ススミハジメ
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- 自己紹介 どこかでなにかをしてる人、あるいは老害おじさん。趣味は読書と音楽です。私的な持続的興味は「人間の身体的限界性＝創造性と観測の限界」「モナドと波の思想」「不可知の存立」の三事です。 http://note.mu/susumihajime
2019年09月30日(月)
9月30日の本日、予定通り取次へ搬入しましたので、ご注文を頂いている書店には順次並び始めることになっていますし、ネット書店にも取次から近日中に搬入される予定ですので、もう少々お待ち下さい。直接弊社までご注文を頂いても送料無料（振り込み手数料はかかりますが）でお送りいたします。
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posted at 22:52:30
【新刊出来！】
全国の #氷室冴子 ファンのみなさま、お待たせしました！
少女小説の研究家でも知られる嵯峨景子先生の最新作『氷室冴子とその時代』が満を持して出来上がりました。小説からマンガ原作、エッセイまで、氷室作品が時代に刻んだ足跡を丹念に辿った精華が400頁に凝縮されています！ pic.twitter.com/FYBWOL2eV5
タグ： 氷室冴子
posted at 22:48:50
水戸泉『ヴァンパイア・ホリック～永遠にあ @mittochi
私の属する業界として批判する資格がないとか、ちょっと何言ってんだか意味わかんないけど説明してくれなくていいわ、そういう独自ロジック聞くの疲れたわ！！(＾ω＾#) twitter.com/M83543572/stat...
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posted at 18:37:55
掃除中にまたひとかたまり原稿の束を見つけられた。90年代前半中心で結構忘れているものが多いですね。その中から1枚。野田昌宏先生のイベント用に描いた1枚。野田先生の似顔絵は加藤直之先生の絵のまんまですがこれ以上描きようがなかったよ。 pic.twitter.com/GaNG971hI8
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posted at 18:31:53
【ピンクは淫乱】
このシリーズは趣味でやっていこうと思うので
好き勝手やっていきます！
しらん！私が楽しいから！作る！の！！ pic.twitter.com/U9xrcRAwSK
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posted at 17:40:37
ザラ
#アズールレーン #AzurLane pic.twitter.com/eEiNt1qFiX
posted at 14:58:21
非公開
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posted at xx:xx:xx
ジェレミークラークソンが16歳の環境活動家を批判「病を治す薬。蛇口を捻れば出る安全な水。最貧国での支援活動。全て大人の責任だ。世界は悲劇に満ちている。しかし問題を徐々に解決できるのは学問だけだ。駄々っ子はやめ学校に行き1日も早く学を修めなさい」
ど正論だ。
www.thesun.co.uk/news/10022396/...
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posted at 12:55:39
「マレーバク、いつも寝てるね〜。」そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
#朝は元気 pic.twitter.com/m6kp5NmOk7
タグ： 朝は元気
posted at 11:25:01
札幌の人が東京の電車の写真を「満員電車だ」と投稿したら、都心の他の人から「それガラガラ状態じゃね？」とツッコミされた話。
そんなカルチャーギャップがあるんなら、通勤電車ベビーカー論争とかでネット上で話が通じないのは当たり前ではあるよな。
地獄の通勤状態という前提が共有されていない。
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posted at 11:09:33
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
あ、あと、トランプ擁護発言で顰蹙を買ったカニエさんについても言及があるので、経済学チャッカマンさん@tagomago712が読んでも面白いと思いますよー。
note.mu/kankanbou_e/n/...
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posted at 06:38:42
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
因みに青木さんの一連のエリス論は、川本さんが紹介したように三つあるんだが、最初からガッツリ諸前提を知っておきたいという人は、
＞私は一パーセントだ : 『アメリカン・サイコ』、ウォール街、X世代、世界金融危機
から読み始めてみるっていうのもお薦めだ。
ci.nii.ac.jp/naid/120006312...
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posted at 06:29:24
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
これはエロ助的に言えば「世の中は残酷だという圧倒的真理を描いているからこの作品は傑作だ」とか言う一群の人たちと大して変わらない「美学イデオロギーと現状維持政治的態度の野合」であって、この問題群に興味がある人は是非に青木さんの一連のエリス論を読んで欲しい（終
note.mu/kankanbou_e/n/...
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posted at 06:24:06
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
これは、どのような意味を持つだろうか？…私はエリスの熱心な読者でもないので、このような評価をする立場にはないと思うのだが、あくまで僕の感想としては「現実の多様性から目を背ける為に芸術の圧倒的な強度によって世界を自分にとって都合のよく狭めてるだけではないか？」という疑問は思いつく。
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posted at 06:21:18
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞少年時代のナルシシズムから遠ざけ、世界の謎──説明され得ないもの、タブー、他者──へ導き、理解と受容の場へ私を向かわせた。（125頁）
これはエリスのホワイトからの引用らしいが、全くの名文であり、全くの名文句だと言ってもいいだろう。しかし上のエリスの「政治的態度」を合わせた場合…
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posted at 06:18:52
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞誰かの世界観の残酷さによって、私は消し去られたかった。これらの全てが私に計り知れない影響を与えた。それは私に共感をもたらした。それは私に、私の世界に向こうに、異なる視点、背景、傾向をもった別の世界があるのだと認識することを手助けし、間違いなく、それが私を大人にした。それは私を、
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posted at 06:17:34
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞私は切に揺さぶられたかった。私は曖昧さを愛した。私は考えを変えたかった、様々な事柄、つまりは全てに関して。私は取り乱すことを、芸術によって傷つくことさえ望んだ。それがシェイクスピアであろうが、スコセッシであろうが、ジョーン・ディディオンであろうが、デニス・クーパーであろうが、
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posted at 06:17:05
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
しかも、このエリス論は、こうしたエリスのある種の「政治的立ち位置」とでも弁護できるものを、彼の「芸術崇拝」と結びつけてくるから、これは芸術家にとっては「かなり痛い」批判だろう…
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posted at 06:15:59
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
そうして、自分たちは「加害者＝成功者」の立ち位置に座って「被害者＝失敗者」の立場に立つ人間を「偽善的だ」とか「世界の真実を歪めている」と言って攻撃するわけだが、それは結局「今の世界を変えることはできない」という自己の諦めを攻撃的な立場で正当化しているに過ぎない。
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posted at 06:14:11
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
この批判はかなりエリスの痛いところと言うか、別にエリスだけではなく「６０年代以降の新自由主義とアンチリベラル（これは必ずしも保守を意味しない）」の痛いところを突いていると言えるだろう。まず一方において「闘争または競争こそが世界の真理なのだ」的な認識からに二項対立を生み出し、
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posted at 06:12:17
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞自ら作り上げた二項対立の図式からミレニアルズを攻撃したエリスは、その当然予期されるべき反動として、トランプサポーターたちから支持を得ている。
note.mu/kankanbou_e/n/...
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posted at 06:09:45
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞彼らは「空虚な世代」とも「新たなロスト・ジェネレーション」とも呼ばれた。新たなリアリティの担い手とされたエリスは今、後続の世代を攻撃している。サンダースを精神的支柱とするミレニアルズに対し「政治と芸術は違う。イデオロギーと美学は分けろ。世界は変わらない。被害者ヅラをするな」と。
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posted at 06:09:18
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞多くの優れた音楽、映画、文学は生まれた。そのさなかに戦っていたのが1941年生まれのサンダースであり、60年代の終焉とともに、70年代に実業家として世に登場したのが1946年生まれのトランプである。
その先行する大人たちを見て育ち、80年代以降の文化を担ったのがジェネレーションXである。
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posted at 06:08:41
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞テレビにうつる抵抗運動を、生まれたての目でぼんやりと眺めていただけである。
60年代のラディカリズムが戦っていたものこそ、帝国主義だった。ベトナム戦争を起こしたエンパイアとしてのアメリカに、若者たちは団結して戦ったのだ。そしてその苛烈な時代に、
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posted at 06:08:20
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞エリスが代表するジェネレーションXは、60年代のラディカリズムが終焉した後に思春期を迎えた、日本で言えば「シラケ世代」に該当する。「人生が不条理だと受け入れろ」というテーゼの裏側には「現実は変えられない」という諦念があるのだが、X世代は実際に変革の運動を行っていない。
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posted at 06:08:05
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞しかも、最初のセンテンスはわざわざ括弧にいれて、控えめに。
ウォール街や巨大企業に闘いを挑みミレニアルズを団結させた「60年代からやってきた白人男性＝サンダース」を、エリスは本当に考慮するに値しないと考えているのだろうか？
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posted at 06:07:44
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞ミレニアルズの精神的支柱となった、本書でもっと多く言及されるべき名前が、たった二度しか登場しない──バーニー・サンダースである。
エリスはサンダースを「彼の政策に実現可能性がない」「あまりにユートピア的」と２センテンスだけ触れる、
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posted at 06:07:26
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞「私が興味があるのは芸術や文化だけだ、政治には一切ない」とエクスキューズするわりには、『ホワイト』は政治の話が多すぎる。トランプ、ヒラリー、オバマ、ブッシュ、レーガンなどの名前が繰り返されるなか、そしてミレニアルズを「腰抜け」と呼び嘲笑する中、トランプと舌戦を繰り広げ、
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posted at 06:06:56
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞エリスの批評は、常にその対立項を必要とする。X世代とY世代、エンパイアとポスト・エンパイア、政治と芸術、イデオロギーと美学……etc. この二項対立の枠組はしかし、その外部を抑圧し、忘却することでなりたっている。
。
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posted at 06:06:24
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
そう、察しの良い読者は気付いたように、これって僕が雑に要約したレベルの「アメリカン・サイコ」の粗筋と似ているよねー。つまり「完璧金持ちの主人公」が「貧乏人や女性を殺しまくる」っていうのとなんか共通点はありませんかー？って話になってくる。twitter.com/gannbattemasen...
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posted at 06:04:46
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
つまり、やや大雑把な要約をすれば、エリスは基本的に「ジェネレーションＸやエンパイア世代」の立ち位置を持っていて、それは「完璧なアメリカ＝完璧な人間」を肯定している（ようには見える）。そして「自分を被害者とする」または「被害者に共感する」Y世代やポスト帝国世代を憎む…ん？これって…
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posted at 06:01:34
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞それでもベイトマンはエリスから出てきたのだ。ゆえに、エリスはポスト・エンパイアの文化を全面否定しない。彼が否定しているのは、ポスト・エンパイアの文化にどっぷりつかって成人した「腰抜け世代」が持つ、その「自己を被害者とする語り（Self-Victimization / Victimized Narrative）」だ。
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posted at 05:57:36
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞リアリティー・ショーの、そして、SNSの文化である。
（中略）
＞エリスはトランプ支持者ではない。エリスはベイトマンではない。本人はこれをクドいほどに繰り返し言明する。しかし同時に、エリスはベイトマンを否定しない。ベイトマンは作者エリスの写し鏡ではないが、
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posted at 05:57:08
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞そして2001年9月11日、マンハッタンで起こった同時多発テロによって、エンパイアの文化は覇権を失った。「アメリカこそが世界の中心であり、世界に君臨している」という感覚が失われたポスト・エンパイアの文化とは「自らの弱みを隠さず、そのままの自分自身を曝け出す」ものとなる。つまりそれは、
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posted at 05:56:19
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞ポスト・エンパイアの最初の兆しを、90年代後半のエミネムにエリスは見出している。それまでのスターたちも自身の私生活を曲の中で歌ったが、エミネムは2000年リリースの『マーシャル・マザーズ・LP （Marshall Mathers LP）』で元妻Kimberly Mathersへの呪詛をラップに乗せ全てを曝け出して見せた。
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posted at 05:55:32
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞エリスによればエンパイアの文化を端的に表すものはフランク・シナトラであり、ジム・モリソンであり、マドンナであり、ボブ・ディランであり、『ゴッドファーザー』である。
エンパイアは、冷戦の崩壊によるグローバル化、インターネットの爆発的な普及により陰りを見せ始める。
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posted at 05:54:57
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞エンパイアの文化は、第二次大戦によるアメリカの台頭から始まり、冷戦下で黄金期を迎え、911まで続いた。それはつまり、覇権国家として君臨したアメリカ帝国の文化であり、「自身が君臨していることを知り、弱みを見せず、超然と振る舞う」文化である。
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posted at 05:54:45
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞「エンパイア」とはエリスが敬愛する作家ゴア・ヴィダルが使用した概念であるが、「ポスト・エンパイア」は完全なるエリスの批評造語であり、彼はこの語を多用する。以下、簡単に整理してみよう。
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posted at 05:54:32
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
ここで重要なのは、これは僕も良く知らなかったのが「ジェネレーションＸ ＶＳ ジェネレーションＹ］とか
「エンパイア世代 ＶＳ ポストエンパイア世代」というエリスの認識と、そのエリスの認識から「零れ落ちるもの」の指摘だ。ここは青木さんの文章を引用しよう。
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posted at 05:50:38
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
ここエリスは、自分の小説「アメリカン・サイコ」がオルタナ右翼にカルト的に支持されていることを知ったうえで、自分は何度もトランプ支持者ではないと繰り返しながらも、一般的には「反ポリコレ」的な批判をハリウッドやらリベラル文化に対して繰り広げていく…
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posted at 05:48:35
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
まず青木さんは、エリスの「アメリカン・サイコ」ではなく、作者がつい最近出したらしい「ホワイト」という自伝的ノンフィクションから話を始める。これ自体は彼の半生から、つい最近の色んな事柄について語った内容らしいのだが…
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posted at 05:46:39
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
まず、全く「アメリカン・サイコ」とかエリスとか、よくわからない人にとっては「そんな小説の何処が良いのか？」っていう話になると思うのだが（僕も実は半分ぐらいはそうだった…）、そういう人でも先の青木さんのエリス論を読むと何が問題なのか良く分かる。
note.mu/kankanbou_e/n/...
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posted at 05:44:28
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
自分の同じ階層に属する仲間とは、鼻持ちならない金持ち内輪トークをしまくりながらも、同じ金持ち仲間を殺してしまうが、主人公は何の罪に問われることもなく、最後の印象的な一文「これは出口ではない」で終わるという、全くオチも救いもない小説である。
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posted at 05:41:21
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
ブレット・イーストン・エリスとか「アメリカン・サイコ」っていうのはアメリカ文学またはアメリカ映画に興味のある人にとっては知名度のある人間や作品で、詳しくは青木さんのエリス論を参照して欲しいが、一言で「サイコ」の要約をすると、超リッチのアメリカ人が貧乏人や女性を殺しまくる一方で…
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posted at 05:38:46
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
んで、青木さんがこの一連の「エリス論」で語っていることは、これはエロゲクラスタから芸術クラスタ、または政治クラスタから経済クラスタまで結構関係ある話で抽象的に言えば「新自由主義と美学イデオロギー」または「この世界は残酷な世界なんだ世界認識視野狭窄」問題と言えるだろう。
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posted at 05:34:55
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
これはとても的確な要約なので、これを前提としながら僕の感想を書かせて頂くと、基本的なアメリカ文学とかアメリカに関する諸知識はさほど必要ない。「アメリカン・サイコ」を知らなくても問題ない。これから読み始めて足りない知識は青木さんの他のエリス論で補足できる。
note.mu/kankanbou_e/n/...
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posted at 05:31:58
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞「私は一パーセントだ : 『アメリカン・サイコ』、ウォール街、X世代、世界金融危機」 も参照したが、 『アメリカン・サイコ』論 では更に徹底した批判が展開されている。青木の言うように、エリスだけではなく、日本の私たちも「正気に戻」る必要がある。
www.shiika.xyz/criticism/naok...
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posted at 05:28:28
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞いずれにせよ『アメリカン・サイコ』 の最後の文章が示すように「ここは出口ではない（This Is Not An Exit.）」。 今のエリスは限界にぶち当たっている。 この文芸時評を書くにあたって、青木の『アメリカン・サイコ』論 …
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posted at 05:28:08
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞しかし、エリス自身ゲイであるにもかかわらずホモフォビックであり、女性嫌悪も根深い。政治において反動になってしまうのはエリスの芸術至上主義に原因があり、その芸術への愛は彼の優れた作家としての資質とも不可分だ、ということを青木は指摘している。
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posted at 05:27:46
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞『アメリカン・サイコ』 の主人公であるドナルド・トランプを崇拝する快楽殺人者パトリック・ベイトマン とエリスは完全にイコールではない。エリスはトランプに批判的であり、『アメリカン・サイコ』 はベイトマンのような人間をコケにした小説だ。
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posted at 05:27:32
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
＞ヤッピー＝富裕な白人層がいかに階級的な差別に囚われており、狂ったように消費に取り憑かれているかを諷刺した小説だが、今ではオルタナ右翼がその映画版を熱心に賞賛している。この事態は単なる誤読ではなく、エリス自身が内包している問題によるものだ。
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posted at 05:27:13
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
まずは川本さんの批評を引用しておくと、
＞青木は現代アメリカ文学の問題児であるブレット・イーストン・エリスの最新のノンフィクション『ホワイト』を引きつつ、エリスを巡るスキャンダルを 批判的に分析し、 その政治に関する無神経ぶりを考察している。『アメリカン・サイコ』は
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posted at 05:26:52
偽トノイケ☆ダイスケ@BIとJGPクラス @gannbattemasenn
どの作品の批評も面白かったのだが、会社の仕事場の休憩場所ですぐに手に取って読める作品は（すでに読んでいた浜崎さんの「デフレとは何か」）を除くと）青木さん青木耕平さんの一連のエリス論だったので、これを読んでみたら凄まじい傑作だった。note.mu/kankanbou_e/n/...
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posted at 05:25:45
非公開
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教皇ノースライム(弁護士北周士) @noooooooorth
田村先生に聞く、経営者弁護士とはなにかを公開しました。田村先生が弁護士登録1年で立川のワンルームマンションで独立し、現在弁護士7名の法律事務所の所長をしている経緯についてお伺いしています。ぜひ御覧ください！
youtu.be/-FjkE1fYrfU
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posted at 04:48:22
玻名城のお宮の由来は悲しい話で、一種の神隠し譚としても読むことができる。「具志頭村史」（1961）にはもちろん実際にあった話として書かれているが、これは現代風に言えば、ほんとうにあった怖い話でもある。つまり実話怪談。それが年月を経て伝承となり、地域の信仰となり、神が生まれるのだろうか pic.twitter.com/x4ODuXXpyd
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posted at 04:26:58
2019年9月29日（日）の日報 mimi33.at.webry.info/201909/article...
今年後半の話題作にして怪作「みぽりん」を撮った松本大樹監督にインタビュー。
「みぽりん」はコメディとしてだけではなく、ホラー映画として傑作だと思う。
そして制作の背景には、背筋も凍るリアルな恐怖があった……。 pic.twitter.com/MUJsjdOm6z
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posted at 04:04:33
[PDF] 土器国民学校での思い出 www.city.marugame.lg.jp/itwinfo/i29011... 「彼岸花の球根はアメリカ本土を直接攻撃する風船爆弾の糊の材料だった」 しかし実際に使用されたのはコンニャク糊であって、ヒガンバナのデンプン糊は使用されていない。ではこの意外と広まっている勘違いは一体何処から始まったのか・・・
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posted at 04:00:44
Enough with the WIPs! Here's the finished drawing 😇 pic.twitter.com/hMaQtjlutz
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posted at 04:00:08
水素ガスの漏洩を防ぐために一般的なデンプン糊は採用されず、グルコマンナン構造を持つコンニャク糊が風船爆弾に採用された。つまりヒガンバナのデンプンで作る糊は関係が無い。ところが「風船爆弾の糊はヒガンバナのデンプンで作った」という間違った伝承が意外と広く伝わっている。
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posted at 03:51:35
太平洋戦争時登戸研究所の秘密戦兵器開発に対して製紙業界が行った生産協力―企画展「紙と戦争」に因んで― www.meiji.ac.jp/noborito/repor... 「天然セルロース紙同士の接着剤としては，通常デンプン糊が使われている。」「しかし，気球紙の接着に選定されず，コンニャク糊が採用された。」 風船爆弾の開史
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posted at 03:21:38
それこそ戦時中の炭鉱で労務やってた人間のように、自らを動員する側の一員であるかのような虚偽意識にとらわれているから、という側面は確実にあるのではないか、と。
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posted at 01:41:58
「歴史認識において日韓それぞれの立場があるのは当然である」というならそれこそ「植民地支配した側／された側」という非対称性こそがきちんと見据えられねばならないはずなのに、「日本側にも主張すべきことがある」みたいな意味合いばかりがにじみ出てしまうのはなぜか。
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posted at 01:38:23
例えば徴用問題でも、それこそ「労働者感」で考えれば被害者の側に立って然るべき立場の人間の方が数で言えば多いわけでしょう。でも取り立てて右翼的というわけではないメディアでも「歴史認識において日韓それぞれの立場があるのは当然である」みたいな言説がまかり通っているわけで。
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posted at 01:35:19
……「動員する側／される側」という対立から目をそらして動員する側の論理を内面化しちゃってる人間が少なくないから、というのはあると思うんですよね。そういう意味では「労働者感」の喪失と歴史修正主義の横行とはそれなりに太い線でつながってるのではないかと。
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posted at 01:32:12
↓RT 「最大の問題は歴史修正主義の横行」というのはまったく同感なんだけれども、日帝の旧支配者層に縁をもつわけでもない人間が歴史修正主義に取り込まれるのはなぜか？ というのを考えると……
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posted at 01:30:22
中野さんと中村さんにはジーン・ウルフの翻訳についても聞いてみました。ウルフの英語は難しくないけど「なぜそこにこの文章が出てくる？」と思うことはしばしばあると。それがウルフだから！（たぶん中村さんには伝わるネタ）
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posted at 00:06:51
