大渡 鴉@ミント母の息子
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2022年02月20日(日)
カフカが近づきすぎて、「怪獣と人の境界を半歩踏み出してしまった」存在とするなら、そも「怪獣とはなにか」というところに、今後の展開の「核」があるのではと思ったりします。
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posted at 06:22:43
そう考えると、「怪獣8号」において、怪獣死体清掃業であった主人公カフカが、その経歴故に対怪獣の戦いで大きなアドバンテージを得たこと、同時に、自身も「8号」という怪獣になってしまったことも、彼が「近づきすぎた」存在だったというのも、あるのかもしれませんな。 pic.twitter.com/u020SudQHv
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posted at 06:20:05
解体や解剖は、生物の形を細分する、「世の理を解きほぐす」ものであると考えるならば、なるほど確かに力づくでは行かず、道理・・・すなわち「生物とはなにか」「この生き物は何なのか」という問いかけの果にできる、一種の万物の創世たる、神との問答にも近いのかも知れませんね。
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posted at 06:16:51
この丁さんの「正しき流れに則り、あるべき姿に至る」の考えは、後に莊子が語り、日本においても横山大観が絵に残しています。 pic.twitter.com/UUO9qIzYh6
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posted at 06:12:49
何十頭何百頭という牛を捌いたにも関わらず、丁さんのナイフには、わずかな刃こぼれもない。
その思想に王様が感嘆し、それ以来、料理人用のナイフを、「包丁」と呼ぶようになったと。
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posted at 06:09:28
「道理に基づいて、正しき手順であるべき工程をもって行えば、”最初からそうあるように”できているのですから、出来て当然なのです。流れに逆らわず、あるべき流れに乗せる・・・だから御覧ください」と。
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posted at 06:06:29
何年、何十年と牛に向き合い、解体を行ってきた丁さん。牛を「分ける」ではなく、そもそもが生物の体は複雑な様々なものが入り混じり組み合わさり結びついているのだと悟り、「切り分ける」のではなく「解きほぐす」ようにしているのだと。
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posted at 06:05:28
この丁さん、古代中国の料理人なのですが、あまりに凄まじい腕で、特に「牛の解体」に関しては神業。ついには王様の前で披露するに至る。
丁さん語るに、「もはやこれは技術ではないのです」と。
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posted at 06:03:43
そういえば「解体」といえば、歴史上もっとも有名なのが包丁。元は人名でして(正確には『料理人(包)の丁さん』という意味)料理用のナイフを「包丁」と呼ぶようになったのは、この丁さんが由来と言われています。 pic.twitter.com/TS7o33ogJS
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posted at 06:01:50
まぁともあれ、解体業者というのはそれくらい高度な熟練の技と知識を求められるものたちで、それこそマグロの解体ショーとか、ショーになるくらいの高度な「芸能」なのよな。
やれっていわれてもどうやっていいかわからんよ。 pic.twitter.com/ptN0yavwj4
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posted at 05:53:28
本邦最初の西洋翻訳書「解体新書」に続き、医学だけでなく洋学そのものの大きな底上げが行われ、さらにこの事業に関わったものたちの弟子や末裔が、その後の日本の文明開化に大きく寄与する。
歴史とはつながっているのだ。
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posted at 05:51:39
彼ら腑分け人たちは、社会的地位は不当に貶められ、文字の読み書きもできないほど教育機会を与えられなかったが、当時の知識人であった洪庵たちよりはるかに「人体の真理」に通じていた。彼ら名もなき腑分け人たちの協力もあって、
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posted at 05:49:51
首をひねって「少なくとも哺乳類のものではないな」と返し、同時に最新の西洋医学書の解剖図を見せると、「どこの腑分け人が描いたか知らんが正確だ。こんなものがあるならわざわざ見に来なくても良い」と返した。 pic.twitter.com/4mSUL8uHLt
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posted at 05:47:54
彼らは実践においてとてつもない経験値を蓄えたエキスパートである、その当時の日本で最も人体に精通したスペシャリストでもあった。
緒方洪庵たちが、それまで医師たちが「常識」として持っていた古い漢方の解体図を見せると、
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posted at 05:46:00
ドラマ化もされた「風雲児たち」の「蘭学事始」では、まさにこれがドラスティックに描かれていて、腑分け人たちは時代のせいもあり、「死」に近い職業であるため、低く扱われていたが、 pic.twitter.com/QQtjPappxO
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posted at 05:44:59
ここらへん、現代の食肉解体業者(いわゆると畜業)もそうなんだが、「銀の匙」でも描かれていたが、「死体の解体」ってのはとてつもない技能職で、高度な技術と経験と、医学・生物学双方の知識を要求される。 pic.twitter.com/WWCg122sNW
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posted at 05:41:58
「蘭学事始」でも描かれていたが、日本で医学的な「解剖」が行われるはるか前から、実践と経験で人体に精通していたのは、死刑執行後の死体の検死を行う腑分けしだった。 pic.twitter.com/yZP8n0n1QJ
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posted at 05:39:42
さんざん捕鯨業者が、世界的な悪者扱いされていた時代なので、「さぞかし溜飲を下げたそうだ」と語られていて、笑った。その後も捕鯨業者たちが、怪獣を倒すために解体と回収を行っていたと。
例の映画にもそういうのあるのかね?
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posted at 05:35:42
そういやクジラの死体で思い出したんだが、その昔吉岡平先生の小説で、「宇宙の不動産屋が地球人に地上げを行い嫌がらせで巨大怪獣の死体をホワイトハウスとクレムリンに落下させる」って展開があり、その巨大死体の解体に日本の捕鯨業者が呼ばれるって展開があったなw
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posted at 05:34:12