高水ふくちょ🦎
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2014年05月15日(木)

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虹色名詠士の朝は早い。日が昇るよりも早く、彼はベッドより起き上がる。
────どうしてそんなに朝が早いのですか?
『眠ってる間に、部屋に誰かが忍び込んでないかが不安で…』
寝起きの不機嫌そうな視線で、彼はそう答える。虹色名詠士の闇は深い。
我々は彼の一日を密着取材することにした。
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posted at 22:48:34

@Selah_Nesia 顔を洗うと彼は部屋の中だと言うのにコートを羽織った。
『友人に頂いたんですよ』
そうはにかむ彼は、少しだけ幼い表情を見せる。思わず深く尋ねることを忘れてしまった我々をおいて、彼はキッチンの方へと向かった。
今日の朝はトーストのようだ。
続き待ってます
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posted at 22:54:09

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日の光がようやく町を照らし始める時間に、彼は宿を出る。
────本日はどちらへ?
『気の向くまま…と言いたいところなんですが、これから会合なんですよ』
虹色名詠士のもう一つの顔、イ短調。どうやら今日の我々は彼の素顔を2つ知ることができそうだ。
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posted at 23:08:49

次の列車に乗れば集合の時間には間に合うのだというが、ここで思わぬアクシデント。
『……あっ』
列車の切符を買おうとして、財布を宿に忘れたことに気づいた生ける伝説。カメラに見せた照れ顔もまた、凛々しい彼が普段は見せない表情である。
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posted at 23:08:59

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『完全に遅刻ですね』
ベッドの下の隙間から財布を発見し、大急ぎで駅へと戻った我々は、無情にも汽笛を鳴らして駆けてゆく列車を見送った。
────大丈夫なんですか?
『いつものことです、慣れっこですよ』
そう言ってにこやかに笑う彼。この余裕こそ、大物の風格と言うやつだろう。
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posted at 23:45:42

ゼッセル「ネイト、ここに1本の矢があるな」
ネイト「はい」
ゼッセル「1本だとこうだ」(バキィッ)
ネイト「はい」
ゼッセル「3本だとこう(バキィッ)…折れたな」
ネイト「はい」
ゼッセル「まあそういうことだ」
ネイト「はい」
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posted at 23:49:39

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「クルーエルさん!」「どしたのネイト」「ここに1本の矢がありますね?」「…うん?」「これをですね……こう………んっ……ふぎっ…!」「……折れないね」「……そういうことです!」「そっかあ」
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posted at 23:52:30

「ここに矢が一本ある」「そうね」「(バキィ)」「次は三本?」「(バキィ)」「一、二、三……十本ね」「(バキィ)」「ネシリス
なにが言いたいの?」「鍛えればこういうこともできる」「やらないわよ」
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posted at 23:55:08

「カインツ」「はい」「コートのクリーニング代も馬鹿にならないんだから、汚すなってわたし散々言ってたわよね(バキィッ)」「イブマリーそれスチール製…」「"ごめんなさい"は」「ネイトと一緒になって泥遊びしててすみませんでした」
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posted at 23:58:17

「ここに一本の矢があるだろ?」「折るんだろ」「ああ。じゃあエイダ、これを顔の前で持て」「は?矢が三本…あのな、言っとくけど私でも矢三本くらい折れるぞ」「いや、お前は折らなくていい。私が蹴る」「あぶねぇ!?」
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posted at 23:58:57