にょんギツネ
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2021年01月17日(日)
非公開
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周囲の風景は相変わらずぼうぼうたる原野だったが、それでも舗装された幅の広い高速道路や、上を走り抜ける車などがちらほらと見え始める。
ジョナサンは唸って、ヴァンヴェルに告げた。
「速度が落ちてない」
「ふむ」
「今の速さだと緊急停止しても駅を過ぎる」
「車掌に確認するとしましょう」
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posted at 17:26:44
「乗客名簿によると、被害者は一人で乗ってこられたようです…勇ましいご婦人のようですな。護身用の拳銃をお持ちでした」
「…発射されてねえ」
「ああ…硝煙の匂いがしませんな。加害者が想像通りだとすると驚くには値しません…しかしむごい…狂信の誇示に二人も殺す必要はありますまいが」
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posted at 17:21:54
ヴァンヴェルは、死体が座っていた席の横にある窓を開けて首を出し、すぐひっこめる。
「外へ排出したようです」
「できんのかい」
「おそらく線路に落ちるように低く位置を下げてですな」
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posted at 17:17:24
すでに数人の乗客が死体を目にしており、噂は先頭から交尾まで広がっていた。車掌は懸命に平静を呼びかけていたが、困惑と同様の声は次第に大きくなりつつあった。
「これも…例の凶器を使っておりますな…ただし今度は手間をかけるゆとりがなかったのか…血液は…」
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posted at 17:15:58
◆◆◆◆
東方急行で相次ぐ変死。
古典学者、外科医でもあるヴァンヴェル・アールムは専門家として、第二の死体を見聞していた。かたわらには助手として同行する飛行機整備士のジョナサン・ハルケルが浮かぬ顔で立ち、野次馬が入ってこないよう見張っている。
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posted at 17:13:35
オタク君さぁ……
こういうの、好きなんでしょ?
って顔のいいギャルがオタク君を壁ドンして顎クイするようなやつください。ください……いや、これは何か違う……私はそんな事を望んでない……
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posted at 16:24:49