メデタシ権兵衛
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2013年09月14日(土)
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『ウルヴァリン：SAMURAI』は、予告編以上のインパクトが感じられない凡作ではあったものの、ミュータントでも何でもない至ってノーマルなYAKUZAが、時速500kmで突っ走る新幹線の上でウルヴァリンと互角のタイマン勝負を繰り広げるくだりには感銘を受けました。流石は悪の貴族！
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posted at 00:53:14
YAKUZAはある種の超人というか、人外として描かれてたよね。僧侶や参列者に扮したヤクザたちが、正体がバレるや上半身裸になって刺青を晒す姿は、特撮の戦闘員っぽかった
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posted at 01:04:41
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俺様ちゃんほどのピュア・ザ・マンともなると、『ウルヴァリン：SAMURAI』を観れば「YAKUZAになろう！」と思うし、『パシフィック・リム』を観れば「怪獣教の教祖になろう！」と思うし、『ホワイトハウス・ダウン』を観れば「アメリカ国民として生まれてきてよかった！」と思うもんです。
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posted at 01:30:10
@gigan_yamazaki 男なら暗殺ミッションであっても、正体がばれたらもろ肌脱いで、背中で咲いてる極彩色の博徒花を見せつけながら暴れまわりたいものです。
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posted at 01:37:43
『パシフィック・リム』って段取りをすっとばしてる部分と必要以上に丁寧に積み重ねてる部分が混在してると思うんだけど、それら両方を一見で同時に気がつけるような構造になってないので、すっとばしてる部分の方向を見てる人によって「○○が描かれてない」の種類が違うっていうか。
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posted at 21:05:30
@iRyonRyon メリハリっていうところでは、あの映画ほとんどメリハリないんですよね。頭っからケツまで一本調子で自分はかなり歪な映画だとは思いますよ。
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posted at 21:08:54
俺、『ダークナイト・ライジング』の時は、操縦姿勢が公開セクハラマシンみたいなバットポッドに乗ってケツ突き出してるアンハサのカットで「もっとキャットウーマンのケツに寄れよ！」って思ったけど、パシリムはちょっと女のケツとかに寄ってる場合じゃなかったよね。今世界が滅びそうな時なんだよ！
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posted at 21:13:10
勇者シリーズみたいなキメポーズじゃないのもプラグスーツ女子をネチネチうつさないのも、「そういう映画じゃないから……」で大体オチテしまうというか……。まあ、宣伝が「そういう映画です」って宣伝だったってのもあるんだろうけど。
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posted at 21:15:42
個人的には、マジンガーもガンダムもウルトラも、ふとももやケツに寄ってなかったので、パシリムで寄ってなくても違和感はない。平成ガメラとかで女の子をフューチャーした時、違和感を感じたものだ（否定はしない）
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posted at 21:19:30
という、昨日受講した公開講座で「『パシフィック・リム』にはフェチがない」って話を聞いて「んーーーーーー」って思ってた部分の正体とはなんなのかっつーことをこね回していたわけですよ。
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posted at 21:24:44
STだのMoSだのとどんどんスゴイ映像で脳が上書きされそうになった夏の超大作祭りでしたけんども、なんだかんだで『パシフィック・リム』は一番霞んでないなあ。待ちのワクワク感とか個人的なアレも含めてだけど。ダイレクトに自分が観たかったものの純度が一番高かったからな。
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posted at 21:27:11
あと、肯定にしろ否定にしろ、なんか『パシフィック・リム』についてオピニオンリーダー的になってる人たち（オッサンオタク）と、それにひきづられる形で無自覚にオッサンみたいなこと言ってる若いオタクたちが大多数な印象があるよなー
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posted at 21:31:40
@junkamiya 若いコ達って一括りにするのもよくないとは思いつつ、なんでキミらそんなに原理主義なの？オンタイムじゃなくない？と疑問に思う事はしょっちゅうあります。なんかこう、「俺もオタクジャンルに身を置いてるしこういうものがイイんだって思わないと」みたいな義務感を感じる！
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posted at 21:38:53
『パシフィック・リム』って日本人がアクセスしやすいアイコンがいっぱいあるから、アクセスしやすい自分チャンネルのチューニングできっとみんな受け取ってるんだろうなあ。
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posted at 21:39:08
確かに俺が小学校くらいの頃まで、オタク文化ってめっちゃ下に見られてたと思う。だからその頃現役だった人たちの「そうじゃないんだ、くだらなくないんだ」っていう理屈で産まれた言葉にはやっぱり引力はあるんだよね。ついつい「俺もそう思ってた」とか「かっこいい」とか思っちゃうんだよ。
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posted at 21:41:33
俺だってそれこそ小学生でアニメとか卒業……って思ってたけど卒業できずに中高ってなったとき、岡田斗司夫のオタク学入門とかめちゃ憧れたもんね。「このくらい語れるようになりたい！」ってね。
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posted at 21:43:51
自分の周りにいろんな視点で作品みる人たちと映画やアニメについて語り合ってると、だんだん「ジャンルファンはこういう風にみるべき」みたいな、いわばインストールされた価値観みたいなのはどっか剥がれて飛んでって「あ、俺が面白かったのはここだわ」って逆にわかってくるというか
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posted at 21:47:26
大学の頃、映画の批評をノートに書いてまわしあってたサークルの人たちのうち一人に「なんでこれがおもしろかったの」って聞いたら「蓮実重彦も評価してたよ」って言われて腰砕けたことあった。対象がシゲピコじゃなくても、ネットの意見とかでもそうなっちゃってるひととかいるんでねーの？的な
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posted at 21:50:49
@junkamiya そこですよ。俺、初見のとき「これほどまでに監督の嗜好した画だけでストーリーものができるのか！！」って衝撃的だったんですよ。でも、フェチって受け取る人によってはフトモモとか尻とかだったんだ……っていう、コレもまた衝撃でした。
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posted at 21:52:30
ちなみにこの何年かで気付いた自分の嗜好は「俺、映像がすごければストーリーとかあんま気にしてなかった」でした。物語は小説や会話でも消費できるけど、映像は映像でしか消費できないんだモン！映画館で観るならできるだけ現実離れしてたほうが好き！！！！
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posted at 21:55:04
でもさ、「地球が滅びようとしている！君が死ぬのはここか？！それともイェーガーの中か？！」って檄飛ばされて「よっしゃ乗る！！」ってスカッと乗るでしょ！こんなこと、俺たぶん現実でできないもん。だから良いんだよ。
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posted at 21:57:28
『ミスト』だってたぶん俺だったらあんな重い決断くだせないし『第９地区』だってクリストファーを助けに最後の最後で戻れないかもしれないじゃん！だから良いんだよ！
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posted at 21:58:57
@Gadjetmovie それこそ岡田斗司夫さんが「オタクは粋と匠と通の目で作品を読み解け！」なんて語ってるのを読んで、例え稚拙でも、作品を見て自分の感じた、考えた事を大事にしようと思ってました。勿論無理に人と違った奇抜な意見をこねくり出すという事ではなく。
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posted at 21:59:20
高校の頃の先生（オッサン）が、『サウンド・オブ・ミュージック』観て「ああいう月夜の晩のロマンティックな場所でプロポーズっていうさあ、現実離れしてるけど、でも憧れるよね。それが映画だよねえ」ってしみじみ言ってて、聞いた時は「うわキモ」って思ったけどなんか今なら分かるんだよ！！
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posted at 22:01:31
@Gadjetmovie パシフック・リムは諸手をあげてコレが僕の観たかったKAIJU映画！、、って訳でもなく不満点もある。でもその不満点を、じゃ俺ならこうするね！って思って楽しめる程のネタとKAIJU愛に溢れてるから素晴らしい映画だと思ってます。
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posted at 22:04:41
ちゅうわけでガイ山ちんが出るこのイベントには期待してます（ステルスしてないマーケティング） ＞『第一回KAIJU対策会議〜パシフィック・リムを語る会〜（仮）』 www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta...
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posted at 22:14:04
