高水ふくちょ🦎
- いいね数 31,953/28,159
- フォロー 1,040 フォロワー 742 ツイート 110,172
- 現在地 おいでよサガ地方
- Web https://www.pixiv.net/member.php?id=1669420
- 自己紹介 おえかきたのしい鷹 °Σ° 8割スマホゲーの話 #たかいぬピクチャ #クリスタを起動してサボテンを描く #タガタメジャージ部 絵はpixivかインスタで見るほうがいいです https://instagram.com/fukucho.bless
2014年11月02日(日)
中華ロリも良いですが、ミリタリーロリータも素敵なので推しておきたい www.google.co.jp/search?hl=ja&s... pic.twitter.com/fhEBTnPwiI
タグ：
posted at 23:35:25
そんなエンネにつられてミラーも笑顔になる。
夏の夕方、まだ照りつける夕陽の中を吹き抜ける風が心地よい。
そんな中、泳げない少年の足取りは一番軽いものであった。
終
タグ：
posted at 00:51:24
急に軽い足取りになるエンネ、その顔は先程までと違って弾けるような笑顔だ。
そんなエンネを見てミラーは今までに無い不思議な気分になる。
胸が締め付けられるような息苦しいような……しかし不思議と悪い気分ではない。
「それじゃあ明日の放課後にでも行こうか。」
タグ：
posted at 00:51:20
こういうときのエンネは優しいが、今日はその優しさが胸に刺さる。
「今日のお礼に今度、何か甘いものでも奢るよ。」
「ほんと！」
エンネの目がいきいきとしだす。
彼女、甘いものが好きだからな。
「じゃあ学校のカフェテリアでケーキセット、でもいいかな？」
「もちろん！やったぁ！」
タグ：
posted at 00:51:13
カインツは……結局泳いでたのかわからないが楽しんでしたようだ。
そんな中……
「すまないエンネ……色々教えてもらったのに駄目だったよ。」
ミラーがそう切り出す。
結局エンネは自分に付きっきりで遊べなかったのだ。
「ううん、アレだけ頑張ったんだし仕方ないよ。」
タグ：
posted at 00:50:55
その後も色々挑戦するが全然上達することはなかった。
結局浮かぶことも出来ないまま帰路につくことになってしまった。
「いや～疲れたぜ！」
ゼッセルとビィはかなり遊び回ったらしい。
ゼッセルはまだ元気があるようだがビィは少し眠たそうだ。
「焼きそばとかき氷も美味しかったよ。」
タグ：
posted at 00:50:49
……。
……。
……。
……遅い。
慌ててエンネはミラーをひきあげる。
突然ひきあげられたミラーはひどく咳き込む。
どうやら水が鼻に入ったらしい。
「ｹﾞﾎｹﾞﾎ……浮かば……ｺﾞﾎ……ないな……。」
咳き込みながらも答えるミラー、本人も浮かんでない自覚があるらしい。
タグ：
posted at 00:50:25
(いかんいかん、今日は泳げるようにならねば。)
必死に雑念を振り払い、ミラーはプールに入る。
「まずは水に浮かんでみる？」
どうも体育座りを水中でやると浮かぶらしい。
実に簡単だ。
「それくらい簡単だよ。」
そう言ってミラーは息を吸い水に潜った。
……。
……。
タグ：
posted at 00:50:00
そんな俺の気持ちとは裏腹にエンネはやる気満々だ。
この辺は頑固で責任感の強いエンネらしい。
「さぁ行くわよ～！」
「あ、ちょっと待って！」
妙にテンションの高いエンネに腕を引っ張られる。
いつも一緒にいる友人だが今日は水着だ、しかもテンションが高めで雰囲気も違って見えて……
タグ：
posted at 00:49:09
「はぁ……、エンネも遊んできなよ。」
分かってはいたが、ゼッセルは泳ぎを教えてくれる気は無いらしい。
ビィとカインツも遊びにいこうと誘われただけのようだ。
ならすでに泳げるエンネも俺につきあう必要はない。
「ダメよ、次の授業から水泳なんだし、今日中に泳げるようにならなきゃ！」
タグ：
posted at 00:48:58
「……カインツが買ってるの……おでんか？」
「……そうみたいね。」
どうやらエンネもカインツを見つけたらしい。
売店には山盛りのおでんを買うカインツが。
いつも控えめな彼女もさすがに苦笑いを隠そうとしない。
泳いだ後の冷えた状態ならわかるが……まだプールについたばっかりだよな？
タグ：
posted at 00:48:07
ゼッセル、ビィ、ミラー、エンネ、そしてカインツだ。
どうもカインツはイブマリーにも声をかけたようだが断られたらしい。
「カインツならさっき売店に行ってくるって言ってたよ？」
……まだプールについたばかりだぞ？
ミラーはそう考えつつ苦笑しながら売店の方へ目を凝らす。
タグ：
posted at 00:47:30
「……ゼッセルのやつ、泳ぎ教えるって言ってたよな？」
つい先程、家まで押し掛けてきた悪友はもうプールに飛び込んでいる。
遠くで飛び込みを注意するアナウンスが響く。
「そういえばカインツはどこに行ったのかな？」
そうミラーはエンネに訪ねた。
今日の参加者は５人だ。
タグ：
posted at 00:46:59
「「いぃぃぃやっほうぅ！！」」
ゼッセルとビィがプールに走っていく。
ここはエルファンド名詠学舎の近くにあるプールだ。
先日の約束通り、終末にみんなでプールに来てしまった……いや、連れ出されたと言うべきか。
立地があまり良く無いので週末にもかかわらず、人影はまばらである。
タグ：
posted at 00:46:49
