にょんギツネ
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- 自己紹介 日々読書や執筆、お絵描、文字の観察などを愉しんでおる寶曆6年生まれの仙人見習いな267歳幼狐なのじゃ!18禁要素注意じゃよ? ヘッダーは @une_back に依頼したのじゃ。褒めて質問お題箱を兼ねた投書箱 → http://marshmallow-qa.com/nyol2novel
2021年02月07日(日)
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気の強いキャラが気の強いままエッチなシチュにいる感じすごい好き。タジタジになったり好きな人には弱かったりするのもキャラとして王道で良いけど、どんな時でも一貫性があると気の強さに信頼性とかが生まれる気がするんだ。一貫性が強すぎると狂気じみてて余計好き
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posted at 23:57:25
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創作はなぁ
モチベが無い時に強迫観念に駆られてやるのはマジでいかんですよ…
創作意欲が湧かなくなったら、完全に創作が嫌いになる前に創作から距離を取るのも大事だと思う(私も半年くらいそうしてた時期があった
休めば創作意欲なんて勝手にまた出てくるし、モチベが高い時に気楽にやればええんや
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posted at 23:38:46
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二人は末の妹として迎えた同胞について、しばらく理解と把握の程を競った後、夕に社長室に入ったきりいまだに出てして貰えない激務ぶりについて、おおげさに同情してみせるのだった。
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posted at 02:26:04
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「うん言わない」
「…私の推測ですが、伯爵は格別強くあの子の心を縛り上げたのです。あの子は…飛びぬけて頑固で、誰かに支配されるのを嫌う気性でした。それでも、定命どもの国へ戻ろうと伯爵の縛めにあらがい、まず翼を生やした」
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posted at 01:39:26
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千里を超えて助けに来たジョナサンの前で、ミルティオへの屈服を繰り返し叫んでいた時も。
もし本当に戦う気持ちがあれば、勝てないと念じるかわりに立ち向かっていれば。幼馴染を守り切って、伯爵と花嫁を打ち滅ぼせていたのだ。
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posted at 01:13:58
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指南役だった医師のリーは言っていた。不死の力のあらわれは異なる。もしミナの手足が再生しなかったとすればそれは。
「…自分で…させ…なかった…」
だったら。だったらずっと。
すべては、伯爵に飼われるために。そばから離れないために。選んできたことだった。
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posted at 01:11:29
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ミルティオはミナの頭を撫でながら教える。
「でも…そんな…の…できなかったよ…」
勝ち目などなかったのだから。ずっと負け続けてきたのだから。四肢のない女がどうやって竜の化身と戦えるだろう。
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posted at 01:04:00
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つぶやく夫人に、伯爵は顔を近づけ、額と額をつけ、見つめ合った。
そうして幻像を伝えた。血の祝福を受けた騎士が夜の女王と屠る寸前、敵の双眸の中にとらえた景色。
王となる前の蛮夷の女戦士が、頑是ない男児の姿をした悪鬼に敗れ、四肢を失って地に這う鳥瞰。
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posted at 00:55:06
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もういない。
ミルティオは手短にそういった答えを伴侶にだけ伝わるようなわずかな身振りで示した。ミナはまだ余韻から覚めきらぬままどうにか意図を読み取る。
「伯爵が…塵に…還したの…」
竜子城の地下で聞いた園丁の言葉が脳裏を過る。
「ミナにも…そうして…ほしかったの?」
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posted at 00:47:55