大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2013年01月08日(火)
朝の続き)齋藤元紀のハイデガー博論の続き。現象学という方法を遂行させる解釈学の契機。理念、遂行、遂行の着手点。@sunamajiri twitpic.com/btahqj
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posted at 00:23:22
続き)理念と方法が他の学問より先行するために、ハイデガーはカントの理念と方法をフッサール現象学だけでなくディルタイの精神科学に依拠して拡張したという。@sunamajiri twitpic.com/btakkl
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posted at 00:31:45
続き)体験に対する反省であるフッサールの理念視と、ディルタイの歴史的意識によって、方法を遂行させる統一的学問にとっての理念と方法が規定されたという。@sunamajiri
twitpic.com/btao1k
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posted at 00:42:41
続き)一切の前提を排する直観でもある現象学によって生の遂行をするためにも、現象学の解釈学化がハイデガーには必要だったという。@sunamajiri twitpic.com/btdjcv
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posted at 08:37:49
続き)方法などのジャーゴンに先行する「生自体」を遂行させるものは、生自体に先立ってある世界による自足性だが(続く @sunamajiri twitpic.com/btdlcg
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posted at 08:48:15
続き)しかし、他者ではなく自己が脱独我論でもある生を自己遂行するのも、生の発達ではなく、意味の発生という現象学の遂行だからという。遂行しているのが他者ではなく自己だからだ。@sunamajiri twitpic.com/btdmnw
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posted at 08:55:11
続き)神が欺くと疑えば自己が無限にいなくなる、という信仰告白に聴こえるデカルト以降の近代哲学は、しかし、客観を現象学、すなわち生を遂行する意味の発生に招き入れてしまったわけだ。現象学の遂行を妨げる客観。@sunamajiri twitpic.com/btdpv7
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posted at 09:13:32
続き)おそらく、現象学を妨げる客観=反省を飛び越える遂行、すなわち解釈学のもつ循環=時間性は、欺く神を想定した無限遡行という中世までの哲学との違いを際立たせる。方法で反省して客観をではなく、一言でいえば近代を席巻した信仰ということなのかもしれない。@sunamajiri
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posted at 09:41:03
続き)発生・循環・遂行としての自己が、方法・反省による客観をのりこえていく。欺かれても打ち消せない自己がいるという事実を明らかにするためだけに解釈学によって現象学を遂行する。信仰とどこが違うのか殆ど分からない。@sunamajiri
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posted at 09:46:47