にょんギツネ
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- 自己紹介 日々読書や執筆、お絵描、文字の観察などを愉しんでおる寶曆6年生まれの仙人見習いな267歳幼狐なのじゃ!18禁要素注意じゃよ? ヘッダーは @une_back に依頼したのじゃ。褒めて質問お題箱を兼ねた投書箱 → http://marshmallow-qa.com/nyol2novel
2020年09月03日(木)
@ayabemiso 全体的には避けた方が良いでしょう。
しかし、それでも似たようなものを作りたいのであれば、形を変えることから始めるのが良いでしょう(十字架の4つの部分の長さは同じなので、それを修正する必要があるかもしれません)。
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posted at 19:45:48
「もったいな…」
サキュバス母はぽつっとまた言ったけどまあいいかってなった。
「よよよ…これでは試食ができん」
「お困りでしたら私まだいますから」
「あ?そうなの?じゃあお願いするかの…」
「でもほんと、おいしくないですね」
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posted at 12:39:47
サキュバス息子はむくれる。
「やだやだやだやだー!かっこわりー!」
「え、そうかの…?でも試食できるのが大事じゃし」
「かっこわりー!かっこわりーお父さんやだー!」
「よよ…」
パパはどろどろに溶けてまた緑色に光る骸骨だけになり、瓶に戻った。
息子の機嫌は直った。
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posted at 12:37:43
試食役のサキュバスは目を丸くし、ぼんやり呟く。
「あ、おいしそう」
「お父さんめしー」
そこへサキュバス息子は帰ってくる。
「誰?」
「わしわし!わしじゃよ!試食できる!」
「えー!やだー!!」
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posted at 12:36:09
見よ。瓶の骸骨にどろどろどろどろろって何か合成ミルク改が注ぎ込まれ、ぶくぶくと泡だったかと思うと、瓶の中でぎょろっと目玉が。うお気持ち悪。
煙がもうもうと上がり、すぽーんとあらわれたのは、骸骨に肉と皮とかが全部ついたやつ。
「これでわしも自分で合成ミルクが飲めるんじゃよ」
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posted at 12:35:01
瓶の中で緑色に光る骸骨の父は実験室にこもり、あれこれあれこれした結果、ついに完成した。
合成ミルク改を。
「完成したんじゃよ!」
「何がですか?」
試食担当サキュバスが見物する。
「わしがこう、自分で試食できるように…見とれ!」
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posted at 12:32:37
サキュバス息子はばくばく食うが。
「やっぱりおいしいじゃろ?」
「知んねー!」
「…よ…」
骸骨パパは何が悪いか考えてみた。ポルターガイストではたきをかけながら。
そしてエウレカ。
「わしが骨なせい?」
そこに気付かれましたか。
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posted at 12:30:40
「おいしくありません」
相変わらず合成ミルクの方も試食してもらったサキュバスからダメだしされる。
「そんなはずないんじゃよ。キャラメルクランキービスケットなら絶対いけるんじゃ」
「でもおいしくありません」
「よよ…」
「ご自身はあんなにおいしかったのに」
「よ?」
「こちらの話です」
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posted at 12:29:20
え?ピル?サキュバスとのセックスに避妊とか気にする?
と思うが男は気にした。
昔も人間とあいつらの間に生まれた男が魔法使いになって王の右腕としてブイブイ言わせたりしたし。
そういうのはよくないよな。
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posted at 12:24:36
サキュバスの味覚にはゲロマズなのだ。
チョコミントとかマンゴーヨーグルトとか色んなフレーバーにしてみたがいまいちだ。
なぜなら男は味覚オンチだったから。否。味覚がなかったから。そう骸骨だったから。昔自作のピルを飲んでからサキュバスっとセックスした際に体が全部溶けてしまったから。
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posted at 12:20:44
そう思った男は、人工精液を作ってみたが、あんまり長持ちしない。くさいし。
改良を重ね無臭で長持ちな最高のサキュバス用食料として合成ミルクを完成させたのだ。
だが欠点があった。
まずい。
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posted at 12:19:10
映画とか漫画とかで、ヴァンパイアが輸血パック吸ってるやつあるやんか。
あれと同じでサキュバスもまあ精子バンクとか利用すればええんよな。冷凍のやつアイスにしてもぐもぐ食べれば。
いやそんなん敗北主義だ。人工血液や人工精液を完成させ、人体という不完全な供給源から妖魅を解放すべきだ。
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posted at 12:17:28
設問者の「エルフ妻の存在を否定したい」という意図に基づいた非常に恣意的な選択肢の設定に強く抗議するとともに、「どちらともいえない。が実在しない」という前半部分による設問者の意図の否定を備えた選択肢がトップであったという回答者諸氏の理性的良心を高く評価するものである
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posted at 11:14:11