大渡 鴉@ミント母の息子
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2018年08月07日(火)
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近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライ @ksk18681912
そんな少年吉本隆明の大好物は、現在も月島名物となっているレバーフライ、当時の言葉で「肉フライ」でした。
(写真はひさご家阿部のレバーフライ)
hisagoya-abe.jp pic.twitter.com/ag1XAw4oSY
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"やっぱり、トンカツが精いっぱいのごちそうで。肉屋さんで揚げてもらったのを買ってきて出してくれるという、それがハレの日で、めったに食えないというだけです。"(吉本隆明「食」を語る)
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思想家の吉本隆明は、大正13年に月島に生まれました。吉本が子供の頃の月島は、下層労働者の町でした。
吉本隆明の家庭も例に漏れず、豊かとは言えない経済状況にあり、動物性蛋白質の少ない食生活をおくっていました。 pic.twitter.com/wpAFORmHnx
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なにせ、内臓料理には当時の日本人の食生活に足りない栄養素、ビタミンやミネラル、動物性蛋白質が含まれていたからです。
大量の白米を少量の漬物で口に押し込む食生活をしている下層階級の人が、豚のレバーの「焼鳥」を食べたならば、それは元気になるに決まっています。
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これが科学的理論かというとはなはだ疑問ですが、なにぶん東大教授が提唱し、日本赤十字が広報しているのですから、当時の人が科学的であることを疑うはずもありません。
そして、内臓を使ったホルモン料理には、実感できる効果がありました。
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”アウトホルモンには、その臓器なり組織なりを體内にとり入れますと、同 じ臓器を刺戟し若し病的な時は正常に健康に保たせ様とする働があります。”
つまり、心臓を食べると心臓が健康に、肝臓を食べると肝臓が健康になるという理屈です。 pic.twitter.com/hUnTKqQNlo
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ビタミンホルモン展覧会において、東大の宮川教授が内臓を使ったホルモン料理の人体への効用について講演を行っています。
宮川教授によると、内臓を食べることにより”アウトホルモン”が摂取され、それが健康を増進するということです。 pic.twitter.com/V7R1ialjOq
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栄養と料理昭和11年12月号には、香川綾がビタミンホルモン展覧会で披露したホルモン料理のレシピが収録されています。
仔牛の心臓、胸腺、腎臓、肝臓を使った西洋料理4種と、豚の脊髄、卵巣、腸、脳、睾丸を使った中華料理5種です。 pic.twitter.com/xKoY6CCccB
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香川綾とは、香川栄養学園や女子栄養大学を設立、現在まで続く雑誌「栄養と料理」を昭和10年に刊行した、栄養学の啓蒙家です。
bit.ly/2MnJs21 pic.twitter.com/MCFoLiI5pF
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昭和11年に、健康増進と栄養学の啓蒙のために日本赤十字が開催したビタミンホルモン展覧会。
そこで動物の内臓を使ったホルモン料理を実演したのは、香川綾という人でした。 pic.twitter.com/aQzuvECW0Y
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