シロ@〆最新章済
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2017年12月12日(火)
「サツガイ!サツガイ!サツガイ!」マスラダは叫んだ。繰り返し。ナラクの憎悪が無ければ耐えられない。それが彼という存在を掻き消してしまう事になろうとも……「それじゃあ、あんまりだ」進み出たのは銀色の男だった。マスラダは凍りついた。男は頷いた。「俺だ。これが俺の仕事だよ」 18
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posted at 23:15:38
「こんな場所までよく追って来たものだ」サナエは冷たく笑い、真鍮注射器をためらいなく首に突き刺した。「ならばニンジャの真実を見せてくれよう」「私も見せよう」ニンジャスレイヤー、ザキ・クロカワは真っすぐにサナエを見据える。「ニンジャを殺す者の真実を」01001001 8
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posted at 22:19:46
0100101分厚い黒煙を切り裂き、軍用機関車車輛の背を走るニンジャスレイヤーは、ついに先頭車輛に至った。赤黒のマントが速度を受けて翻ると、その装束は、眼前で憎しみと共に彼を睨みつけるサナエ・イタリ……倒すべき魔人の姿を真似るかのように、イビツな軍服を形作った。 7
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posted at 22:16:09
010010江戸時代、いや、平安時代末期だろうか。ススキの原には、軍馬やバトルオイランや鎧武者の死体山。銃痕めいた赤い夕焼け。地平には果てしない火縄銃兵の隊列。千の銃口が彼を狙う。頭の血が目を覆う。視界が真っ赤に染まる。だがキルジマの憎悪は屈せず。呼吸を整え、なおも破れ霞を構える。 5
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posted at 22:07:43
死にながら、彼はニンジャを呪った。愚かな村人を呪った。世界を呪った。彼の呪いは、カツ・ワンソーを呪う古代のニンジャの遺志と容易に結びついた。儀式は稚拙であったが、災いは巨大だった。イチローがナラク・ニンジャとなった瞬間であり……最初の「ニンジャスレイヤー」の誕生の瞬間であった。2
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posted at 21:51:15
磔のイチローは炎の中で焼け萎び、黒く焦げ、炭化していった。それでも彼は睨み、怒りに歯ぎしりするのをやめはしなかった。然り。「イチロー」がかつての彼の名であった。寒村に育ち、流行り病で妻子と孫を失った、孤独な老人の最期は、ニンジャ・ダイカンによる凄惨な見せしめの処刑であった。 1
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posted at 21:45:11
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「赤ちゃんの情緒発達には、カラフルな色や光などで視覚を刺激してあげて、楽しい音楽や歌を一緒に楽しんであげてください。ダンスもいいですね」って育児書に書いてあったので、超歌劇流しながら全力でキンブレ振って踊ってみた。
めっちゃ見てる。赤子めっちゃ見てる。
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posted at 12:31:57
金と時間が解決できることは、金で時間を解決できるので、金で解決できることもある。 #金があれば労働時間を他の時間に回せる
posted at 11:38:44
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三田誠@3月10日(紙は4月10日)『魔 @makoto_sanda
定期的に、文章の技術がどうとか正しい表記がどうとかツイッターでは話題になりますが、まあ小説は(とりわけエンタメは)書き手がいて、読み手がいて、互いに物語を通じた共犯関係を結べるようであればなんでもいいんですよ。正しくて立派な何かを真似る必要はないかと思います。
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posted at 09:20:57
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「寒さを忘れる方法を知っているかい」月も凍える美しい夜に、あなたは両手で私の手を包んで笑う。私を射抜く双の光を受け流し、さぁ、と暗い池に曖昧な返事を落とした。鼓動が勢いを増した数秒後、あなたは静かに背を向ける。「欲しがらないとあげないよ」猫のにゃあと笑う声が聞こえた。【かわかじ】
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posted at 04:08:40
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詩が何度も侵食されるのは、一文を読み返す回数が小説よりはるかに多いからなんだろうか。何度も同じページを開き、口ずさんだ回数の分、反転した憎しみは本を焼くのだろうか。
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posted at 00:05:19