してた｣｢…浮気でも疑ってるのか？Amore mio?｣｢ふざけるな！｣あまりにも場にそぐわない彼の物言いに、アバッキオ

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posted at 21:28:02

こすも @cosumo_su

14年4月2日

@R18_tweet は思わず立ち上がり彼へと向き直った。どれだけ自分達が心配し、どれだけその気持ちを抑えて見て見ぬふりをしてきたと思っているのだ。それが分からない彼ではないはずだ。｢…っ｣彼へと真っ直ぐに相対したアバッキオはしかし、それ以上怒声を浴びせることもましてや声をかける

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posted at 21:47:39

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こすも @cosumo_su

14年4月2日

@kanki2k 取り置きお願いいたしたいです！！

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posted at 21:52:01