高水ふくちょ🦎
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2013年12月12日(木)

枯木朽@鏡面世界の探求者(シーカー) @disabikitare
彼の必死の抵抗を一言で切って捨て、手を繋ぐ。さあ、これでもう逃げられないよ、ネイト。
「って!せめて着替えさせてくださいって!ねえクルーエルさん聞いてますか!?」
もちろん聞き流してますとも。
心の中でそう答えると、手を絡めてカフェへと歩き始めた。
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posted at 23:58:15

枯木朽@鏡面世界の探求者(シーカー) @disabikitare
「……あの二人には私から言っておくわ。その代わり…」
「なっ…なんですか…?」
恐る恐るの上目遣いにドキリとしながら息を整えて告げる。
「ちょっとカフェ行きましょうか。その格好で」
「え!?いや、その…ぼ、僕今日お金持って無いですし!」
「私が出すから気にしないの」
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posted at 23:58:07

枯木朽@鏡面世界の探求者(シーカー) @disabikitare
そして恐るべきことに似合っている。もはや違和感はどこか遠い世界へと旅に出たかのようなベストマッチ。
「ミ、ミオさんとかサージェスさんが面白半分に…」
やっぱり主犯はあの辺りか。とクルーエルは内心ため息をつく。しかし、似合う。女である自分が思わず嫉妬してしまうほどに。
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posted at 23:57:58

枯木朽@鏡面世界の探求者(シーカー) @disabikitare
「…………ネイト?」
見た瞬間、頭が真っ白になった。それは、呼びかけたネイトの姿に、だ。
「こっ、これはそにょ…!」
あ、噛んだ。いや、それよりも彼ーー否、何故か『彼女』に今はなっている。そう。俗にいう女装と言われる状態にだ。
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posted at 23:57:35

RT @kuro_chalk: ――目を覚ますと、一面黄金色の草原に寝転がっていた。
身を起こして周りを見ても、地平線までまっすぐ同じ景色。
さぁ…と柔らかい風が駆け抜けて頬を撫でる。
悩むのをやめて、風上に向かって歩くことにした。
決めた理由があるわけでもないが、なんとなく…
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posted at 23:51:39

そうキミは笑いながら告げ、大木にそっと手を添えると溶けるように吸い込まれていった。
今度はあまり待たせるのは良くないだろう。
ボクも、もう、逝こう。
生まれ変わったら、真っ先にキミを見つけるから。
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posted at 23:51:28

「さて、他には何かある?」
「……いや、もうないかな」
「そう、なら行きましょう。約束は覚えてる?」
「勿論さ。キミともう一度勝負できるのを楽しみにしていたんだ」
「今度は、最後までやり遂げてやるんだからね」
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posted at 23:51:20


「…やあ、久しぶり」
「…ええ、何年ぶりかしら?」
「キミと最後に話したのは…40年前かな。」
「そう…、ここで待っているのは退屈だったわ」
「待たせないほうが良かったかな?」
「バカね、10年かそこらで来ていたら追い返すつもりだったわ」
「そう言うと思っていたよ」
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posted at 23:51:02

大きな木の根本に、だれか立っているようだ。
思わず駆け出したくなる脚を、頭で押しとどめる。
そこに、彼女が居る気がしていたから。
肩で息をしたままで会うのは、格好悪いだろうから。
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posted at 23:50:54

やがて、黄金色の海に、ぽつんと一つ何かが見えた。
なんだろうか、向かってみる。
すこしあるく。
ぽつんとした何かがだんだん大きくなってくる。
もっとあるく。
少し息が上がったころになると、はっきり見えるようになった。
何かは、大きな木のようだ。
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posted at 23:50:45

ニンジャスレイヤー (1) ~マシン・オブ・ヴェンジェンス~ (カドカワコミックス・エース) 余湖 裕輝 www.amazon.co.jp/dp/4041209420/... @AmazonJPさんから
内容紹介:
結界の鍵をイグニドに奪われた天結宮。皇姫サラを筆頭に、巫女、千年獅、シェル… んっ?
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posted at 23:35:53

Ris sia sophia,
Deris Sew d-l-ele memoria Eo,
yehle Riris. ria yum Is-Ye-sophia noi nefis I.
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posted at 23:12:46

きっと。……いや。絶対にこの想いは変わらない。
『出会ってくれて、ありがとう』
沢山の幸せをありがとう。
愛しい人よ。叶うのならば、いつか別離れてもまた……再び巡り会うことを。
って事でお粗末様でした!
今度から呟き溜めておく時は番号ふっておこうと思いました。
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posted at 23:09:39

……ああ。全く、君って奴は。
「……負けるつもりは無いよ?」
「あら、わたしだって無いわよ?」
今度は涙の代わりに笑みが零れる。
愚かな夢だと言われても構いやしない。いずれ別れは来る。それでもボクは。
「君と出会えてボクは幸せだよ。今も昔も……これからも」
「……わたしも同じ」
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posted at 23:08:05

「……勝負?」
離れていく指先を恨みがましく。そして若干名残惜しみながら問えば、まるで悪戯が成功した子どもの様に彼女は微笑んで。
「そう。
――もしも生まれ変わったら、どちらが先に相手を見つけるか。
中々良い勝負だと思わない?」
その言葉がゆっくりと脳に染みていく。
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posted at 23:07:48

そう告げようとした矢先に、もう片方の彼女の手。その指がそっと唇に触れて留めた。
何故? そう思いながら瞼を開いた先には、どことなく嬉しそうで。それでいて悪戯っ子の様な笑みを浮かべた彼女が居て。
「ねぇカインツ。わたしと勝負しましょう?」
彼女の考えが解らず、瞬きを一つ。涙が伝う。
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posted at 23:07:34

ああ。さっきから、はらはらと零れる涙が止まらない。
「馬鹿らしいと夢を見過ぎだと鼻で笑ってくれたって構わない。別に独り言、戯れ事だと思って返事をしなくても良いさ。
……もし。もしも生まれ変わったら、ボクともう一度」
――ボクともう一度、共に生を歩んでくれないか。
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posted at 23:07:25

「君はボクから沢山の事を貰ったと言ったけど、ボクも同じくらい君から沢山の事を貰ったよ。だから返せないとか、押し付けてるなんて思わなくて良いんだ。
……だけど、それでもと思うなら……一つだけ良いかい?」
自分のものより細く白く暖かい彼女の手。いずれ離れてしまうそれをぎゅっと握る。
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posted at 23:07:10

永遠なんて訪れない。いつか必ず別れは来る。それが少し早いだけ。それが解らない様な、見ない振りする程子どもじゃない。いい大人だ。覚悟くらい決めるさ。
だけど。悲しい、寂しい、辛い。その感情は偽れない。それだけボクは君を想っているから。
「ねぇ、イブマリー」
「……何?」
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posted at 23:06:52

だから、今。
「幸せだよ、ボクも。
君との思い出は朽ちる事無いボクの宝物。君が居なくなったとしても、忘れたくなんか無い。悲しい物になんてならない。それくらいで不幸せになんてなるもんか」
「カインツ……」
「……でもね、やっぱり君が居なくなるのは悲しくて仕方ないよ」
解ってる。
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posted at 23:06:32

「違う」
頬に触れている手を握り締め、強く否定する。
「違うよ、イブマリー。
それはボクがやりたくて、欲しくてやった事だ。君の為じゃないと言ったら嘘になるけれど……でも、ボクが幸せになりたくてボクの為にした事だ。
君がそう抱え込む事じゃない」
そう、幸せになりたくて手を伸ばした。
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posted at 22:58:38

「わたしはあなたから沢山の事を貰ったわ。
友人としての思い出。そして愛する人としての思い出。こんな普通の幸せなんて得られないと思ってたのに、今は結婚してネイト(子ども)も産まれて……わたし、とても幸せよ。
……なのに、あなたに何も返せず、辛さを押し付けていく事しか出来ない……」
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posted at 22:57:29

「それは難しい注文ね」
そこで切れる会話。暗い雰囲気を消したいのに、口にする言葉が見付からない。
何も言えないまま時間が過ぎて……彼女がボクの頬へ手を伸ばした。
「ごめんなさい」
困った様に悲しい顔の彼女と、ボクの頬を触れる彼女の手の暖かさ。それに漸く自分が泣いてる事に気付いた。
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posted at 22:57:07

