柑橘/跡地
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2013年04月11日(木)

昆布で先輩ぐるぐる巻きにしてから自分を昆布で一周巻いてお手手つないでスヤ・・・するんだけどその日は波が荒くてはっと目を覚ますとブチャラッコちゃんひとりになってるの ここまで考えて滝のような涙を流してアバッキオ貴様・・・って理不尽な怒りをぶつけてる
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posted at 00:20:53


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2013年04月12日(金)

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ブチャラティちゃんはテレビとかで怖いものみたときはさりげなく画面から目を逸らして平気そうにしてるから アバッキオさんは内心うおおおおこれまじでこええ!!!って思いながら表面はスカしてるから
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posted at 20:49:15

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@R18_tweet ベッドに忍び込めば、いつものごとく彼はすぐに目をさました。彼に跨がり見下ろして“よし”の号令を待つも、いつものような言葉はなく代わりに「今日は、ダメだ」の一言があった。その言葉に少しずつ距離を詰めていたアバッキオの動きが止まる。まさか拒否の言葉が来るなど考え
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posted at 20:52:20

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@R18_tweet ていなかったのか、アバッキオはたっぷりとその場で考えを巡らした。その結果、本当に嫌ならばもっと本気で抵抗するだろう、などと答えを出し、アバッキオは距離を詰める動作を再開した。そういうことをしたくてわざわざベッドに忍び込んだ彼に、言葉ひとつで止まる程の余裕はな
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posted at 21:08:26

@R18_tweet かったのだ。「おい!」近付いてくることを止めないアバッキオにブチャラティは思わず手を突っぱねた。しかしアバッキオの動きを止める程の力は籠められておらず、彼はそのままの動作で口づけた。余程、余裕がないのか性急とも大胆とも取れるそれにブチャラティはどん、どん、と
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posted at 21:17:08

@R18_tweet アバッキオの胸を叩いたり肩を押したりする。「ん…んー、っ」と雰囲気を壊してやろうとしてあげた声すら構わずにアバッキオはキスをしたまま彼の脇腹へと手を伸ばした。服の裾から器用に手を入れ、彼の肌に触れる。と同時に、彼から聞こえていた声が大きくなり体が震えた。アバ
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posted at 21:26:37

@R18_tweet ッキオの手の冷たさのせいではない明らかに普段から逸脱した反応に彼はようやくブチャラティから唇を離した。脇腹にある傷にでも触れてしまったのかと、肌を確かめるようになぞってみるとブチャラティは再びビクリと跳ね、鼻にかかった声が出た。よく見てみれば心なしかいつもよ
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posted at 21:36:35

@R18_tweet り息が上がり、微かな光のなかに見える顔は赤く瞳も濡れているように見えた。いつもならば、たったこれくらい触れただけでこんなにはならない。通常では考えられない感度の良さに、アバッキオの頭の中でひとつの考えが浮かんだ。それが本当ならばさすがにこのまま続けることは憚
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posted at 21:51:50

@R18_tweet られる。「てめぇ…まさか誰かに盛られ、おぁ!?」言葉の途中でいきなり胸ぐらを掴まれ引き寄せられたアバッキオは驚きの声をあげ、咄嗟にブチャラティの顔の横に手をついた。抗議の言葉を浴びせる前に、今度はブチャラティの方から彼の唇を塞ぐ。思いもよらなかったその行動に
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posted at 22:00:09

@R18_tweet アバッキオは身動きがとれずにいた。そんな彼に向かい、ブチャラティは唇を解放した後「忠告を聞かなかったのはてめぇの方だからな…責任とれよ」と、まるで罠にかかった獲物を笑うかのように言った。
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posted at 22:04:36
2013年04月13日(土)

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今日の会社の飲み会でオタクの先輩とジョジョの話してたら突然酔った別の先輩に「オラオラオラオラ!」って割りと強めに殴られて「僕は吉良が好きです!ほら僕の目吉良に似てるでしょう?」って言われて急遽先輩と吉良の瞳を見比べるイベントが発生して酔いも吹き飛んだから
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posted at 05:51:15

先輩は幹部にガッといけないんだろうけど、こう3分の1くらいは行って欲しくて……腕を引くとか髪に触るとか……衝動的にいくんだけどそこで我に返って固まるからいっつも決まらないみたいな……そういうのが好き……
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posted at 07:06:29

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@R18_tweet 目覚めてまずアバッキオが思ったのが(えらく端まで来たな…)ということだった。女を連れ込んでも対応ができるくらいに余裕のある大きなベッド。普段アバッキオは寝相の良い方なため、こんなに端で目覚めることはめったに無かった。(…酔ってたのか)締め付けられるかのような
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posted at 08:40:17

@R18_tweet 頭痛と胸焼けのような感覚。そういえば昨日はバーで飲み過ぎたような気もする。と、きっと酔っていたせいだと結論付けたアバッキオは二度寝を決め込もうとベッドの中央へ寝返りをうった。そして彼はそこでようやくベッドに寝ているもう一人の人物に気が付いた。(!?はぁ!?)
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posted at 08:49:20

@R18_tweet 驚きのあまり声すら出せずにいたアバッキオは目の前で寝息を立てている人物に見覚えがありすぎた。名前も知らない行きずりの女の方がどれほどよかったことか。朝日を艶やかに反射する黒髪、長い睫毛、線の細い輪郭に透明感のある肌。普段、その人物を真正面から同じ高さの目線で
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posted at 08:59:50

@R18_tweet 見ることなどほとんど無かったが、見間違えるはずはなかった。(…ブチャラティ、が、どうして…?)内心パニックを起こし途切れがちになる頭でどうにか理由を見付けようとするも上手くいかない。昨晩の記憶もバーで飲んでいたところまでしか思い出せない。自力では無理だと判断
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posted at 09:09:29

@R18_tweet したアバッキオは状況から今を理解しようと上半身を起こし周囲を見渡した。そこで初めて感じた寒さと視界に映る散らばった衣服にアバッキオは、まさかと自分の体を見下ろした。(お、おいおい…)心なし解放感のある下半身に再び、まさかとゆっくり布団を捲ってみると下着すら身
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posted at 09:21:41

@R18_tweet に着けていないモノが見えた。(…どういうことだァ…?)それこそ行きずりの女ならば導きだされる答えはひとつだ。しかし現実では隣で寝ているのは名前も知らない奴ではない。ましてや女でさえない。まるで油が足りない機械かのようにぎこちない動きでブチャラティを振り返った
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posted at 09:33:32

@R18_tweet アバッキオはパニックを通り越し恐慌を起こしそうになった。「おはよう」「あ、お、おう」いつの間にか目を覚ましていたブチャラティがアバッキオと同じように上半身を起こす。布団が滑り落ち現れた体はもちろん裸だった。いつもしている髪留めが外れ編み込みの跡が残り、緩くウ
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posted at 09:43:37

@R18_tweet ェーブのかかった髪に手櫛を通す彼をアバッキオはただ見ることしかできない。「どうした?」「……ひとつ聞いていいか」アバッキオの口はもうすでにからからだった。「なんだ?」「昨晩、なにが、あった?」アバッキオは回りくどい表現を使うことも考える余裕がなく、単刀直入に
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posted at 09:55:17

@R18_tweet 訊ねた。その問いにブチャラティは動きを止めた。「おぼえてないのか?」「……悪い」アバッキオの答えを受け、そうか…と小さく呟いたブチャラティは力任せに彼の顔を自分の方へと向かせる。そして自分の唇をゆったりと指でなぞり指し示す。「これを見ても思い出さないか?」「
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posted at 10:07:48

@R18_tweet そ、れ…」彼の唇には、かすれてさえいたが特徴的な色をした口紅が移っていた。明らかに先程に比べ狼狽え始めたアバッキオの様子に、ブチャラティは「じゃあ…」と固まるアバッキオの首に腕を回し、そのまま後ろに倒れた。「あ、ぶね…っ!」アバッキオは反射的にベッドに手をつ
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posted at 10:15:46

@R18_tweet いた。ブチャラティを押し倒しているかのような体勢になり、慌てて退こうとするもブチャラティがそれを許さなかった。「これでも思い出さないか…?…レオーネ」
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posted at 10:23:07

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@R18_tweet 自分の下に見える彼の姿とその呼び名に、断片的な記憶がオーバーラップするように頭の中へと甦る。微動だにしなくなったアバッキオを見て、まだ思い出せないでいると受け取ったのか。ブチャラティはさらに腕に力を籠め、アバッキオを引き寄せた。「じゃあ…てめぇが思い出すまで
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posted at 10:34:20

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