のんた
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2020年09月28日(月)
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天晴爛漫！最終回の話はもちろんまだまだ終わってない。先行するワークス３台がルーズな走りなのに対し、天さんだけグリップ走行できちんとアウトインアウトきめてんだよな。スライドさせないからこのクルマだけ砂埃もほとんど上げない。 pic.twitter.com/OI1q27jJue
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posted at 19:44:55
ワークス３台はクルマの性能…つっても原初期でコーナリングや空力なんかでなくパワーと信頼性だろ…任せでどいつも素人。プライベートマシンで望む天さんだけがエントラントの中で唯一のプロ。出自に沿った能力レーダーチャートを組み、それを反映させることで「拮抗している」ということにしている。
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posted at 19:49:59
まぁドライバーの能力もテクニックたったひとつのパラメータしかないわけじゃないからな。アウトロー２人が起用されてるのは集中力やスタミナなど身体能力の「地力」が見込まれているだろうし、アクシンデントが見込まれる大陸横断の「冒険」を戦える総合力が買われてるだろな。それも間違ってない。
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posted at 19:54:12
ツイート最初の映像には後半でもレースのタクティクスが提示されている。「半日遅れ」というが、こんなトラクターもどきの鈍牛で僅か半日しか遅れてねえ方がすごい。そのカラクリがこの画でしょう。本編ではじめて弟が運転してる画。 pic.twitter.com/46vUROoapy
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posted at 19:57:18
これ。このクルマは１台だけ遅いけど、このクルマ１台だけドライバーが２人乗ってる。なので他車が長時間の駐車・休息を小刻みに強いられるなか、兄弟だけはじっさいの耐久レースのように交代しながらノンストップで走り続けることができる。
twitter.com/02Curry/status...
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posted at 20:00:12
ラリーレイドのタクティクスは映像に収まらない。目に見えてわかりやすい、１フレームに彼我のクルマが都合よく収まるデッドヒートしか画にならない。オレは「白々しくなるからレースはなるべくしないでほしい」と言ってきたが、ゴール寸前までブッ飛ばしてくれたのは期待に応える痛快さだ。 pic.twitter.com/hNwv2JcFLu
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posted at 20:04:16
「明らかにスプリントレースが成立しない１台を捨てている」んだから単なる尺の切り詰めじゃねえんだよ。そこにまでウソはつきたくない。「残り全車がゴール直前の短距離区間にきたとき、ここまで拮抗できてるのが何故かは触れない」…どうしてもウソッぱちになるソコをなんとかしたからこうなってる。 pic.twitter.com/x6H6YSYffY
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posted at 20:10:17
「そこ」に至るまでのコースを、あんな動力付きの大八車で、先行する他車からたったこれだけしか離されず食いついてる時点で大ウソなのよ。完全な直線番長がマトモなクルマに混じって次々コーナーをクリアしてくような白々しさは回避して欲しかった。そういうオレのセンスにこの映像は応えてるの。
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posted at 20:13:43
で決着のムーブがこれ。最終兵器もやっぱり直線番長なので、「ストレートでフルパワーを出す」というのではもう三度目になってしまうんですね。しかし三度だから、それも最終回で二度続けてだからいい。 pic.twitter.com/KF5VS1E602
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posted at 21:28:22
反復大好き侍だから。三度目は明らかに一度目の対として配されている。台詞でも「また」飛んだ～！と言わせてるが、決着の直前直後にその一度目についてはじかには触れないの。大事な決着で「あのときはこうだったが今回はこうだ」てじかに言わせるのはあんま好きじゃない。ガルパン最終回のことです。 pic.twitter.com/XxWDKAAex3
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posted at 21:33:26
なので最終回中で前フリとして二度目のボイラーブローをやらせ、そこで(遥か遡ること第３話の)一度目の決行の様子をじかに回想映像で見せ、決着の三度目のときにもしぜんと重ねて観られるように誘導してんですね。あのときはわけもわからずしがみついてただけだったのが、今回は自ら進んでそれをやる。
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posted at 21:37:18
「グロリアーナのときは失敗したけど、今度は必ず…！」
飛んでく先を自らの力で決めようとするシーンの対置も綺麗だがそのお膳立ての仕方が巧いなと。最終回にて物語序盤で起こった出来事のリベンジに挑み決着するのでも、チョクに言わすのはめちゃくちゃにわかり易いけどちょっと味気ないんだわ…。 pic.twitter.com/hM9KTuLD9F
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posted at 21:44:42
「これぽっちの質量で、できないはずの旋回ができるほど重心移動に貢献するの？」…まぁしないでしょ。しかしこれは「３話の反復の所作(側面にしがみつく)が、それと全然違うシチュエーション上の展開にしぜんと組み込まれる」芸当。他にもっと道理に沿う対処があってもメタ次元のこの演出は担えない。 pic.twitter.com/kkt9jW9OPz
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posted at 21:53:14
飛んだ、また飛んだ…小雨はつぎ、間違いなく試験機の左側面にしがみついてまた飛ぶだろうし、そしてこんどは飛んだことを喜ぶことになるだろう。「この先の冒険(とは危険を冒して挑むこと)を予感させるように物語が終わっていく」のは小気味よく、同スタジオの名作「クロムクロ」も思い出させる。 pic.twitter.com/eoxqCpBMlp
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posted at 22:09:17
ここで飛んじゃうなんて超ムチャクチャなんですよ。劇空間内の理屈に沿った堅実な描写もするし、物語性に振り切ったムチャクチャもする。時代性無視したエクステリアのクルマも出るし、よく考証された描写も出てくる。どっちかだけに寄せてるんじゃないから、その塩梅の采配が合うか合わないかになる。 pic.twitter.com/f3WbT7UCCp
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posted at 22:17:30
まぁ最終回にも不満はある。ひとつはここで皆がちょっと悠長すぎんじゃねえか？ていうの(ちなみにさらっとここで弟クンが運転できることを提示してる)と、 pic.twitter.com/ZhJsX2Blm5
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posted at 22:21:23
…セスだ。前回セスはアルと対等の友となり、今回は負傷しつつも「何してる！早く行け！」と叱り飛ばすまでになっている。これに「すまない」と答えるのはもちろんアル。集団だからってテキトーにばらけるように芝居の役を割り当ててるんじゃないからね。言うべき人が台詞を言う。ああ、それで… pic.twitter.com/TJTfnLgY1u
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posted at 22:25:45
「クビ覚悟で勇気ある決断をしたセスを見込んでアルが自社に迎え入れる」というくだりがさいご添えられなかったのがちょっと寂しい。優秀なエンジニアでありマネージャーであり、善き精神性の持ち主であることがしっかり示されたんだから是非欲しい人材のはず。でもそれをやるとココが寝ぼけるからな。 pic.twitter.com/GNKj8EpQzq
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posted at 22:30:14
決着後のようすが描かれたのは仲良し護送船団組だけで、それ以外の登場人物のその後は触れられない。物語としてはこれでいいけど、なにかしらテーマ性から離れた他愛ない後日談が披露されるといい。クロムクロの続編ノベライズはその手のファンサービスかと思いきやハードなストーリーになったけどなｗ pic.twitter.com/MHe0uVAFlw
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posted at 22:34:17
「小雨もできる」
集団によるリアクションや大勢の話し合いで「居るキャラクターに均等に出番を与えるためテキトーに言わす台詞を散らせる」てのは好きじゃないんだ。ここではガンカタ組による見切り技術の説明にすぐさま天晴が反応する。「小雨もできるということを提示する」だけじゃなく…。 pic.twitter.com/Crypgybnc3
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posted at 22:39:55
なんで自分に構ってくんのかさっぱりわからん、うざいだけと思っていながら世話はしてくれてとうぜんだと思ってる…「天晴からみた小雨」というのは保護者それも父へのそれ母へのそれそっくりそのまま。10話、11話を経て天晴は父母への愛を明示的に自覚して、ここでは「小雨大好きっ子」な状態なので
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posted at 22:45:49
「ボクのかあちゃんもすげえからできる！」て幼稚に張り合ってんだよね。戦略検討の意見として放った言葉じゃなく反射的にポロッと出た無邪気な本音。その場にいるのが誰だろうが何人だろうが、説明台詞を分け合った学芸会でなく「個々の肉感が積み重なり、結果的に説明が成立する」というのがベスト。
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posted at 22:51:16
だからもうすっげぇ教科書的に、愛する人が失われることを防ぐためなら危険は冒すというアルの熱意に、愛する人を失った後悔に打ちのめされた櫻井先生が折れる。共感しちゃう。豆腐メンタル度ではナンバーワンやからね。 pic.twitter.com/LDwUZ9VDKM
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posted at 23:15:21
「なんで10話では小雨も櫻井先生も杉田もボロ負けしたのに13話では対等に戦えてるのか？」つったら前者ふたりはメンタルが豆腐だから、杉田は無用なハンデをわざわざ抱えてたから… pic.twitter.com/NJu9yhpcrv
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posted at 23:22:38
「小雨もできる」
「ああ、なんとか…」
とくに小雨は短いスパンで反復「前と同じ行為を試み異なる結果を得る」をやってるわけで、ガバな矛盾じゃねんだ。技術でなく、気を固めた戦闘態勢であることが神業で戦える条件。いつでもどこでも戦えるのが真の達人やアウトローだろうが、小雨はそうでない。 pic.twitter.com/DU9Yc0fPbp
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posted at 23:32:57
臆病でビビリながらも勇気を振り絞っているのが小雨だが、こんごさらに人生の「冒険」を積み増してけば小雨もコンセントレーションを要せず唐突にいきなり見切れるようにもなろうけど。二度目までの緊急加速敢行ではビビリ。三度目ようやく自ら進んで危険を冒す胆力がついたことが示される。
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posted at 23:38:56
緊急加速ブースター、圧力限界を超えさせて罐の底を吹き飛ばしその反力を一時的に得る仕組みなので、使うともれなく車両が走行不可能になる(そのためにハイブリッドをパラレルにして罐が飛んでも走れるようにしてるのかもしれない)。一度目のとき、アルに帰るアシがないからってセグウェイ勧めてたけど
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posted at 23:42:32
いやキミらの方こそ深刻なレベルで帰るアシをなくしてるんだけど…。ただ徒歩で帰ればいいってもんじゃなく、この鉄塊を港まで持ってかないといけない(主機を失ったクルマの方は戦利品で牽引できる)んだけど。一体ここからどうやって不動のガラクタを倉庫まで運搬したんだろう？ pic.twitter.com/iEoeYIR7LT
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posted at 23:46:38
