oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN
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2011年06月14日(火)
今日の講義は「滑舌」いう言葉の話題。つい十年ほど前まで、使てる人は「ごく普通の言葉でしょ・・・え、国語辞書に載ってない?!」となり、使てへん人は国語学者でも「そんな言葉聞いたことないよ」となってた、『気づかない新語』。
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posted at 21:37:12
1990年以前に「滑舌」を載せてた辞書は三省堂『新明解国語辞典』(1972)と小学館『国語大辞典』(1981)だけで、しかも『新明解』は第三版から「滑舌」を削除し、2005年の第五版でまた復活させるということをやってたそうな。
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posted at 21:43:18
1972年の『新明解』では「〔アナウンサーなどが〕短い時間になるべく多くの事がしゃべれるように発音の練習をすること。」てなってて、2005年の版では「〔演劇や映画などで〕出演者やアナウンサーに求められる、明瞭でよどみない発音による話し方。」になってると。30年で意味が違てる。
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posted at 21:49:32
非公開
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posted at xx:xx:xx
@shoshokaki 假に「日本社会に漢字智識の周知を行ふ」ことが最終的な目的だとして、その目標を満足するためにどのような手段を執るかの計画を立てる必要があります。 bit.ly/mlaAub はそのための途中目標だと解釈しました。
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posted at 21:50:29
@shoshokaki しかし、それでも目標は遠くにあるので、それぞれを満たすための計画をさらに練る必要があります。そもそも教育政策に影響を及ぼすことなど、既に相応の地位にある人物でもなかなか容易にできることではないからです。
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posted at 21:50:38
@shoshokaki ましてや数人の教授や学会一つを味方にしたところで不可能と言って良いでせう。その一方で「漢字の字体についての研究」は漢字についての興味があればいつでも誰でも著手できますので、まづはそこから地に足を就けていくべきでせう。
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posted at 21:51:03