にょんギツネ
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- 自己紹介 日々読書や執筆、お絵描、文字の観察などを愉しんでおる寶曆6年生まれの仙人見習いな267歳幼狐なのじゃ!18禁要素注意じゃよ? ヘッダーは @une_back に依頼したのじゃ。褒めて質問お題箱を兼ねた投書箱 → http://marshmallow-qa.com/nyol2novel
2020年02月20日(木)
非公開
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「大事なことは一つだけさ」
……嫌な予感はしてますけど、それは?
「それは……私がゴブリンに犯されるのが大好きだって事だ! 私が最高に気持ちよくなれて、何もかも快楽に委ね溺れられるのは、ゴブリンにこの身を好き放題凌辱されている瞬間だけなんだから!」
もう師匠はそれで良いと思います。
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posted at 00:24:47
「まぁ住んでいた村を滅ぼされたのは本当だし、全てを失ったのも嘘じゃない。けど私の両親はその時にはもう居なかった、なんせ孤児だったからな。あと妹もいない」
あまりに質の悪い師匠の冗談に弟子は怒りがこみ上げていますよ?
「ははは、優しいな弟子は。まぁ……真実なんてどうでも良い事だよ」
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posted at 00:20:51
「ゴブリンが私の身体を蹂躙している間だけは、抜け殻の私でも、奴らにとって価値のある存在となれる。もう何も残っていない私に、価値を与えてくれると言い換えてもいい。私にとってゴブリンに犯されるってのはそういう事なんだ」
師匠……。
「という設定をさっき思いついたんだがな?」
師匠ッ!?
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posted at 00:16:02
「それはな、私という抜け殻だ。【私】と名付けられた肉の塊と言うべきかな」
師匠……。
「そして、そんな抜け殻にも縋りつける相手がいた。それは勿論、私から全てを奪った奴……ゴブリンさ。今の私はね、ゴブリンに好き勝手犯され、穢され、弄ばれてるその間だけ、生きている実感が得られるんだよ」
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posted at 00:11:52
「ひとつ昔話をしてやろう」
師匠?
「私はゴブリンに初めて犯されたあの日に、全てを失った。家は焼かれ、両親は私の目の前で生きたまま喰われ、妹も犯されながら内臓を食い散らかされた。故郷の村も滅ぼされ、私の手に残るものなど何もなかった」
……。
「たった一つのモノを除いてな」
それは?
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