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大本薫 Kaoru Ohmoto

@sunamajiri

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  • 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
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2015年12月28日(月)

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

15年12月28日

ところで、ナトルプ報告GA62が扱うアリストテレス『ニコマコス倫理学』第六巻第二章というのは、極めてハイデガー的な図式性です。知性と欲求の根は過去ではなく将来を選択できる実践のことだ、という部分。@BeTakada pic.twitter.com/1Ow5MoJi9Q

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posted at 19:04:46

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

15年12月28日

ナトルプ報告では、概念と直観ならぬ、知性と欲求を媒介する実践は、魂(霊魂)が常に将来に開かれていることだ、という根源図式が示唆されてるのでしょう。今現前、あるいは時間の非現前、という脱自態はこうした本来的実践性のことです。ただしGA62問題は来年読解しましょう。@BeTakada

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posted at 19:05:27

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

15年12月28日

時間と魂という図式根源において、本来的実践は、魂を現勢させる時間規定によって可能になるのです。潜勢的=二元論的な魂の規定による心理的葛藤は実践的ではない。思考は行為ではないし、「あったことはなかったことであることができない」(アリストテレス)のままです。@BeTakada

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posted at 19:05:41

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

15年12月28日

しかし、実践が将来を選択することだという根源図式が、概念と直観を媒介する時間根源だという超越論的図式性が本来的形而上学の根拠づけだ、というカント書の問題を看過すると、近代的な二元論=潜勢の問題は解けないでしょう。twitter.com/sunamajiri/sta... @BeTakada

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posted at 19:12:26

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

15年12月28日

私たちはつい、古代の哲学に対する、近代哲学の二元論、潜勢的葛藤の心理学の優位を、テクノロジーの勝利の端緒のように措定する近視眼に陥るのだが、しかし当然、そんなことが問題にはなっていない。実践というのは現勢させる図式の上で、意識が現象することです。@BeTakada

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posted at 19:15:59

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

15年12月28日

近代の心身二元論=潜勢を当然視し、図式ではなく分類(範疇)だけを重視すると、それこそハイデガーが重視するアリストテレスの「あったことをなかったことにできないこと」ということばかりが、いうまでもなく矛盾のように立ちはだかるのも、鳥肌モノですよ。@BeTakada

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posted at 19:32:18

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