ススミハジメ
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- 自己紹介 どこかでなにかをしてる人、あるいは老害おじさん。趣味は読書と音楽です。私的な持続的興味は「人間の身体的限界性=創造性と観測の限界」「モナドと波の思想」「不可知の存立」の三事です。 http://note.mu/susumihajime
2018年07月22日(日)
×ハードロックを好まないメタルファン(メロデス寄り)ファン
◯〜メタル(メロデス寄り)ファン
OPETHの初期は英国ハードロック的な音遣い要素が「活かされてはいたが前面に出ていなかった」ため、その時期からのファンはそれが前面に出てくると抵抗を示す傾向はあるかも。
twitter.com/meshupecialshi...
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posted at 23:14:40
これに対し自分は70年代のブルース成分多めのHR&プログレ(特に英国もの:OPETHのルーツでもある)を先に聴き込んだ経緯もあってか、ここで低く評価されている『Heritage』が最も好きですし9.0はつけてもいいです。そういう持ち分や相性の問題もありますし、うまく評価するのはやはり難しいですね。
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posted at 23:10:14
たとえばこれなんかはピッチフォークに限らず「ハードロックを好まないメタルファン(メロデス寄り)ファン」の評価をわりとそのまま反映していて(ネオアコ〜フォーク形式の「Damnation」はやや高め)、バンドの出自的にもブルース的な鈍く引っ掛かる音進行は苦手なファンが多いんだなと思います。 pic.twitter.com/oNjy1FaA56
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posted at 23:05:28
〈ピッチフォークで高得点となるのは「定評のあるもの」または「これから流行るもの」で、鑑賞眼がないわけではないが個人的にはあまり参考にならない〉という話の例としてOPETH
pitchfork.com/artists/5048-o...
を挙げようと思ったのですが、そういえばこれ↓も結構関係あるかも。
twitter.com/meshupecialshi...
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posted at 22:59:35
以上に関連して、90年代以降に(特にブラックメタルから)入った人と80年代中期以前のもの(特にHR)から入った人とでは音進行の好みが異なり、特に前者は後者的なブルース成分が苦手な傾向にある、という話を↓に絡めてしたいと前から思ってるのですが、それはまた別の機会に
closedeyevisuals.hatenablog.com/entry/2015/03/...
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posted at 21:48:01
なお、そうした“アンダーグラウンド”でない大メジャーでもかなりオルタナティヴな活動を続けてきたものも存在します。このジャンルで最も有名なJUDAS PRIESTというバンドは最大の好例ですね。(その辺りの話は↓参照)
メタル内外の認識の溝がうまく埋まってほしいものです。
twitter.com/meshupecialshi...
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posted at 21:18:42
しかし、それなりにメタルを長く掘ってきた自分のような立場からすると、そういう状況はだいぶいびつに思えますし、本当に美味しいバンドが見つからないままでいるのが非常にもったいないというのもあるわけです。
↓のブログではそういうバンドについて詳しく触れています。
progressiveundergroundmetal.hatenablog.com
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posted at 21:14:19
それで、ピッチフォークなどからの評価という話↓に戻ると、そうしたメディアが飛び付きやすい要素を前面に出したバンドというのが一定数いて、そういうものばかりがメタル外に「メタルらしからぬ知的な装いをしたもの」として紹介される傾向はやはりあるというわけです。
twitter.com/meshupecialshi...
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posted at 21:11:42
以上のようなバンドはメタルを長年コアに聴いてきたマニアからは「一見よくできてはいるけどそこまででもない」「ポーザーだ」と言われることがかなり多く、個人的には(少なくともここに挙げたバンドは)独自の優れたものも多いと感じますが、「最も良いもの」ではないと思えてしまいます。
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posted at 21:08:01
そういうのとはまた少し別の問題として「凄そうに見せるのが上手いバンド」というのもいます。例えば↓のDSOはブラックメタルを“後から発見した”バンド(CONVERGEなど含む)から大きな注目度を集めましたが、オリジナリティや深みの面で勝るバンドは他に無数に存在します。
twitter.com/meshupecialshi...
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posted at 21:04:02
しかし、メタルの歴史には「知的な雰囲気を前面に出してないが音楽的には超高度で個性も凄い」バンドも大量にいて、そういうのはメタルメディア主流からスルーされている場合も多いのでピッチフォーク等の観測範囲に入らないのも仕方なくはあるのですが、やはり取り上げ方がいびつに思えてしまいます。
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posted at 21:00:35
DEAFHEAVENのようなポストブラック〜ブラックゲイズ、PALLBEARERのようなドゥーム寄りポストメタルは、ピッチフォークなどが得意とするポストロック〜インディーロックの文脈から語りやすく、その文学青年的な佇まいもあって歓迎されやすい反面、そうでないバンドは不当な低評価を受けやすいです。
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posted at 20:55:23
ここ数年、ピッチフォーク等「インディーロック」方面やROLLING STONESのような大きなメディアでもメタルが高く評価される機会が増えてきていますが、取り上げられるサブジャンルには一定の傾向があります。一言でいえば「頭の良さそうなもの」が評価され、そうでないものは無視されるという感じです。
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posted at 20:45:21
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Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi
情報公開法立案時の法制局予備審査の審査資料を開示請求(個人情報定義変遷の調査のため)した。「内閣法制局の『法律案審議録』は不開示情報か」「5条6号。法制局審査事務の適正な遂行に支障を及ぼす」「そういうことがいえるのか」とのやりとりが20年の時を経て白日の下に。
twitter.com/masanork/statu... pic.twitter.com/FQ8bmQi9oH
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posted at 13:18:25
トイズファクトリー稲葉社長のインタビューが最高すぎる。入社して最初に作ったレコードが『全日本プロレステーマ曲集』だった話や、ラフィンノーズに対する思いが強すぎて、野音事件後バンドと行動を共にするため会社に辞表を出した話など、ぜひ吉田豪に掘り下げて欲しい。
www.musicman-net.com/relay/63242
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posted at 12:48:15
スタートアップに関わる人なら、ある広く浸透したモノやサービスをクソだと思った際に、まず自分の感覚を疑ってみることと、クソなりにここまで浸透して自分と同じく思った人達が今まで誰もディスラプト出来なかった理由までキチンと考えて機会を探さないと、カッカ怒ってるだけなら主婦でもできるよね
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posted at 12:13:11
ギズムのブートを売って謝罪広告とギズムの商品を扱いませんと誓わされたフラワーレコードだが、HPを確認したら今は取り扱かっていた。
ただ、トラウマがあるのか伏せ字のギズムとなっている。 pic.twitter.com/rNOqwmixvc
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posted at 08:05:50
現代音楽がホラー映画のBGMとして“実用化”され認知されたり、そうした音進行とも共通点をもつデスメタルなどが邪悪な歌詞世界のもとで音楽的必然性を獲得したのと同様に、ダークなアニメに合う劇伴としてエクストリームな音楽が選ばれそちら方面のファンを通し広まっていったというのもありそうです。
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posted at 01:51:01
アニソンにおけるヘヴィロックの例でいうと、よく知らない自分にもこの辺りが思い浮かびます。EYEHATEGODばりのスラッジリフが手加減抜きの激重サウンドで繰り出される場面も多い。そういえばNARASAKIはアイドル方面の仕事も多いですし、そちらでの「ロック」伝播も重要かも。
itunes.apple.com/jp/album/%E3%8...
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posted at 01:29:01
率直に言って三浦大知の「うまさ」って90年代的なものを思いっきり背負ってるようにしか見えなかったし、今でもその印象はそんなに間違ってなかったとは思うんですけど、今だとそれを背負いつつ新しい次元に行ったみたいな感じがしてそこが凄いし感動的だと思いますね
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posted at 01:18:04
この「うるさい音が「ロック」等から切り離されポップスに援用されるようになったことで「ロック」の存在感が薄まった」というのは結構大事なトピックな気がします。アニソンのメタルギターやSLIPKNOT影響下のバンドなど、改めて注目すると面白いものが少なからずありそう。
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posted at 01:12:05
このあたりは自分からすると実感としてはよくわからないので「邦ロック」方面のファンの人たち(わりと身近にいる)に聞いてみたいものです。ちゃんと情報を集めて掘り下げるといろいろ面白いものが見えてくる気がします。
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posted at 01:05:25
“なぜ音楽好きは三浦大知ほどの歌唱力とダンス力を持ったタレントを『球体』まで無視してきたのか”というツイートを見ましたが、なんかそもそもの聴き方の違いというか評価軸の差によるものだと思いましたね
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posted at 01:04:06
ロック的なサウンドは非常に一般的なものになり、デスメタル並みにうるさく激しい音もあまり抵抗なく受け入れられるようになってきたけれども、「ロック」的なノリや雰囲気を意識的に標榜するグループはむしろ目立たなくなってきている。だからこそそういう姿勢自体が思い入れの対象になるというか。
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posted at 01:02:49
「邦ロック」という言い回しは音楽マニア層からは揶揄されがちだけど、そのファン層からすればロックというものへの思い入れが込められた大事な旗印で、悪い意味一切なしで用いられる場合も多い。というのはたぶん間違いないだろうという確信が以前よりも増してきました。
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posted at 00:50:29
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そういう「今までのイメージと違うやん!」みたいな視点でアンビエントR&Bだったりシティポップだったりを聴いている人間が三浦大知と微妙に交わらないのは当然という感じはしますね。
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posted at 00:24:35
で、ceroとかのやってた「R&B」っていうのは明らかに非・松尾潔の流れというか、歌唱にせよ小沢の引用にせよ巧みにタイリース的なところを避けてきたわけですよね。僕はそこに「R&B」という言葉を刷新するようなものを感じて面白かったわけですが
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posted at 00:20:59
日本のR&Bが継承したのは前者、逆に後者は普段はロックを聴いているような音楽ファンに支持された、というのは確かにある。それこそ『Voodoo』を意識した日本のR&Bってオザケンの『eclectic』くらいしか思い付かないもんね。
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posted at 00:14:51
『文科系のためのヒップホップ入門』でも、昔ながらのR&BファンはRケリーよりも歌いまくるキース・スウェットの方を評価するという話が出てきていましたが、なんかそういうのってある気がしますね
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posted at 00:12:33
雑な分け方を許してもらうと、いわゆる音楽ファンは楽曲のフォルムとか新しさを評価するのに対して、R&Bファンは歌唱力など「声」そのものにより重きを置くという印象があります
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posted at 00:11:25
この本は未読なんだけど、例えば松尾さんが推すようなR&Bと、ピッチフォークなんかで支持されるような「ディアンジェロ以降」のR&Bの乖離というのは確かにあるよな。タイリースとか、もはや日本では「ワイルドスピード」のイメージなんじゃない?
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posted at 00:10:10
私はもちろん「音楽好き」(オタク)の側の人間なのですが、あの本を読んだとき自分が聴いてるのとは全然違う聴き方でR&Bを聴いてる人がたくさんいるんだ(むしろそちらがメインなのだ)ということを改めて実感しましたね
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posted at 00:08:51
あの本だとテン年代のR&Bで一番評価されてるのはトニ・ブラクストン&ベイビーフェイスやタイリースなんですよね。『ブロンド』に至ってはCDのリリースがないので「別枠」扱いになっている。もちろんブルーノ・マーズのような両者をまたいで評価されるものもありましたが。
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posted at 00:00:46