高水ふくちょ🦎(@takamiclaire)/2013年10月31日

お互いに真っ赤な顔をしてるんだろうなぁと思いながら、真っ赤な顔で目をパチクリしているネイトへと笑いかけた。

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posted at 23:52:42

怯えているネイトに思わず苦笑いする。
「じゃあ目を閉じてみて」
「はい」
素直に閉じるネイト。周囲に人影はないし…ちょっと大胆になってもいいよね？
「っ！」
「はい、トリック」
ほんのちょっと唇にかする程度のキス。けど、とっても甘いお菓子を食べた気分だ。

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posted at 23:52:35

お礼を言うネイト。そして私も言われて終わるわけではないので、
「トリックオアトリート？」
「えっ?!」
多分その反応からすると何も持ってないんだろうなぁと思う。服を漁っているのがいい証拠だ。
「……なさそうなら悪戯していい？」
「あ、あんまり変なのはやめてくださいよ……？」

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posted at 23:52:29

がっくりとうなだれるネイト。なんかこう……うん。
「あ、そうだ。クルーエルさん」
「ん？」
「えっと、とりっくおあとりーと……です」
ハロウィンの決まり文句ー多分ミオの入れ知恵だろうと思いながらクッキーを取り出して渡す。
「あ、ありがとうございます」

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posted at 23:52:22

聞き慣れた声に思わず頭の中が真っ白になる。えーと…この声はもしかして………。
「ね……ねいと……？」

「なるほど……」
話を聴いてネイトのその姿にようやく納得した。…というよりなんだろうこの可愛い生命体…！
「ま、まあハロウィンだし…」
「だからってなんで女装なんですか…」

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posted at 23:52:15

適当に校内をぶらついていると、少し長めの黒髪の生徒が黒いローブを着て歩いてきた。
「(わ…素敵な黒髪。ネイトが伸ばしたらあんな感じなのかな？)」
そんなことを思っていたら、その少女はこちらを見るなり駆け出してきた。
「く…クルーエルさーーん!!」

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posted at 23:52:08

「おっかしいなー。皆どこに行っちゃったんだろう…。トレミア祭の準備もあるのに…」
ハロウィンだからと押し切られて渡された白雪姫の衣装に身を包み、クルーエルはクラスメイトを探していた。
「ネイトもミオまでいないし、どこ行ったんだろうな」

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posted at 23:51:35

「ミオさんは悪魔ですか!?」
「全軍！トリックー！」
その言葉を合図に隠れていたクラスメイトの女子生徒が飛び出してきてネイトを確保した。
「ふっふっふ。さあ、可愛くなっちゃいなよ、ユー」
抵抗しても無駄だと悟り、ネイトは抵抗を諦めて脱力した。

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posted at 23:51:28

「まあまあ。そんなわけでトリックオアトリート〜」
お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうぞーー
この日の決まり文句にネイトは顔を青くした。そしてミオの手元には目を逸らしていた化粧用具入れ。(嫌な予感が全身を駆け巡った)
「お菓子なんかないよね〜。触媒も回収したし、それも使えないからね」

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posted at 23:51:21

「あ、ネイトくん起きた？」
教室にひょっこり顔を見せたのはミオだった。……外で待機していたのだろうか。
「ミオさん!この格好はなんですか！」
「え〜だってすごく似合うもん」
「嬉しくないです！」
必死の言葉もミオは笑って流してしまう。

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posted at 23:51:02

机の上に置き手紙があったので読んでみる。

『今日はハロウィンだよネイティ！そんなわけで、ネイティは魔女っ子ね！』

文面から察するにこれを書いたのはサージェスだろう。くしゃりと手紙を握り締める。
「……サージェスさん………どういうわけですかぁぁ!!!」
絶叫が教室を震わせた。

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posted at 23:50:54

ズキンと頭に鈍い痛みが走り、ネイトは目を覚ました。なんだか前にもこんなことがあった気がしてならない。痛みの箇所を触ろうとぼんやりとした意識で頭に触れる。
………肩より下まで髪があることに気がついた。
嫌な予感のままに自分の着ているものを見る。
女性用の黒いローブだった。

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posted at 23:50:45

「で、でもキリさんも持ってないですよね?!」
「まあそれはさておき、あんたからお菓子もらうか」
「さておかないでください！というより私も持ってなーー」
「ん。ご馳走さま。じゃ、下に行って朝飯作るかー」
「なっ…なななななっ……!」
甘いお菓子、ご馳走様でした。なんてな。

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posted at 22:34:49

「はい！もちろんです！」
確信犯か。と、嘆息しようと思ったが、逆に面白いことに気がついた。
「…なあ、エルー？」
「はい？」
「トリックオアトリート？」
「はうっ!」
そう、俺が持ってないってことはエルーも持ってないってこと。言葉に詰まってるのがいい証拠だ。

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posted at 22:34:42

「キリさん！トリックオアトリートです！」
「………エルー、寝ぼけてる？」
「寝ぼけてませんよ？」
10月31日の朝。起きて早々いつもよりも派手な寝癖をしたエルーことエルレインにそんなことを言われてしまった。
「というより、この状態だと俺がお菓子持ってないの知ってんだろ？」

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posted at 22:34:36

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「えー！じゃあいたずらする！」「はは。困ったなぁ。でもユトのイタズラなんて怖く…」

「――まずは、お前をもう一度エデンの最奥に突き落としてみるとするか。」

「…えっ、何！？今のユトの声…えっ！？」「わあいシェル兄びっくりしたー！」「待って！？今の、今のは何だったの！ねえ！？」

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posted at 22:20:01

「シェル兄ー、とりっくおあとりーと！」「うわ、ユト！？どうしたのその格好…」「エリ姉がしてくれたよ」『見事なフランケンですね…』「一瞬新手の幽幻種かと身構えたよ…」「もー、シェル兄はやくおかしー！」「えっと…ごめんユト。今お菓子持ってないんだ」

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posted at 22:16:28

「……トリックオア」「ああ。マシュマロで構わないか」「……………………うん」「………悪戯してもいいぞ」「…！」「……悪戯、したかったんだな？」「…うん」

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posted at 22:06:23

「レオン」「どうした春蕾。こんな時間に一人で俺の部屋に来るなんて珍しいな」「うん。さっきまで、上層会議で忙しかったから」「そういえばそうだったな。…それで、何かあったのか？」

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posted at 22:05:12

だしまき @dashimaki893

ちいゆさんのアイス見てると食べたくなる。絵はネイト pic.twitter.com/lHuZBk8Yg7

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posted at 21:46:29

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「…それだけ!?」「ああ。名前は覚えている」「じゃ、後は私に任せなさい！いざ、未開のカフェへ！しゅっぱーつ！」「落ち着け、ヘレン。転ぶぞ」「平気！レフィスこそ、急に迷子にならないでね！私びっくりしちゃうから」「…気をつけよう」「ほら、急いで探さないと閉まっちゃうわよ！」(終)

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posted at 21:22:06

「だろうな」「あーぁ。ネイト君達今ごろやってるかなぁ」「かもな。…そういえば学舎の近くに、新しいカフェが開店したらしい。…行ってみるか？」「そうなの？ていうか、どうして知ってるの？」「さあな。行くのか行かないのか」「行くわよ！それで、何処にあるの？」「…駅の辺りだ」(3)

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「そうなのか。それで、内容は」「そうだった。仮装してお菓子をくれないといたずらするぞー！って誰かに言って、お菓子を貰ったりするの。ミオに詳しい話も聞いたけど、難しくて」「ヘレンもやりたいのか？」「ううん…。私、知らない人はちょっと苦手かな。顔見知りはいるけど、無理かも」(2)

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「なぁ、ヘレン。朝から不思議に思ってたんだが、ジールや駅でお菓子をあげたり貰ったりするあれは何だ？」「えっとねー。ハローウィンって言って、異文化交流の一環みたい。といっても…これがどこで行なわれたか、分かんないけど、なんかやろう！って雰囲気にね。あ、トレミアもやってるのよ」(1)

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posted at 21:21:41

つまりレフィスは神だったんだよ！

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posted at 19:50:16

ん？ lef is……lefis ………レフィス………？？

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posted at 19:49:25

lef is ごっど。

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posted at 19:48:52

ofの後には名詞入れろよ！！！！！lefだった！！！！！

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posted at 19:47:56

そのlefの使い方めっちゃぞわぞわする！！！！！うわぁ！！！！！

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posted at 19:47:22

Yer she saria stig lef xeoi
（夜色の祝謡をあなたの下へ）
だから、問題なく「lef」にゎ形容詞を繋げれるょ・・！

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posted at 19:46:12

魔笛だと「-s-」で形容詞、「-Oz-」で動詞だょ・・・！ #セラフェノ

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posted at 19:41:53

動詞は「-c-」、「-Ye-」。形容詞は「-l-」。名詞は「-di-」で繋げられるょ・・・・！ #セラフェノ

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posted at 19:39:55

「-l-」ゎ・・形容詞と・・・・ｽﾞｯ友だョ・・・・・・！！

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posted at 19:30:33

らっせーらー、らっせーらー！

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posted at 19:29:19

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"La Selah"を見ると脳内でラッセーラーラッセーラーって掛け声が流れ始める #セラフェノ

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posted at 16:27:17

-l-は形容詞の接続でなく名詞の接続であった可能性 #セラフェノ

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posted at 16:07:03

そんなのことを思い、ミシュダルはこっそり苦笑した。
「あ、あれ？これでしたっけ？」
「……それは水銀だ。俺が今欲しいのはその二つ上の棚の右から二番目のだ」
手のかかる助手だ。と今度はため息が出てきた。

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posted at 13:04:41

「………」
「………」
「………クスン」
「ああもうわかった！さっさと書いて付き合ってやるからそれを外してとっとと手伝え」
「はーい！」
「……嘘泣きか？」
「完成までの時間は本当ですよ？」
「はぁ…」
甘やかしという菓子をくれてやってわがままの悪戯を食らう。何とも言えないな。

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posted at 13:04:35

「ほら！フランケンシュタインの肉じゅばんですよ！これ、完成までに一ヶ月かかったんです！」
「そんなことする暇があったらいい加減試薬を取り違える癖を直せ」
「……着てくれないんですか？」
「昨日仕込んだものの結果とこいつの実験開始日だ。報告書を書き上げて提出しなければならん」

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posted at 13:04:30

「いいからミシュダルさんも仮装しましょうよー！このままだと私、痛い人で終わっちゃいますよー！」
「現に今痛いからな」
「ああああミシュダルさん酷いー！」
どうでもいいがグラム単位で試薬の準備をしているときにそんなことをしないでもらいたい。手元が狂ったらどうしてくれるんだ。

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posted at 13:04:24

ほう。こいつの口からそんな言葉が出てくるとはな。しばらく天気が不安定かもしれんな。ちなみに今のレインの格好は、頭にかぼちゃの中身をくり抜いて目と鼻の場所に穴が空いたものを被っている。突然そんな格好でやってきたのなら俺でなくとも頭を病んだのかと疑問を抱くだろう。

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posted at 13:04:16

「10月31日。いたって何もない平日だ。そんなことより何をいつにも増して訳の分からない格好をしているんだ」
「訳の分からない格好ってなんですか！今日はハロウィンです！そしてこれはハロウィンのコスプレです！」
「知らん」
「取りつく島もありません?!」

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posted at 13:03:57

「ミシュダルさん！ミシュダルさん！」
「…なんだ、レイン」
相変わらず騒々しく入ってくる奴だ。静かに入ってくることは出来ないのか？頼むからこれ以上実験機器やら薬品を壊したりブチまけたりはしてくれるなよ。
「今日が何の日かご存知ですか？」
その問いかけに作業の手を止めずに答える。

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posted at 13:03:49

持っていた飴玉をヘレンに手渡す。さあ、これでもう逃がさないぞ、ヘレン

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posted at 12:45:48

「Trick or Treat?」
「えっ…！私今はお菓子何もない……」
「…なら、お前をもらおう」
「えっ…?!」
「狼の前に赤ずきんがいちゃダメだろう？」
自分でも知らないうちに口角が上がる。
「そ、そうだ！レフィス！とりっくおあーー」「これか？」

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posted at 12:45:43

許可をもらって髪を整えさせてもらう。櫛で軽く梳いていき、借りたピンでまとめる。
「……少し不恰好になってしまったが、こんな感じでどうだ？」
「わっ…！すごいよレフィス！」
手鏡に写った姿に驚き、笑みを見せてくれるヘレン。……この気持ちはなんだろうな。
「ヘレン」
「ん？」

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posted at 12:45:37

「そういえば、ヘレンは何の仮装なんだ？」
「あぁ、私？私は赤ずきんだよ」
ふわりとその場で一回転してみせるヘレン。なるほど、確かによく似合っている…が。
「ヘレンの場合、下手に頭巾を被るよりその髪をいじった方が似合うと思うがな」
「え、そう？」
「あぁ、少しいいか？」

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posted at 12:45:31

「……ところで、この耳は何の動物なんだ？」
「えっへへ〜。何だと思う？」
手鏡を渡されて見てみる(外させてはくれないらしい)。自分の名詠と同じ灰色の耳。…となるとこれは……。
「狼か？」
「おお！流石、大正解！」
犬っぽく見えないでもないが、辛くも正解だったようだ。

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posted at 12:45:25

ユーダイ＠タコツボ小隊 @Takotubo32

「おお。レフィス似合うねぇ〜」
「…褒められてもあまり嬉しくないんだが」
ヘレンから何かの動物の耳のカチューシャを無理矢理装着され、俺は複雑な気分でそう答えた。ハロウィンだからとヘレンに押し切られて渋々了承したのだが、百歩譲って何かのコスチュームならかと思ったが何故耳なんだ？

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posted at 12:45:19

「メーコはよく毎回難しい呪文唱えられるね」
「いうても最初の頃とか意味わからんまんまカタカナで書き出した誤訳まみれのを唱えてただけだからネ。これ適当な文字列でもいけんかねって一回あのクソ長いスタバのカスタムメニューで代用してみたんだけども」
「うん」
「喚べた」
「マジで！？」

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posted at 05:54:42

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古のとぜむ @varplgis

「トリックオアトリート？」
「是非ともボクにイタズラ！イタズラさせてください！」
「帰ってくれシュベルク」
「はい」

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posted at 00:01:12

「いらっしゃい、イブマリー」
「ええ、お邪魔するわ」
「ところでイブマリー」
「何かしら？」
「Trick or Treat？」
「あら残念ね。ちょうどここにケーキがあるの。立派なお菓子だから失敗ね」
(とんだ策士だよ、君は)
箱から出てきたケーキを見て、カインツはそう苦笑した。

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posted at 00:00:51

「なら、後であなたの部屋にお邪魔させてもらうわ。それから内容を決めるわね」
ーーーもしかして、部屋に来る口実が欲しかっただけ？
「……なに笑ってるの、カインツ」
「いや、なんでもないよ。それじゃあ悪戯好きな黒魔女さんの仰せの通りに」

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posted at 00:00:44

「え、えーと……」
「…………無いのね？」
あ、そうだ！申し訳ないけど他人からもらったものをーー
「まさかと思うけど、他の人からの渡そうとしたら怒るってレベルじゃ済まさないわよ」
「……無いです」
大人しく観念することにする。言った瞬間、イブマリーの口角がわずかに吊り上がった。

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posted at 00:00:37

彼女ほどこの衣装が似合う人もいないだろうと思う。黒い外套に身を包み、黒い鍔広の帽子。ステッキは……持っていなかったが。あれば完璧なのになぁと頭の片隅で考える。
「……ねえ、カインツ」
「うん？」
「Trick or Treat？」
しまった！顔に出ていたのか?!

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posted at 00:00:29

「ん？」
ムニ、と振り返ったところで頬に指が刺さる。そんな悪戯を仕掛けた本人は少しだけ口角を緩めて笑んでいた。
「浮かない顔ね。どうかしたの？」
「うーん。お茶目な黒魔女さんに言っていいものか悩むところだね」
そこにいたのは黒魔女の衣装に身を包んだイブマリーだった。

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posted at 00:00:22

別にそれが億劫なわけではない。問題はそこに『トリックオアトリート』の一言が入っているからだ。お陰で手持ちのお菓子のストックが尽きてしまった。今話しかけられて要求されたら困るなぁと漠然と思う。そんなことを思いながら校舎を歩いていると、肩を叩かれた。

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posted at 00:00:12